感情を感じ切る
具体的な方法です
感じ切ればマイナスな感情は消えていく
しかし、うつの方もAC(アダルトチルドレン)も
ほぼここで躓きます
何故なら、うつもACで苦しむ原因も8割がたが
素直に感じることを禁じられて育ってきたからです
うつやACで動けなくなる原因も
「感じる」から行動をスタートさせる習慣がなくなってしまっているせいで、頭も身体もストップしてしまっていることがほとんどなくらい
感情を取り戻すことって
本当に重要なのです
子どもの時に
遊んでいて転んだら「えーん
」と泣くのが自然
」と泣くのが自然お母さん又は大人が「よしよし、痛かったね、怖かったね、もう大丈夫よ」と抱きしめてくれたら
自然な自分で居られます
ところが
お母さん又は大人が
「そんなことで泣くんじゃない」
「すぐに泣き止みなさい」と怒る
もしくは無視したら？
自然を否定されたことになるので
素直になってはいけない
自分の感情は受け入れられない
自分を表現してはいけない
と、どんどん自分の感情に蓋をし
どんどん自分自身がわからなくなっていきます
そんな子どもが気にするべきは
自分の感情 < 親の機嫌
そのためには
相手の顔色を読む
相手の機嫌を伺う
機嫌を損なわないように振る舞う
ずっと思考をフル活動させ
気力をフル活動させ
自分の心を感じる余裕がなくなります
その結果
自分の感情を気にしようとしても
思考ばかりがグルグル渦巻いてしまうのです
まさにこれ
もはや自分の気持ちなんて
わからなくなっているし
どうやってアクセスしたら良いのかがわからない
それで失敗してしまう方も多いはずです
でも大丈夫
どんなに自分の心にアクセスする方法がわからなくなっている人でも、絶対に感じ切ることができる方法があります
それは身体に注目すること
どんなに思考が優勢でも、身体は正直
普段は気に留めていないから気付かないだけで
どんな時にも身体にはリアルタイムで反応が出ています
では具体的な方法
① 一人で静かになれる場所で
心の痛み、ネガティブな感情を感じ切ります
1度目で上手くいかなくても
途中で苦しい思いをするかもしれないけれど
何度かやってみたら必ず上手くいきますし
痛みも必ず消えていきますから心配しないで
② すぐに思考が邪魔してきて
大抵はジャッジしようとするので
思考から離れて、身体の状態に意識を向けるようにします
③ 怒り、悲しみ、自己卑下
その時々で、身体のどこかにギュッと力が入ったり、締め付けられるような気がしたり、冷たかったり、逆に暑かったりするはずです
その感覚を感じます
④ なにかの記憶が蘇ってきたり
強烈の痛みを感じたりするかもしれません
でもそのまま感じます
記憶が蘇ってきても
あの時こうしていれば…
あの人があんなことしなければ…
そんなことを考えていることに気づいたら
とにかく何度でも意識を身体に戻します
1度では終わらないかもしれませんが
突然「ふっ」と消えて無くなる瞬間がきます
絶対に「ながら」では出来ません
集中して、時間をとってやってみてください
思考することに慣れていると
初めは、何度も意識を引き戻さなければならないと思います
しかも、胸やお腹がめっちゃ傷んだりします
泣きたくなるかもしれません
そしたらどうぞ泣いてください
何を考えても
ジャッジしないで、何度でも身体の感覚に戻ってください
何かを思い出して
ものすごい痛みに襲われるかもしれません
でも、せいぜい20分くらいで終わります
ずっと蓋をしてきた思いですから
過去に乗り越えられないと思って封印までした思いですから、そりゃあ痛いです
注意
記憶が例えば誰かに攻撃されたものだとしても
乗り越えるために
相手を攻撃したりしないでください
メソッドによっては
妨げているものを壊す、というものがありますが
今は、自分の感情を感じて
それを自分の一部として受け入れているのです
ここで攻撃なんてしたら
この先一生、何かを乗り越えるために相手を破壊し続けてしまいますからねー
感じて
感じて
感じて
肘をぶつけてじぃぃぃんとしても
じっとしていると消えるじゃないですか
今は同じように治まるのを待っているだけです
感じていれば20分くらいで収まりますが
思考に囚われたり
言い訳を始めたりすると
この先も20年くらい
同じグルグルを繰り返すことになります
今回は感じ切るに限定してお伝えしています
感じ切れば感情は消えていきますが
やってもやっても動き出せない
やっぱりどーも上手くいかない
そもそも、そんなの意味あるの？
思い出すのが怖すぎて一人で踏み出せない
という場合は無理せずに
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