春麗 CHUN LI MANIACS -2ページ目

この人の正体は。

春麗MANIACS
こんにちは。管理人春姫です。
今日は予告とおり。春姫的にはブログ史上最大のネタバレ話をします。
て言っても、このお話をぜったいに読んでいただきたいその人以外には「え?だからなに?」ていう程度のネタバレなので(ていうか、どのへんがネタバレなのかは判らないと思うので)

気軽に読んでください。

マイボス
このブログに何回も登場している人の一人に「ノクさん」という方がいます。
わたしと、わたしの大好きな人が出会うきっかけをつくってくれた人。
人生の大先輩でもあります。最近もちょくちょく、ブログに登場する「お頭さま」とはご夫婦です。

わたしに、今のお仕事の基本の基本を教えてくれた人だけれど、最近「解離性記憶障害」っていう症状に悩んで、それまでされていたお仕事のほとんどを断って療養されています。


っていうところまでは、ブログに書いていました。
あと、ノクさん自身が、記憶障害からくる対人ストレスがハンパないから誰にも会いたくないし、もう過去の人間関係全部と距離を置きたい。て言ってて

そういう時に「そんなコトいわないで!」て応援するのは、マイナス効果しか出さないって知っているから、わたしは(奥様のお頭さまとは連絡とっていたけれど)ノクさんとは完全に距離おいていました。

で、最近。わたしの大好きな人が教えてくれました。
「ノクさん、術後の経過が順調なので退院したって。それとは別口で、声も元にもどったって」


おいおい

・・・って、退院?なにそれ?退院したってことは、入院したってコトですよね?
入院してないのに、退院は出来ないものね?
いつ、なぜに、入院したの?わたし、何も聞いてないんですけど?

キミからも!お頭さまからも!バルちゃんからも!!
ハブっすか?わたしハブられてました?あ、そうですか!!!


「俺だって見舞いにも行かなかったよ。誰にも会いたくないって本人が言ってたんだから」

で、詳しく聞いたら消化器系の内臓疾患。痛いの無視してお仕事してたら、ぶっち倒れて。
結局その臓器摘出になったそうです。病名ききました。

おっ・・・おっさんくせー!!ていう病名でした。
後遺症もないし、もう元気というので、心配とか気遣いはもう

いらないみたいですから!!言いますが!!
なんなんだよ、あのど中年っ!!・・・って、思いました。


お腹の病気のコトは、不運だったのかもしれないし、年齢なのかもしれないし、生活習慣なのかもしれないし

どっちにしろ、お医者さまにしか対処できないモノだと思うので静観しますが。
「記憶障害の二次障害として発症していた、声が裏返ってどもって会話にならないっていうのが、元にもどった」っていうのは。
これは絶対。わたしの大好きな人の影響あるよ。と確信したので。

なにより、入院のコト内緒にされて腹たったので、こっちもずっとナイショにしておこうと思ってたネタバレひとつさらします。

ノクさん、声が元に戻ったっていうことは。
本人が社会復帰する努力を再開させることに本心から納得した。っていうコトだと思います。

その再開を決意させた絶対条件として。
ノクさんには、尊厳欲求と自己実現欲求が復活したんだって、わたしは思いました。

あ、マズローの欲求5段階説です。人の欲求は、ピラミッド型に五段階に分類できる。上に行くほど高い精神性が要求される。っていう説。

最初に、サルでもヤギでも持っているのが生理的欲求。生存の3大欲求とも呼ばれます。
次に、流されて生きている人が、手に入れて歩みを止めてしまうのが安全欲求。
次に、人と会うのが怖いって感じている人が振り回されるのが、帰属欲求。

その上で、自分の人生を大切にしたいって願いはじめるのが尊厳欲求。
自分の人生を賭して歩み出したいって願うのが、自己実現欲求。


定義は、わたしの言葉なのでざっくりですが、まあ、たぶんハズれてはいないです。
ここ何年かでノクさんは。自己実現欲求と尊厳欲求。そして途中から帰属欲求まで手離したんだと思います。

