昨今、これだけはどうしても気になるのでと、
粘着している話があります。

それは、TPPと安全保障の関係性についてです。

現在、先頭に立って反対してこられた、
西田昌司先生はどのようにお考えなのだろう?と思い、
調べてみますと、昨日書き起こした動画の、
結びの部分でこのように述べてらっしゃいました。

週刊西田一問一答「TPPはこのまま交渉参加してしまうのですか?」


今日はそういう事で、
TPPに関するいろんなご質問があるんですけども、
これは要は、安全保障に関わる問題。
それからもう片方で貿易についてはですね、大した利益は無い。

しかし、今のこのグローバリズムの中ではですね、
全てを否定するわけにはいかないから、
ある程度の条件交渉になってくる、
進むも戻るも茨の道だ、という事も、
是非皆様に知って頂きたい、こういう事でした。



そしてこうもおっしゃってます。

ですからこれはですね、
非常に難しい判断を安部総理もされてるわけなんです。
決してもろ手を挙げてですね、賛成というようなですね、
民主党政権のようなのんきな話を我々はするつもりもないし、
安部総理もそんな事をおっしゃてるんじゃないと。

そこで要は私がこういう番組に出たり、
皆様方にお話しするのは、
日本人がわかってないんです、この事を。

私は今回TVタックルに出るのも、
この事をお話する為に出るんです。
地上波でどういう編集をされるか分かりませんけどもね、
自らの国を自らが守るという話の、そういう話の選択が無いと、
実はTPPの話もですね、条件交渉すら大変なんだよと。

そしてアメリカがその事をですね、日本側からその事を言っても、
受け入れない可能性も非常に高い、だからイバラの道なんですよ。
行くも進むも茨になってるということなんです。


現在、西田先生が出たくもないテレビに出て、
インフルエンザの高熱をおしてでも頑張っておられるのは、
こういう理由があったからなんですね。




出来ましたら、この先の私の話は読まなくても、
リンク先の西田先生のお話は熟読して頂きたいのです。

そんなわけで、西田先生の動画だけ見たい、
書き起こしだけ読みたいかたはこちらからGO!(´▽`)

週刊西田一問一答「TPPはこのまま交渉参加してしまうのですか?」





ここより、私の話を続けさせて頂きます。

これが小泉進次郎や石破さんであれば、
ここまで言うつもりは毛頭ありません。

しかし、西田先生は今まで先頭に立って、
TPPに反対してこられ、
その他の事でも文字通り命を掛けて、
私達の為に動いてこられたお方である事は、
これをお読みの皆様であれば、
おそらく私よりもずっとご承知でしょう。

その西田先生のお言葉を聞かないまま、
これ以上賛成反対の意見を届け続けていても、
「やはりまだ日本国民は分かって無い」
というご判断にしかならないと思うのです。

「安部さんは俺たちを裏切ったのか?!」
これも最近よく見かける言葉ですが、
今まで命がけで私達の為に動いて下さった先生を、
見境なく売国奴呼ばわりし、言い分に耳を傾けないのは、
それこそこちらが裏切っているに他ならないと思うのです。

こちらでも書いて参りましたが、
「最悪の形」でのTPP参加を止められるのは、議会の多数派である自民党の国会議員しかいないのです
という事は紛れもない事実だと思います。

その自民党の先生方を私達の意見で動かすには、
まず、言わんとする事にきちんと耳を傾ける事からでしか、
始まらないと思うのです。


というか、それって基本だと思うんです。


反対でも賛成でも、この点を無視した意見を送り続ければ、
おそらく、今後政府はもっと抽象的な発言で事を進め、
私達の予期せぬご決断をされていくか、
もしくは何も手を打てずに最悪の結果になっていくか、
どちらかでしょう。

そしてもしそれでも反対の意を届けたいのなら、
先頭に立って反対してこられた西田先生のお言葉を、
きちんと踏まえたものでなければ、
反対派の中に共産党や社民党等がいたり、
TPP反対を安部叩きに使いだしたマスコミがいる中、
おそらく今後その意見は、
同等の扱いにしかならないのでは、と思います。


