3段のシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ《フォレノワール/子供たちの誕生日ケーキ 2016》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日は子供たちの誕生日。
今年のケーキのリクエストは、2人ともシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ(我が家での呼び方はさくらんぼのチョコレートケーキ)でした。

違うリクエストの時には2台作りますが、これまで子供たちの中では同じものだった場合には2段ケーキにすると言うルールがあり(以前2段を作った時の写真はこちら)、今年もその予定でいたら娘が「お兄ちゃんも同じケーキをリクエストするなら、どうしても3段が良い!」とのことで、3段を作ることに。
ちなみに昨年のケーキはこちら
側面のクリームは娘と一緒に飾り付けをして、夕食後にみんなで食べました。

以前は、小学生になったらケーキ屋さんのキャラクターケーキが良いとか言い出すだろうからきっと作るのもそれまでだと思っていたのですが、子供たちにケーキ屋さんのケーキじゃなくて良いのかと聞いたら、未だに私のが食べたいんだと言ってくれるのでちょっと隠れて涙…

そういえば今朝は退任式のため登校日だったのですが、誕生日に学校へ行ったのは初めて。
毎年誕生日に学校ではないことを嘆いていたので、二人とも友達たちからハッピーバースデーを歌ってもらえたのだと嬉しそうで良かったです^^

●ほかこれまで作ったシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテレシピはこちらから
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12126379434.html





【材料】

(3段目)18cm丸型+(2段目)15cm丸型+(1段目)12cmの丸型 20~25人分

☆15cm丸デコ型+12cm丸デコ型
 卵 M3個分(約160g)
 グラニュー糖 75g
 薄力粉 60g
 ココアパウダー 15g
 無塩バター 25g

☆18cm丸型デコ型
 卵 M3個分(約160g)
 グラニュー糖 75g
 薄力粉 60g
 ココアパウダー 15g
 無塩バター 25g

☆クリーム
 生クリーム 750ml
 グラニュー糖 60g
 キルシュ 20ml

☆シロップ
 水 200cc
 グラニュー糖 100g
 キルシュ 100cc

☆飾り
 チョコレート 170g
 ダークチェリー缶 4号(425g入)缶を3つ
 ココアパウダー 適量


【下準備】
○小さなボウルにまず最初に作るほうのスポンジ用のバターを入れておく
 →これに使うボウルは2つ用意しなくても、次のスポンジを作る時に使いまわしてOK
○スポンジ用の薄力粉とココアパウダーをそれぞれ合わせてそれぞれふるっておく
○3つの型それぞれに油を薄く塗り、敷き紙を敷いておく


【作り方】

①チョコレートはナイフで薄く削り、冷蔵庫で冷やしておく
  →手や室温が暖かいとチョコレートが溶けてしまうので、チョコレートは先に冷やしておくと良い

②18cmのケーキを焼き、冷めたら3枚にスライスする
 →http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-11428164975.html

③15cmと12cmのケーキを焼き、冷めたらそれぞれ3枚にスライスする
 →②の作り方で生地を作り、15cmの型に約200g、12cmの型に約100gの生地を流し入れ、170度に予熱したオーブンで20~25分ほど焼いて、竹串がつかなくなれば取り出す

④シロップ用のグラニュー糖と水を小鍋に入れて火にかけ、沸騰してグラニュー糖が溶けたら火からおろし、キルシュを加えて冷ます

------ここまで前日に準備可―------―

⑤飾りのチェリーは6個取り分けておき、それ以外は半分に切る

⑥ボウルにクリームの材料をいれ、七分立てする(室温が高い場合は、ボウルの底を氷水につけながら)
 →ホイッパーで持ち上げると角が立たず、落ちた生地の跡がリボン状に残る程度

⑦②~⑥を使って18cm・15cm・12cmそれぞれのケーキを組み立てる

 1.まず18cmの底になるスポンジの表面に大さじ6程度のシロップを刷毛で打ってクリームを塗り広げ、半割にしたチェリーを生地の中央2~3cm程度あけた周りに均等に散らしたら、再度クリームで覆ってチェリーの隙間を埋める

 2.その上に18cmの2枚目のスポンジを重ねて、表面に大さじ6程度のシロップを打ち、同様に繰り返す

 3.18cmの3枚目のスポンジを重ねて軽く抑え、表面に大さじ6程度のシロップを打ち、クリームで側面も含め表面を覆う

 4.次に15cmの底になるスポンジの表面に大さじ3強のシロップを打ち、1~3を参考に15cmのケーキを組み立てる

 5.次に12cmの底になるスポンジの表面に大さじ2程度のシロップを打ち、1~3を参考に12cmのケーキを組み立てる
 →最後飾りで絞り出すクリームは残しておく

⑧3台それぞれのケーキの表面全体に、削ったチョコレートをできるだけまんべんなくまぶしてから、表面の白い部分が見えなくなるようにココアパウダーを茶漉しで振りかける
 →ココアパウダーを側面にまぶす時は、崩れない程度に傾けながら(完璧にまぶすのは難しいですし、ある程度白い部分は見えていても可)

⑨崩れないよう注意しながら、18cmのケーキの上に15cmと12cmのケーキを順に乗せ、仕上げに再度ココアパウダーをふるう

⑩残りのクリームが柔らかければ絞った時に形が残るように8分立てにし、星型の口金をつけた絞り袋に入れて上面に等間隔に6つ搾り出し、取り分けておいたチェリーを乗せ、ろうそくやプレートを飾る
 →写真は8切9号の口金を使用。

⑪好みで残りのクリームを側面にも絞り出し、残ったチェリーを飾る