誰にも会いたくないとか、周りの人を拒むのは、
そっちに何も望んでないから、こっちに何も期待しないで。って周囲を拒むのは、

欲求の放棄だと思う。それも、どんどん自分が追い詰められていくタイプの放棄。
これは、わたしの勝手な想像。


そして「欲しくない」って手離した欲求を「やっぱり欲しい」ってもう一度願うのは
厳しい見方かもしれないけれど

本人の責任感とか、意思の強さじゃなくて
一度知ってしまった、かけがえのない時間への回帰欲求の、勝利。だと思う。


ノクさんが、もう一度そんな気持ちになったのはなぜ?イヒヒヒ
わたしの大好きな人が「え?書くの?」って言ってたけれど

今、書かなかったら一生書かないと思うから書きます。
わたしの大好きな人が、12年前から祈る様に書き換え続けたあるサイトが。
ノクさんの怖がりな気持ちを支えきって、回帰欲求を燃え上がらせたんだって思うのです。
これは、確信。


わたしや、わたしの大好きな人のように、黎明期の頃からネットに関わりのあった人は。
それぞれ自分のハンドルネーム(っていう言い方も、もう誰も使わなくなってきましたよねー)に特別な思いを込めていると思います。

わたし春姫の、ホントの(最初の)HNは「小紅姫」。
特に由来はないけれど、今でもこのHNは、わたしにとって特別です。

ノクさん。知ってるよー。HNの由来は、ノクターン。夜想曲の事です。
今宵また、君を想って過ごす男が、ここにいるよ。っていうメッセージです。これは
ナンパ目的じゃないです。パニック障害や鬱に悩んでいる人たちの声を、肯定しつづけて、一緒に悩みつづけた頃のノクさんの、基本姿勢です。

そして、わたしの大好きで大好きで大好きな人。
わたしの大好きな人

いつもイメージ画像としてコミックス「蟲師」の主人公、ギンコを使っていますが
わたしの大好きな人本人は、べつに白髪でも片目でもありません。

ギンコ。原作の中でそういう記述はないけれど、わたしは主人公・ギンコのスペルは「ginkgo」じゃないかなーって思います。

そしてわたしの大好きな人のホントのHNは、「公孫樹」。
「祖父(公)が種を植えて、実がなるのは孫の代」って言われているほど結実に時間がかかる、ある樹の名前です。

その樹の英語名が「ginkgo」。読みは「ギンコ」です。日本原産で、ずっとずっと大昔、初めて海外に紹介されたときに本来の呼び名のスペルが1文字間違って伝わってしまったっていうエピソードもある樹です。

ちなみに間違って伝えても「伝えた人が命名者」っていう既得権かざして誰も訂正しないのが学会クオリティ。ほんとは「ginkyo」。こう書くと、どの樹のコトかすぐ判ると思います。

結実する事だけを信じて立ち続ける樹です。
今日、花をつけたよー。
サイトも更新したよー。
なんて一言も言いません。

見に来てー。なんて絶対言いません。

ただ、夏には木陰をつくって。秋には黄金色の葉を降らせて。冬の夜には白金の葉を雪みたいに静かに舞い散らせて。
結実の日に備え続ける人。

私が結婚した人です。
そして、わたしをとても幸せにし続けてくれている人です。

みんなが「きっと坊や」って呼ぶから、今まで一度も書かなかったけれど。
わたしを守ってくれる人のホントの名前は、「公孫樹」。
だから使う画像は「ギンコ」なのです。

だからなんなんだよ。という方がほぼ全員だと思いますので、まとめ。

2年前に初めて、わたしの大好きな人をご紹介してからずっと、イメージ画像ギンコにしてたのは、キャラの雰囲気が似てるから。ていうのもあるけれど

わたしの大好きな大好きな大好きで大好きな愛する夫は。
冬の夜、月灯りの下で静かに白金の葉を降らす樹をHNに持つひと。
公孫樹さんでした。っていう、まあこれは身内話。