お気を悪くされたら申し訳ありません。
でも、それしかないと思うのです。


安部総理が真意をひとつも言わないので、

皆様不安になられてるというのもすごくあるでしょうが、

総理のお立場では、どこに真意があろうが明言出来るわけがありません。


だからこの件は、会見の中に出てきたRCEPやFTAAP等を

手掛かりに、今世界が置かれている状況と、

今後10年何が予定されているのかを拾いながら推測しないと、

肝心なところを見誤る可能性が大なのです。



話に飽きたら西やんの動画にGO!(゚ д ゚)
週刊西田一問一答「TPPはこのまま交渉参加してしまうのですか?」




ここからはあくまで私の推察になりますが、
日本の軍事力強化の声をお願いしたい!という
西田先生の言葉の裏には、9条だ軍事国家だ、
軍靴が聞こえるだのと触れまわる真っ赤な方々や、
日教組等を潰すという動きも含まれるように感じます。

米国「在チョン左翼の早期の修正及び粛清を求める」

そして、じゃあのwww氏が最近投下するこれらの情報と、
西田先生のお言葉は、完全に一致しているものと思われます。
じゃあのwwwさんご一行様 連日降臨の模様


最近、TPPの凶悪さについて教えて下さっていた
藤井聡先生や、西田昌司先生の事までも、
売国奴だ!とおっしゃる方のご意見を散見します。

工作員も多々いるでしょうが、
最近は見分けがつきません。

しかし、藤井先生も西田先生も、
第一線で文字通り命を掛けて、
この事を伝えて下さってきたのに、
ご自身の主張と合わないからと、
全ての言い分を吟味する事無く、
簡単にバッシングに回られるのであれば、
もう私達を守って下さる政治家や政府の方も
いなくなるんじゃないか?とも思うのです。

藤井先生は、講演の中でこの事を強く申されておりました。

「まずは一通りの事を調べてからモノを言って頂きたい」

そしてこうもおっしゃってました。

「死ぬ事は、生きる事と見つけたり」
「今後の日本人に必要なのは、最悪の事態に立ち向かう覚悟」

私は藤井先生のお言葉の中に、本当に崖っぷちのところで
叫んでおられるような覚悟を感じました。
おそらく物事は、それだけ危機に瀕しているのです。

お話自体は激甚災害についてでしたが、
TPPのお話でも「奥さん!そらもうえげつのおまっせ!」
とおっしゃるくらい、グローバル社会の恐ろしさについては、
PCの前でいろんな事を言う私達より、はるかにご承知です。

これがおそらく、私達が最も頼るべき方々の思考パターンです。
私達はそこをきちんと押さえておく必要があります。
またそうでなくても、それが守って下さる方々に対しての、
礼儀だとも思うのです。



民主党政権下、皆様必死の覚悟であらゆる法案に
反対して来られたのは十分承知しております。

ただ、今はあの時のように単純な反対意見でも出せばいい、
という状況ではなくなったように感じます。
あの頃はある意味楽でした。「民主党は早く解散して下さい」
程度の文章でも数出せば効果があったのですから。

しかしこれからは、私達国民もきちんと物事を考え、
国益に沿って意見をしてますよ、という姿勢が、
最低限、西田先生を始めとする反対派議員の方々にも伝わらない限り、
その意見すら受け入れてもらえないようになると思います。
というより、そんな余裕はもうどこにも無いのでしょう。

そしてその意見の中に「安全保障」の文言が無ければ、
それはどれだけいろんな事を調べ、時間をかけて書いたものであっても、
すでにスルー対象になってしまうのでしょうし、
それが「文章の読み方」だからです。


なのでとにかく、まずは西田先生のこの動画をごらん下さい。
時間がなければ書き起こしをご覧ください。
週刊西田一問一答「TPPはこのまま交渉参加してしまうのですか?」





ちなみに、安部総理が安保という言葉を繰り返し使ったからか、
すでにこんな動きも出ています。

フランスの防衛企業が中国に最新鋭のヘリコプター着艦装置を売却
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50396566.html

これが何を意味するのか、是非ともご一考のほど
宜しくお願いいたします。