週刊報道LIFE 特集「犬猫殺処分ゼロを目指して」を見て・・・ | ボンボンの平々凡々生活

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ビション・フリーゼがやってきた!!
笑顔振りまく ボンボン(2011.12.11生)の日常生活***
オカメインコのグミちゃんも登場♬






1月17日(日)午後9時 BS-TBS
週刊報道 LIFE   にて 放送された


犬猫殺処分 12万匹 これでよいのか?

特集 犬猫殺処分ゼロを目指して


忘れないよう 私なりに 少しまとめてみました。



司会 松原耕二さん
    出水麻衣さん
    
ゲストに 日本動物福祉協会調査委員 獣医師
      町屋 奈さん  を迎え 

① 保護犬について

② 日本のペットビジネスの実態 現状について

③ 高齢化社会における ペットとの付き合い方について

この3部構成 LIVE放送で始まりました。




① 保護犬について
  埼玉で活動している保護団体 はっぴぃぽぅず さん

  譲渡された犬たちが 年に一回集まる会にて
  (会場は一昨年のモフリーゼ会
   もふもふワンダーランドも開催されたゼブラさんでした)

  
はっぴぃぽぅず代表に 
「今も殺処分されている現状について どう思われるか?」との質問に

『保護犬を迎えなくてはいけない。ではなく
今いる子を最後まで可愛がってくれれば大分変ると思う。』との事。


② 日本のペットビジネスの実態 現状について

 日本のペットビジネス 大量生産大量販売で売れ残った子達を
 今までは自治体が引き取らないといけなかった。
 3年前の動物愛護法の強化により動物取扱業者から
 自治体の施設が 引き取りを拒否できるようになった事で
 お金を払って引き取り屋へ引き取らせる引き取り屋の存在が
 明らかになった。

 引き取られた犬猫達は 遺棄されたり 劣悪な環境にさらされたりしている。
 その原因のひとつに 悪質なブリーダーにより
 親犬猫達は 劣悪な環境の中 乱繁殖を強いられているという事がある。

 悪質なブリーダーにより 乱繁殖された子犬子猫たちは 
 早くに母親から離され ペットオークションにかけられる。
 
 ペットオークションというシステムについては
 公的に認められているのは 日本独自のシステムで
 
 そこが無制限の繁殖というものの 受け皿になってしまうので
 大量生産が 許されているというのが現状。

 次の法改正では 繁殖を制限しようと 環境省が動き始めているが
 まだ詳しい状況は わからない。


③ 高齢化社会における ペットとの付き合い方について

 2014年度 東京都のデーターによると 
 自治体の施設に犬猫が持ち込まれるケースは

 高齢者の飼育放棄が 68パーセントだとの事。

 ・その取り組みとして 高齢者が保護犬を引き取る場合は
  もしもの場合 (亡くなったり病気になったり)の
  後見人を立てなくては 譲り受けることが出来ない。

 ・ペットと一緒に入所できる老人ホームの紹介の中で
 
  急速に進む高齢化社会 高齢者にこそペットは必要・・・と。
  
  核家族が進み 老後は夫婦二人の生活で
  いずれ一人暮らしになった時にペットがいると どれだけ救われるか。
  ホームでも 犬や猫を撫でようとする事で 動きにくかった手が
  動くようになるという リハビリやリラックス効果があるとの事。

  このホームでは ホームに一緒に連れてきて
  生活をしている犬猫は 飼い主がもしもの場合も
  最後まで面倒をみてくれるという。

  こういった恵まれた老人ホームはほんの一部であり
  「そういう中 飼い主が亡くなったりして 犬猫が施設に行ってしまう矛盾を
  どう解決するか?」 との 司会 松原氏の質問に

  ゲストの町屋さんは
  『将来を考えて 中高齢の動物を飼う。という事。
  愛護団体でやっている 一時預かりボランティアで
  新しい飼い主が見つかるまでの世話をする。
  もし入院して面倒が見れなくなった場合は 団体が引き受けてくれる。』と、
  提案した。


  そして最後に  
  一人一人も 犬猫は命なんだ 命を預かるという事は
  ずっと最後まで見届けるんだ。というぐらいの覚悟を持って
  引き取るという事が大事。
 
  と、 自らも保護犬を家族に迎えている 司会 松原さんの言葉で
  締めくくられました。

  保護団体の はっぴぃぽぅずさんや
  保護犬を迎えて生活をされている一般家庭
  老人ホームなど 実際に 司会の松原さん自らレポーターとして行動され
  今までの ペットを取り上げる番組とは違い とても内容が深く 
  わかりやすい番組でした。

  私自身 将来はどんな環境で生活しているかはわかりませんが
  老後も動物と生活がしたい。という願いの中、
  ゲストの町屋さんの 一時預かりボランティア という形で 
  犬や猫とかかわるという事も 選択肢の一つだ。という事を知りました。


  少し話はそれますが・・・

  1月22日(金)に見ていた
  日本安全サミットという フジテレビの番組の中で
  「近年広がる野犬恐怖」というコーナーがありました。

  近年犬よりも猫を飼う人が増加している。というところから始まり
  犬を捨てる人が増え 地方で野犬が増加しているとの事。
  
  この番組を見て もちろん個人的に捨てている人もいるかもしれませんが
  週刊報道 LIFEを見た事により 
  もしかしたら  その捨て犬たちも 引き取り屋や 悪徳ブリーダーの崩壊によって
  捨てられたかわいそうな子達もいるのではないか?と。

  今は猫ブームが来ているかもしれませんが 
  この先 乱繁殖によって増えてしまった猫たちが 捨てられてしまう。という事も
  あり得ることだと思います。

  一日でも早く 日本のペットビジネスの現状を
  少しでも良い方向へ変えていかなくてはいけないと思います。

  昨年末の新聞に この本が紹介されていました。

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早速 購入し 正月休みに読みました。

小学生が読めるくらいに字も大きく 
私にも とても良く分かりやすい内容で

もしも うちの子が小学生だったら
学校での読み聞かせにピッタリの本ではないかと思いました。


本やテレビ 映画 ネットの情報 他人の話
たくさんの情報を見たり聞いたりして 
感じ方は人それぞれだと思います。
が、何も知らないと 感じることも考えることもできません。
私にとってこの本は ペットビジネスのことを知る一冊となりました。




最後になりますが  はっぴぃぽぅず代表のお言葉

今いる子を最後まで可愛がってくれれば大分変る
という言葉を胸に 

ボンボンと ぐみちゃんを大切にする事が今の我が家にとって
一番だという事を 改めて考えさせてくれたテレビ番組でした。





最後までお付き合い
ありがとうございました。
ボクをポッチリしてくれると
うれしいなあ(^・^U




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