そして12年っていう長い長い年月、ずっとノクさんを見守ってあげて
へし折れたノクさんを祈りだけでこっち側に引き戻した、スゴい人なんだぜ。っていう
自慢話でした。

まあ、ホントのところはノクさんに聞かなきゃわからないけど。
そんなホントを知っても意味ないから訊かないのも、わたしクオリティ。
恩は売った者勝ち。恋愛は惚れた者勝ち。想いは積んだ者勝ちがわたしクオリティです。
性格としては、かなりヤバ系ですが、自覚があるうちは大丈夫。



以上、まとめた上でも、この話を知って欲しかった人以外には
なんじゃ、そりゃ?っていうお話でしたので、もうひとつ。



わたしの友人。エイダちゃんが遊びに来てくれました。
引越し祝いも持ってきてくれたけれど。わたしたちの家をみて

「うわ、ホントに買ったんだ、自家用ラブホ」
自家用ラブホ言うな。

引っ越し祝い、エイダちゃんと一緒に開封しました。
シャンパン2本。スパークリングワインじゃなくて、エイダちゃんが好きな銘柄のシャンパンもらいました。
「栓が天井にめり込んで穴が開く様に呪いかけといた」っていうありがたい気持ち付きでした。

「あと、これな。じつはコッチが本命」っていって、小さい箱もくれました。
あけました。

化粧水じゃない方のローションでした。
「自家用ラブホ、グランドオープンマジおめって感じで」



「ありがとー。わたしの大好きな人帰ってくるまで待ってて喜ぶとこみる?」

エイダちゃん、「いや、実はダンナさんの顔みるたびに、この人が週6大丈夫っちーなのかって思うとなんか恥ずかしくて顔みれない」って言って

晩御飯前に帰っていきました。愛人上等気質なのにピンポイントで乙女なとこあるエイダちゃんは、わたしの親友です。

おしまい。

お嬢式武装フル装備JK1を生み出してしまった件

春麗MANIACS

こんにちは。管理人春姫です。
世界中の春麗Art をご紹介するのは、もうちょっと先のばし。
まだあと2回くらい、わたしの日常におつきあいくださいー。

それで秋頃だから、結構前の話になってしまうのだけれど、シーエちゃんのお話。

シーエちゃん
シーエちゃん。わたしのリアル友人です。いま、高校1年生。
経済的な事情あって、高校の特進特待コースで大学受験めざしながら、自分の生活費と大学進学に向けての予算つくりのバイトもしっかり両立している

実はすっごい奇蹟みたいな自立心と自律センスもってる女の子です。
で、シーエちゃんの秋口のコーデみて、わたしはイラってしてました。

上から下まで、インナーまで、衣料の激安量販店だけで固めてる。
安いのは悪いことじゃないです。でも、あんまり安いのは着古してくるとラインが崩れて
あっちこっち無防備に丸見え状態になって

女子の防御力っていう意味で、良くないって思うんだ、わたしは。
へんに光沢あるブラに、透け透けになった迷彩柄のトップスっていうのは
特にスタイルいいし美少女なシーエちゃんだとアホに目をつけられやすくなる。


でもね。デザインじゃなくて品質っていう意味で、きちんとした服はやっぱり、そこそこのお値段になるし
シーエちゃん、「服にそこまでお金かけられないです。売ってるところも知らないし」って言って、全身フル透け状態。安物レギンスって、ほんとにヤバいんだって。
どうしよう?


困ったときはシーエちゃんのコトもよく知っているお頭さまです。相談しました。
お頭さま
「お前はシーエのおかーさんかよ。ほっとけ」て言われましたが。
イヤなものはイヤなんです。なんとかしたいけど、何したらいいか判らないから教えて。て聞きました。

「自分で考える頭もねーのか。アホか。アホだな。仕方ないから、きっと坊(わたしの大好きな人)に、わたしに電話するようにいいな」

わたしに教えてよ。て言いましたが、「自分で考えるコトを放棄した怠け者に教える知恵はねーわな。その首の上にのっかってるのは、おでこだけか」って言われました。

おでこだけかって・・・そんなあ・・・(←お頭さまに反論する勇気はないです

それでわたしの大好きな人が、お頭さまに連絡いれてくれました。

わたしの大好きな人
「大至急のリストアップを頼まれたよ。面白そうだなあ。頭いいなあ。
東京・埼玉・神奈川にある大学の学園祭の日程のリストアップだって」

え?それだけ?

