内田篤人 独占インタビュー② | サッカー応援ブログ

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主にサッカー日本代表について書いていきます☆
たまにJリーグや海外サッカーについても更新していきます★

―「イタリアは勝ち慣れている」
「日本も勝ち癖を付けないといけない」とも話していましたが、クラブチームのように試合数がない代表チームで勝ち癖を付けるのは難しいのではないですか?

「一回結果が出れば変わってくると思います。
鹿島アントラーズのときもそうでしたが、一回優勝すればポンポンといける。
でも、川崎フロンターレみたいに
2位、2位という結果が続くと、なかなか勝ち切れない。
代表はアジア杯に優勝して、そこからいい流れをつくることができました。
流れをつくるには結果が一番手っ取り早いのかなと思います」


―アジア相手ではなく、世界相手の結果が必要?

「親善試合でもいいので、アウェーで強いチームと試合をすることが一番かなと思います。
ホームでもブルガリアに勝てませんでした。
ヨーロッパのいいチームにはホー ムでも勝てない。
今はまだそういうレベルなんだろうなと。
アジアで勝っているときは
『日本は強い』と言われがちですが世界のいいチームから見れば、まだまだ大したことはないんだと思います」



―ホームではなく、アウェーでやることが大事?  
「日本で試合をするときは、
相手が全然真剣じゃないなというのは感じますね。
アルゼンチンに勝ちましたけど、
絶対に本気じゃなかった。
ホームでもブルガリアのように本気で来られたら、なかなかいい試合ができないというのが現状だと思います」



―ザッケローニ監督からは「右サイドはバランスを見るように」という指示が多いですよね。
南アフリカW杯のころは攻撃面で期待されることが多かったですが、
守備面も高く評価されるようになったのはこの3年間で一番変わった部分ではないですか?

「もともと攻撃の方が好きでした。
でも2010年があって、守備をしっかりしないといけないなと。
ドイツに移籍してからは守備の方が楽しいというか、そこに魅力を感じるようになりました。
それまで守備というのは単純に失点しなければいいとしか考えていなかったんです。
でも、守備もおもしろいなと思い始めると、自分の取り組み方も変わってくる。
ドイツでは1対1の勝率が出ますし
走った距離も出ます。
そういう細かいデータが出ると、
自然とモチベーションも高くなりますね」


―当時と比べると、波も減ったように見えます。

「モチベーションでしょうね。
昔は試合によってモチベーションが変わってしまう部分がありました。
試合終盤で厳しい展開になると、
試合中から『これは負けるな』と思うこともありました。
でも、ドイツではホームで相手に リードを許していると、
残り10分ぐらいからスタジアムが
『このままでは帰れない』という雰囲気にしてくれます。
そういう意味では、勝利に対して 自分自身、粘り強くなったのかなと思います」










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