恋愛テクニック-大野愛子


みなさん、こんにちは!カウンセリングサービス 大野愛子 です。

木曜日は「不倫と浮気」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。


クラムボンは笑ったよ クラムボンは笑ったよ クラムボンは笑ったよ


「なんで彼はわたしなんかと付き合ってくれてるんだろう?」
「いつかはわたしを捨てて、他の女のところにいくかも?」


・・・なんて考えたことはありませんか?
(わたしは、あります。)


こういう不安を感じ過ぎると、彼の行動が逐一気になってしまう女性がいます。
悪いことだと思っていながら、こっそり彼のケイタイやPCのメールをチェックしてしまったり。


SNSの彼の交友関係が気になってしまうという方もいますね。

(※SNSとは、mixiやfacebookなどのことです。)
そんなことをするのは悪いと思っていながら、そうせずにいられないという感じでしょうか。ガクリ


今回のお話は、下記のケースについてのお話です。
・彼に対して不安になり過ぎてしまう。
・彼が浮気をしていないにもかかわらず、「浮気するんじゃないの?」と疑ってしまう。

(彼が男女問わず友人が多くてつい嫉妬してしまう、という場合にも参考にして頂けると思います。)


※  ※  ※


彼が浮気をしていないにもかかわらず、「浮気するんじゃないの?」と疑ってしまう。


それは、彼がモテるから?彼がとても素敵な男性であるから?
もちろん、それもあるのでしょう。
だって、あなたの愛する男性なのですから、とても大切な存在です。


ですが、彼の行動をすべて把握しないと不安になるような場合は、自分に自信がないからなのかもしれません。

「じゃぁ、自分に自信をもてばいいんですね。自信をもつ方法を教えて下さいよ!」という声が聞こえてきそうなのですが・・。


今回お話したいのは、「どうしてそこまで不安になってしまうのか?」というところなのです。


猜疑心を持ちつづけることは苦しいことです。
彼の行動を把握したくなってしまうのも、「浮気を未然に防ぎたい」という自信のなさがあるのです。


◆愛される自信がない。ゴメンナサイ


彼を好きなのに信用出来ない。

好きだからこそ、自分が選んだ人だからこそ、信じたい。
なのに、信じられない。


この矛盾する気持ちは、とても苦しいものです。
矛盾した気持ちは、「信じて裏切られたら傷つく。だったら最初から信じないでおこう」という、心の防衛本能が働いてしまうのです。


ほとんどは、過去の自分の経験から導き出した法則のようなものなのですが、

(過去にお付き合いした人に浮気をされた、二股をかけられたとか。ある日突然の別れを告げられたとか)傷つくのが怖ければ怖いほど、わたし達はネガティブな想像ばかりが浮かぶのです。


このネガティブな想像は、心を守るだけの効果があるのです。
現実にお別れを迎えた時に、「ほらね、やっぱりね。わたしはダメなのよ。」と自分をなぐさめるだけの効果はあるからです。


不安になり過ぎてしまう時には、「すでに傷ついている、すでに怖がっている自分」がいるのかもしれません。彼がどんな人であるかは関係なく、あなた自身のこととして。


◆いつもわたしだけを見ていて欲しい。花束


愛される自信がない時には、「いつもわたしだけを見ていて欲しい」と願うものです。


よくある例としては、「メール依存」などになりやすい傾向があるかもしれません。
朝の「おはよう」から夜の「おやすみ」までの間を、彼とのメールで埋めなければいられないような、そんな感じです。


お付き合い最初のまだロマンスいっぱいの頃であれば、仕事中であっても、彼は少々無理をして返信をくれたかもしれません。

でも、お付き合いが落ち着いてきた頃に女性は思うんです。
「あれ?前より彼のメールが減った気がする・・・。」??


それは、ひとえに彼が無理をしなくなっただけなのですが、「わたしへの愛が減ったんじゃない?」と考えてしまうのです。(ほとんどの場合、お付き合い最初の頃の男性は、ちょっと無理をしてこちらのペースに合わせてくれることが多いのです。)


「メールの数=彼からの愛情の量」ではないことは頭では分かるのですが、どこかに「愛されているという証拠」が、欲しくなってしまうのですよね。



◆自滅、自分を追い込んでいく。涙!