「絞込条件あるよ。 学園祭で、バザーを出す予定のサークルのリスト。
大学の公式サイトからじゃたどり着けないから、サークルの告知を拾っていく作業になるね。
それでホントの絞込み条件が面白かったよ」


お頭さま

「意識高い系バカ大学のキレイゴトサークルを絞り込め。
ヤツらは親が金持ちでモノの価値が判らない。
シーエの服の1年分くらい、諭吉の出番なしに掻き集められるだろ。
あとは、坊や(わたしの大好きな人ね)の情報収集力次第だな」


ひっ・・・ひでぇっ!!て思った!ていうか
お頭さまの本領発揮みたわー!て思った!


で。結局。わたしの大好きな人が面白がって車まで出すことにして
シーエちゃん、大学の学園祭!って大興奮して、3人でリストアップした学園祭を
2日で4ヵ所まわりました。

ドコに行ったかは、絞込み条件がゲス過ぎるのでナイショです。
で、行ってみました。


すっ・・・すげかった!!
ラブ・モスキーノのパンツが300円!エディ・バウアーのダウンパーカーが800円!
ミッシュマッシュとか、えーと、ざっくり言って古着の通販相場の1/5くらいの設定、じゃなくて
1000円でお釣りが来なきゃ誰も買わない前提で、ブランドもなんも無視したダイソーっすか!?って価格でした!

そして並びの出店の焼きそばが600円という不条理!!
大学生がふざけながら作った焼きそばよりも安い値段で、ハイブランド・・・は言いすぎにしてもかなり高い目のブランド服がシール直貼りで売られてる!!

わたしの大好きな人。ブランドいっこも知らない(まー女子のばっかりだし)

「・・・ロープ?ホットモット?え・・・ディーゼルて、軽油?」とか言ってるのに
品質表示のタグみて、縫製指でなぞって、掌で服の裏側とかなでてみて、結局ハイブランドばっかり選んでる。

あっつー間にシーエちゃんに5,6着くらい選んで、シーエちゃん、ぜんっぜんご予算内でべっくらしまくってて



わたしはサイズが合う服がぜんぜんなくて(まー古着だから仕方ないけど)

すっげーつまんないになってました。
なにがつまんないって、わたしの大好きな人がね。
投げ出し状態になってる服の中から1着を手に取る時すでにね。

シーエちゃんに似合うかどうかを考えながら選んでるのがまるわかり。

その服、わたしには完全にオーバーサイズですし。そもそもわたしは。そういう服着ないし。ていうのを手にとったりしてるのをみて

あとで死なない程度に車で撥ね飛ばしてやろうかなとホンキで考えてましたとも。
で、シーエちゃん。悪意ぜんぜんない。ていうか、自分のコトで夢中になってるのは、よっく判るけど。

わたしの大好きな人の荷物持ちみたいに、選んでもらった服抱えてニコニコで、わたしの大好きな人のそばにくっついて離れないの見てて

やっぱり頭来て、写真にとってお頭さまに「この状況どうなの!?」て八つ当たりLINE送ったら


お頭さま
「姫が、わたしの夫の金魚のフンしてるのを、わたしは6年黙って見てたんだけどね。1日で根をあげるならシーエのコトは見限りな。ざまーないわ」


お・・・おおぅ・・・としか言えなかったので気持ち切り替えてシーエちゃん見ました。



シーエちゃん
やっべー。ほんとに嬉しそうなシーエちゃん、マジで応援したくなる可愛さでした。

洗濯してからだよ!って言ってるのにトイレに駆け込んで買ったばっかりの古着に着替えてさらにニコニコになってるし。


て思ってたら、わたしの大好きな人が。わたしに化粧ポーチと小さめのバッグ2つ買ってくれました。
ビンゴ、わたしの好みでした。


結果報告。シーエちゃん、8000円用意してきて
(4ヶ所まわる予定で1ヶ所2000円ていうやる気疑うご予算だったにも関わらず!)

