*結婚への封印がひらいた日* | 『愛のうた♡命、輝くとき』

いまでこそ
夫婦のこと 子どものこと
こうして綴っていますが



ここに至るまでは
本当にいろいろありました。




妊娠してシングルマザーの道を選び
旦那さんと出逢い結婚するまでに
約8年。



すごく好きになった人もいましたし
おつきあいした人もいました。


でも、どれだけ想いが募っても
"結婚"というものを描けなかった。



息子を産んだことには
後悔は全くなかったのに
なぜか 子どもがいる という自分を
引け目に感じていたり
重たいと思われるのでは と怖かったり。



だからおつきあいしても
結婚という話題を自分から切りだしたことはありませんでしたし、むしろ そういう流れにならないよう無意識にふるまっていたように思います。


 

あの日、息子の父親に
妊娠したことを打ち明け
産みたいと伝えたとき

産まないでほしいと懇願され
かたくなに拒絶されつづけて
私のなかの何かが凍りついてしまった。



きっと、もう傷つきたくなかった
きっと、もう夢を見ないと誓った
きっと、私は愛されないと信じた



他の誰より私が
私自身を拒絶し
封印したのだと思います。



仕事や交流会などで会う人に
もう結婚する気持ちはないの?と
聞かれることもありました。



まぁ ご縁があれば...とか
あたりさわりなく答えていましたが
当時は触れてほしくなかった話題でした。



息子とふたりで幸せだし
余計なお世話! と心のなかで毒づく私もいました。




ところが...


そんな私の心の封印が
ぱっかーんと開いてしまう
あるきっかけが訪れるのでした





つづく
【胸の痛みが教えてくれた】


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