きすみーきるみー

きすみーきるみー

完 全 自 己 満 足 文面おなにーぶろぐ。

おんがくに生かされてる。

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「やわらかい地獄って天国にも似てるから」
真っ暗な部屋のなか、ぽあだむ/銀杏BOYZ 聴いています。

本日お休みでした。
発売して、届いたのに、観るのがこわくてずるずると観なかった銀杏BOYZのDVD「愛地獄」を、さっき観た。disc1だけ。(内容が濃すぎて、一気に観られない)

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始まった途端、なんとも言えない感情が込み上げてライヴのあの感覚みたいに毛穴がぶわっと開いてモッシュもしてないのに呼吸が荒くなってもう4月が来たっていうのに鳥肌が止まらなくて気づいたらなみだ出てた。1枚終わるまでずっと。

こうなるのわかってたからなあ、うん、だから観れなかった。

このDVD観たら、あのときと全く同じ様に戻って、なにも果たせずに日々を消化する糞製造機になる気がして観れなかった。

17歳。
わたしはあの6畳の部屋、晴れてるのに真っ黒の遮光カーテンで光を遮断して、勿論灯りも点けず、テレビも点けず、爆音でトラッシュを聴いていた。
あの曲に、わたしが必死に隠していたわたしのなかのどす黒い塊を暴かれた気がした。暴かれたのに、なんだか救われて心地いい気がした。

あのときから随分経ったけど、思うことや感じること、変わってない。
なんだかほっとしたような気もするけど、「いよいよ救いようがないな」とも思った。

きょうの休みは、ふと思い立って、甥っ子を電車に乗せました。電車とバスに乗ってショッピングモールに行って、キャップを買いました。
平日なのに、春休みだからか学生や主婦や子供が多くてつかれた。キャッキャキャッキャうるさいとか思ったわたしはなんて余裕がないのだろう。
でも甥っ子が電車にわくわくしてたことがうれしかった。子どもなり気を遣ってくれちゃって、いいこにしててくれて、なんだかすこし申し訳なくなった。

わたしが与えられることは与えたい。
物でも感情でも影響でもなんでも。
ひとの役に立ちたいです、微力ながらも。
最近そんなことばかりが原動力みたいなものになってる。いいのか悪いのか。

新曲の「生きたい」を聴きながら、そんなじぶんのことを思いました。
「この曲を「よくわかんない」って言う様な、そんな娘に生まれたかったかもなあ」。
でも、この曲に酷い安堵感を覚えたり、救われたのは事実でした。
やっぱりすきだなあ。これはもうどうしようもないなあ。

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この飛び立ってしまいたい感情は、あした、突然変異で、わたしの原動力になっていますように。