私立大学生女子視線でのハイブランド秋冬ものいろいろ17着ゲット!(アクセ、小物類ゼロ)
キーの打ち間違いじゃないですよ、17着ですよ!?

わたし的に一番べっくらしたのが、モンクレール(アホ高い)のダウンジャケット900円!
状態すごく良しの1品っ!さすが都心の意識高い系(中略)大学の(中略)サークル!
売上金は募金に回す。募金するには現金化させなきゃいけない。えーい、1000円以下でいいや!ていう、べっくら理論でお店(チャリティバザーね)をぶんまわしていました。

ちなみに、お頭さまの長女で、シーエちゃんと同級生だった(高校ちがうになった)バルちゃんは、今回は不参加。
理由は、かれぴっぴとデートだったから。うん。それぞれに世界違ってきてて、それも人生。おもしろいなー。て思いました。

 

あと2回、近況報告にっき書きます。あさってくらいにアップしますー。

次回は、ある人に対してだけ「あー・・・へーえ」て知っていただきたい
でもわたし、春姫的にはわたしのブログ史上最大のネタバレです。


わたしの大好きな大好きな大好きな人。
生涯の夫が、じつはマイボス・ノクさんが途方にくれていた症状の改善に一番力になってたのね。ていうお話。

ちな、それはそれとしてマイボスのノクさん。
なんか知らないけど内臓系の病気もやらかして入院手術もしてたそうです。
わたしは、退院したよっていう話をきいて、入院したという話を知りました。


があーっ!!
人の気も知らないで、あのど中年が!て思った。わたしも心情的に変化あったんだと思います。
まあ、いいんですけど。詳しくは、次回。

いや、だってー

春麗MANIACS

こんにちは。管理人春姫です。

前回のにっきでは、浮かれまくりのとばしまくりでしたが
本来は、ちんまい小銭人生、良い事の全ては野口さんが運んできてくれて
諭吉さんなんて都市伝説ですよな人なので

今日からまた、ちまちました日常のこと書きます。


ていうか、ここ数ヶ月の間の思いで話なんですが。


まだ年末にもなっていないころ。わたしと、わたしの大好きな人がふたりとも家にいる日で。
わたしが用事で市内のあちこちぐるぐる廻って
わたしの大好きな人は、お仕事で煮詰まって少しイライラしてた日がありました。

わたしの大好きな人。イライラが臨界点を突破すると

「有酸素運動して、脳内酸素一掃してくる」ていって
炭水化物1食分を食べて2時間くらい徒歩で外出します。
家具にあたったり、ましてわたしに八つ当たりカマしたりは、一度もありません。
かなり尊敬してます。

わたしがイライラ溜まったら?
わたしの大好きな人に八つ当たりしますよ。有酸素運動なんて、習慣にしている人にしか効果発揮しない都市伝説ですから(←ヒトとして間違いまくってる

それで、その日のわたしの大好きな人。
わたしが帰宅したら、わたしの見たことない表情で、なんか思いつめていました。


で、ここからが時系列ちょっと戻るんだけれど。
わたしの留守中に、わたしのスマホを見たらしいです。わたしの大好きな人。
ちな、わたしの日常はわたしの大好きな人に埋め尽くされているので。
わたし自身はスマホいつでも見ていーよな人です。