彼にメールを送る。
しばらくたっても返信がない。
自分の書いた文面が何か悪かったのかと読みなおす。
まだ彼からの返信がない。


・・こんな時、あなたならどうしますか?


「どうして返信くれないのよ!」と怒りをぶつけてしまう人もいるでしょう。
「何か迷惑なことでも書いたのかも」と思い、新たな反省文のような心情をつづった長文のメールを送ってしまう人もいるでしょう。


そして、さらに送ってしまうんですよね。
「迷惑だったら言ってね。」「ごめんね。なんか迷惑だったのかな。」


これは、自問自答をして自滅をしてしまうパターンなんです。
彼の状況がどうであるかを察するよりも、自分の不安の方にのみ込まれてしまうと、案外こういうことは起こりやすいのかもしれません。


◆ひとつの目的があるから。イヨッ


そして連絡が取れた時、彼が忙しいだけだったことが分かり、あなたはホッと安心をします。


「ごめんね、ごめんね。何回もメールして。」と言うあなたに、彼は「いいんだよ。」と、笑って許してくれるでしょう。だって、やましいことは何もないのですから。


そんな言葉をくれる彼に、そんなふうに不安を払しょくしてくれる彼に、愛情と安心感を感じてしまうんです。疑いを払拭してもらうことが、次なる「愛情確認」になってしまうのです


冒頭部分に書いた、「どうしてそこまで不安になってしまうのか?」ということについて、ここにひとつの答えがあるんですね。


不安を払拭してもらうことで、愛情を感じたいという目的があるからなんです。
(ここで払拭されないと、ケンカになってしまい、次は仲直りする時に愛情を感じるというケースもあります。)


◆こんなわたしを強く愛して欲しいという欲求。小悪魔ピース


自信のない女性の多くは、「どうせ男性はわたしを選ばない」と思っていることが多いのです。
反面、「こんなわたしを強く愛して欲しい」という欲求をもちます。


ゆえに、疑いを使い、「何があっても愛し抜いてくれるような強い男性」を求めたくなるのです。


上記に書いたように、疑いは自分自身を不安の世界に追い込むものです。
自分自身を追い込むことは、彼を「あなたは信用出来ない人だ」と追い込むことに、実は等しいことなのです。


厳しいことを言うようですが、ケイタイのチェックなどをしてしまう時点で、信頼関係は崩れかけているのです。少なくとも、あなたの方は彼を信用をしていないわけですから。


あなたが疑うことが苦しくなったり、彼があなたの不安を払しょくすることに疲れ果て、関係がうまくいかなくなるのだとしたら、それはとても悲しいことです。


「石橋を叩いて渡る」と言うことわざがありますよね。
壊れるはずのない強固な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡ることから、用心し過ぎるほど用心深くなることを言い表わします。


不安な時ほど、石橋を叩き過ぎてしまうのです。
叩き過ぎて、橋を壊してしまっては、向こう側まで渡ることも出来なくなるのです。

それは、彼との「信頼関係のかけ橋」にも似ているのです。


◆本当は、愛したい。愛


愛されたいと思うあまりに、愛を感じたいと思うあまりに、疑い過ぎてはいないでしょうか?
このタイプの女性は、自分の依存心に苦しむことも多いですが、「ひとりの男性を心から愛したい」という気持ちが強い方が多いのです。愛


信じる力をネガティブに使えば、疑い。
信じる力をポジティブに使えば、信頼。
疑いが強いというのは、それと同じだけ「信じたいし、信じる力があるから」なのでしょう。
ハート


怖がっている自分があまりにも大きい時は、過去にさかのぼり、そんな自分に気がついてあげることが必要なこともあるかもしれません。

そんな時はぜひ、わたし達にご相談下さいね。


参考になりましたら幸いです。


※実際に彼が浮気をしている・動かし難いほどの証拠がある、と言う場合には、今回の内容ではカバー出来ない面があります。その点はご容赦下さいませ。


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