カウンセラーの資格を取得した25歳の頃・・・。
約7ヶ月間の講義&実習と試験を経て合格。
嬉しさの反面、不安も襲ってきました。
「もしわたしがカウンセラーを仕事にしたら、こんな能力で通用するのか」
「試験のカウンセリングとと実践のカウンセリングでは全然違う。実技指導者の方々みたいにとてもじゃないけどできない・・・。」
当時はとにかく、現場で力を発揮するためにできることやらないといけない、その想いが強かった。
わたしなりに試した中、実践の場で驚くほど効果を発揮した2つの方法をお伝えします。
1、小説を読む
「えっ、小説?!」と思った方。侮ってはいけませんよ。
小説のメリットは、登場人物の心情や葛藤を細かく表現していること。
小説を読みながら登場人物の感情を汲み取る練習ができるんです。
また感情が文字になっているので、感情表現を学ぶことが出来る。
感情表現の幅を広げることでクライエントから共感を得られる確率が高まり、信頼関係構築に繋がります。
2、対談番組・ドキュメンタリー番組を観ること
テレビの最大のメリットは、録画すれば繰り返しい練習ができることなんです。
対談番組だと今ではEテレの『SWITCHインタビュー達人達』、ドキュメンタリー番組だと『情熱大陸』がわたしは練習しやすいです。
特に『情熱大陸』は、現状⇒過去⇒現在の構成で出来ています。
現状では、主人公がどんな人物なのか捉える。
過去では当時の葛藤や心情をききとり課題を把握、あなたなりの見立てを構成する。
そして現在では主人公の直面している問題について、あなたならどのようにアプローチするのか仮説を立てる。
何せテレビなので、返事は返ってこないけど・・・笑
セッションスキルは、経験して身に付けていくもの。
クライエントとのやり取りの中でクライエントの課題を把握、その課題に向けてカウンセラーやコーチングは解決に向けてのプランを考え、次回セッションに向けてクライエントに提示しないといけません。
新人でもベテランでも、クライエントにとってはプロのカウンセラーでありプロのコーチなんです。
相談業務はクライエントがいて初めて成り立つ仕事だけど、練習はクライエントがいなくてもできちゃう。
お手軽で裏ワザです♡