最近ヘビロテの音楽とか、むしろ知っておいて欲しいし。


支払い関係とか個人情報に関する部分のロックはたぶん、

拾ったとか、パクった程度の人では突破できないセキュリティかけてあるし。


で。わたしは市内にお出かけしてたので知るわけねーしなのですが。
わたしの大好きな人。わたしのLINE履歴見たそうです。なんとなく。



ラズロ 「○月○日、都合つく?ニューオータニ予約したいな。もちろん、ボクがご招待するから」
わたし 「おごりっすか!」
ラズロ 「おごりっすよ!姫に贅沢おぼえさせちゃいたいなー」
わたし 「1回だけ、お約束で、遠慮あるとこみせて、いや、悪いっすよ!」
ラズロ 「ε- (´ー`*)フッ 遠慮はかえって失礼だよ。行きたいかどうかで、どう?」
わたし 「行きたいっす!」

ラズロ 「食事も一緒していいよね?」
わたし 「ぎゃー!!」
ラズロ 「そのかわり、姫の若い肌いっぱい触らせてなー」
わたし 「ひー!」
ラズロ 「ボクへのご褒美だと思いなさいよ、奢ったんなら成果確かめたいじゃん」
わたし 「あ、でも晩御飯の仕度とかするから6時には帰りつきたいとか、ワガママですか?」
ラズロ 「いいよー。でもホテルのコトは○○(わたしの大好きな人の名前。呼び捨て)にはナイショね。ボクが贅沢教えてるなんて知ったら、怒るから。○○への愚痴も、あったら言いなよ?」
わたし (モジモジしたスタンプ)
ラズロ 「ははっ、じゃあ前の日になったら連絡するね」


で。わたし帰宅。わたしの大好きな人、わたしの見たことないヘンな顔つきになってて


「姫。俺は今、ものすごい誤解をしていると思うんだ。とても気持ちがふさいでいるから、幾つか聞かせて欲しい」

て言いました。わたし、事情しらない。はい、なに?

「…ラズロって、誰?」
「ボク月(ボクを見守る月の光、コミックスのタイトルです)の?」
「いや・・・姫の・・・ラインの相手」


「?お義母さんだよ?あなたのお母さん」

わたしの大好きな人。ホントにギンコになっちゃったよ!頭まっしろだよ!みたいな脱力の仕方してました。

「・・・なんで、おふくろがラズロなの?」
「お義母さんのネコ、キャー(作中でラズロが飼ってるネコも同じ名前)やん。キャーの保護者だから、ラズロ」
「・・・なんで、一人称がボク?」
「あれ?お義母さんボクっ娘(ネットで一人称が「ボク」な女性は、ボクっこ、て言います)だよ?お頭さまも、Aちゃんもボクっ娘やん」

「・・・ラズロ、なんてID持ってるなんて、俺知らねーんだけど?」
「あ。ツムツム用に古いスマホ復活させたんだよ、お義母さん」



「なんか・・・なんか酒飲みたくなってきちゃった」

で、ときどきすげー鈍いわたしは、ここで気がつきました。
「あ、もしかして男の人だと思った!?」

で、男の人とのLINE、て仮定して、自分がしたやりとりを読み返してみました。

わたし
「これ、相手が男だって仮定したら。わたしバカまるだしビッチやん」
「だから!最初に言ったろ、俺は誤解をしているから、その誤解を解きたいって!」

「てか、ここまでバカまるだしだって一瞬でも誤解したわけ?キミは?」
「いやいや、ちょっと待て。そもそも姫はお袋とホテルで何するつもりだったの?」
「エステ&ランチ。ごち。お義母さん、わたしの背中触るの大好きみたい」
「・・・ほーう」


面白かったから、次の日にお義母さんに電話で報告しました。
お義母さま
「○○(わたしの大好きな人の名前ね)は炭水化物の味しか判らないんだから、ホテルランチなんて連れてくだけムダなのよ!」

いやいや。そんなことないっす。すげー美味しいものたくさん知ってます。わたしの大好きな人。
でも、びっくりさせてごめん。わたしの大好きな人。

次回は火曜日くらい。

シーエちゃん
シーエちゃん、わたしの大好きな人を燃え上がらせてデートに引っ張り出しました。
もちろん。わたしもついて行きましたが!

ついて行った、という位置関係が一番、的を得た表現っていうあたりがもう
くっそ面白くない(当時)1日でした!今は、とってもいい思い出です。