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父の病気を知らされてから次の休みに病院へ会いに行きました。
すでに背骨や腰に転移していてステージ4 。
でもこの時父はまだ骨に転移していることは知らず、ただの骨折だと思っていました

肺がんも手術すれば治ると思っていました。
私ももちろんそう思っていました。
父は全く落ち込んでおらず、いつもの調子で冗談やらをかましておりました

その姿に少し救われました

母は落ち込んでいたけれど、父の前では平然を装っておりました。
実は2019年の夏辺りから肩や腰が痛いと言っていた父。
でも、歳だし単なる腰痛だろうと思って疑いませんでした。
現に、内科も受診しており、レントゲンで異常は見つからず、レーザーや痛み止めで様子を見ていました。
一応、医者にも行ってるのだから、まさか肺がんだなんて思いもよりませんでした。
それが秋になりどんどん痛みが増して、いよいよ痛すぎて救急外来へ、、、
そして肺がんが発覚しました。
たしかに夏ぐらいから少しずつ痩せてきてたなぁ、、、
もっと早く気づいてあげれれば、、、と後悔ばかりしています。
でも、治療していくしかない。
頑張るしかない。
その日に結局、転院をすることになりました。
呼吸器の先生が常勤している大きな病院へ救急車に乗って転院しました。
私は娘のお迎えがあったので、救急車に乗っていく父をお見送りしてその日は帰宅しました。
母が自家用車で転院先に先回りして、父と合流したそうです。
転院先で主治医になる先生から、病状について、さらに詳しい衝撃的な説明がされることになるのです。
小学二年生の長女

それはそれは男の子みたいな長女。
毎日帰ってくると、ランドセルをバーンッと床に捨てて、即、家の中でバスケットボール🏀をつきだす、、、
家の中で縄跳びをする、、、
お友達は男子が多いし、今一番やりたいことはサッカー⚽️
ぶりっこ女子とすぐ泣く女子が大嫌いで、男子と殴り合いの喧嘩もしちゃう😂
おまけに空気を読むことは少し苦手で、とーってもマイペースです

あんまり他人を思いやるような優しい発言はしません。
ってか、あんまり人の気持ちを考えたりしません

そんな長女が今日の夕飯の時に
朝の通学の分団での悩みを話してくれました。
朝の分団の集合場所に遅れてきた子は置いて行っていいというルールができたそうです。
副班長の女の子が集合場所に来るのが遅いことが多く、周りの子が面白がって
置いていこー!!
と言い、今までに3回程、その女の子を置いて出発したことがあるそうです。
長女がそれがイヤなようです

後ちょっと待ってあげればいいのに、、、
副班長の〇〇ちゃんは、他の子が遅い時に待っていてくれる、、、
だから、面白がって置いていくのはかわいそうだ
と

普通のことかもしれないけど、長女からそんな言葉が出るなんてないんです

ほんとに他人を思いやる発言はしないので

すごく嬉しかった

優しいね
って長女に伝えると、ちょっと嬉しそうでした

