身体は目に見える潜在意識
©️ホリスティックケア・プアマナです



昨日の記事
「他人に変わって欲しいと思う時にチェックすること」にたくさんの反響をいただきました



私自身も今、もっとも重要なテーマだと思っている『自己欺瞞』について書いています




自己欺瞞(じこぎまん)とは
文字通り自分をあざむくこと

自分の言動が、自分自身の両親や本心に背いていることを自覚していながら、自己正当化してしまっている状態を指します


欺(あざむ)く、には
馬鹿にする、さげすむという意味もあるので
自分のことをバカにしている状態でもあります




自分を欺くと
自己正当化しなければならない
という理屈は少しわかりにくいので例を挙げますね



あなたは疲れて電車に乗り、やっと空席を見つけて座りました。
次の駅でまたどっと人が乗ってきて、少し離れた位置のつり革にお年寄りがつかまったのが見えました。十分に声がかけられる位置です。
一瞬、席を譲ろうと考えたものの、やっと見つけた席を離れるのが嫌で、あなたは寝たふりをすることにしました。

目を閉じてしまえばお年寄りがの姿は見えません。でも見ぬふりをした自分を責めずに済むように、一瞬のうちにこんな事を考えます


「目の前の人が譲ればいいんだ」
「高齢者でも、通勤時間の電車に乗っているのだから、立つのには慣れているかもしれない」
「そうでなかったら、こんな時間に利用するのは避ければいいんだ」
「第1私だって疲れている」
「私より若い人だって座っている」etc



自分の良心は「譲ろう」とした
その気持ちを欺くために
自己正当化する必要があった



自己防衛です



お年寄りには全く非はないのに
自分を守るために
見ず知らずの相手さえも非難してしまう



自分を欺くと
世界を歪んだ目で見てしまう



これが自己欺瞞の怖さです






最近では心理学や精神医学の色々な概念が一般用語としても使われてきているので
自戒してしまう方は
「サイコパスなのかも?」と心配になってしまうかもしれませんが



自己欺瞞は、
囚われている時間の長短こそあれ
ほとんど全ての方が陥る罠です



厄介なのは
自己欺瞞をしている時
そこから抜け出すことが非常に難しいこと



自己防衛本能なので自分で気づく事も難しいし
気づいてもやめられない
増してや他人に指摘されると
余計に自己防衛が働いて頑なになっていくことのほうが多い



自己欺瞞は
自覚的
無意識
どちらでも起こり得ます



そして自分を欺いている間は
自己正当化し続けるので
昨日の記事にあったように
「問題」がなければならないし
必ず「相手が悪くなければならない」



当然
『世界は敵だらけ』になります



ものすごく生きにくい状態です
しかも、その状態では
「行動を変ても」
「何かテクニックを使っても」
もちろん
「相手を変えようとしても」
うまくいかないのです



次回は
なぜ自己欺瞞が生まれるのかを考察します





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