ウマとシカの日常 -2ページ目

ウマとシカの日常

沖縄出身シンガーソングライター Maicoのブログ。
現在東京在住。




さいきんのコト。





山口県まで🚗長距離旅しました。





そして山口で吉田松陰記念館へ行きました!






そこで松陰先生の生き様に感銘を受け、
自分のためにも今回はブログに書き記すコトにしました。笑





少し長いですが興味ある人はよんでみてください









松陰先生といえば【松下村塾】という塾を開き
山県有朋や伊藤博文といった偉人を育てた事で有名ですが、それまでの生き方もかなりぶっ飛んでました!





簡単にですが、
松陰先生の生涯を少し↓






子供の頃から頭が良く勉強熱心だった松陰先生。



20歳で兵学を学ぶ為九州へ渡る



21歳の時に親友となった宮部鼎蔵と東北に学びに行くことなるが、親友との約束の日までに藩の許可がおりず、待ちきれず約束の日を優先し出発する。



結果、脱藩扱いで藩士(藩に従える武士)の身分を取り上げられる松陰先生…




脱藩するつもりなんてなかったはずだけど、
この時は行きたいって気持ちしかなかったんだろうなー(笑)





身分を取り上げられようが懲りない松陰先生は、
外国への好奇心からペリーが下田に来航した際に盗んだ小舟を使い黒船のひとつに忍び込む。





が、みつかり長州藩の牢屋送り。笑





とうとう牢屋に入れられた松陰先生…




けどその信念は全然へこたれず、
1年二か月、牢屋の中で猛勉強。


その間読んだ本は4百数十冊!!




凄いのが、自分が得た知識を牢屋の中で人々に教えていたそう。




この時から先生の始まりだったんだなー。






そして牢屋から出たあと、
実家で松下村塾を開く。
このとき若干27歳!


今の私と同じくらいなのに人生の経験値が違いすぎる。笑





この時近くに日本三大学府の一つである、
長州藩の藩校【明倫館】があったが
今でいうエリート校だったため、学びたくてもそこでは学べない子が多くいたそう。




そこで松陰先生は誰でも学べる【松下村塾】を開き、分け隔てなく色んな子供に勉強を教えはじめる




これだけでも十分凄い行動力だけど、
松陰先生の教育方針がこれまた凄かった!





松下村塾では、松陰先生が前に立ち講義をするよりも生徒同士で討論をする方が多かったそうで、
時には1人の生徒が前に立ち講義をし、その内容をほかの皆で討論しあう形式もあったみたいです




だからこそ松陰先生は逆に生徒から学ぶことも多かったといいます。



しかも普通の学校のような時間割やルールなどは一切なく、生徒が集まれば自然に講義が始まるといった感じだったそう。



松陰先生は生徒たちに対し、


学者のような学問だけの人間になるな!人間たる者『行動第一』であれ!」

といつも言っていたそうです。


本人は少々度が過ぎるほどの行動派だけど…笑




ただ、こうしたやり方こそが生徒たちの自主性を育てようという松陰先生の教育方針!




これは今の日本にも必要な教育方針な気がします。。





それほど生徒は多くない中で
数々の偉人を出した松下村塾。



ただの知識人になるか、
教養ある行動人になるか、
教育方針で全然違うよなあ。







松下村塾の存在は、まさに日本を変える為に信念を貫き生きてきた松陰先生の生きた証って感じがしました。







そして20代後半の松陰先生は、
日米修好通商条約に対する藩の対応に不信感を持ち、幕府の批判や倒幕を唱えはじめる



これが危険人物と見なされ再び牢屋送り。笑




極めつけは、
ある疑いでで幕府の役人に取り調べを受けた時のこと。




疑い自体は軽微なモノだったので、取り調べは何事もなく終わるはずだった…



しかし、ぶっとんでる松陰先生は聞かれてもいないのに自ら老中暗殺計画を自白!笑




言わなくていい事まで言ってしまった松陰先生…




人を信じ、素直に自分の心の内を語れば
必ず道は開けると信じていたようです





本当にこの人らしいというか、、
どこまでも魂が無垢な人なんだなー。





結局処刑される事となってしまったのです。







遺書にはあの有名な和歌

「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」




まさに!って感じで
かっこ良すぎて泣けます





処刑直前、刑場の場に現れた松陰先生、

最後は役人に「御苦労様」挨拶をして端座(たんざ)したそうです。


首を打たれる瞬間まで落ち着いていて、
その堂々とした態度に役人も感嘆したそう。





死を恐れず、最後まで魂そのものを燃やし続けた松陰先生。





そんな人だからこそ死んでもなお、思想を継いだ教え子達が日本の為に大活躍しました。






真心をもって事にあたれば、
おのずから志を継ぐ者が現れ、道は開けるものだという松陰先生の信念とその生き様に感動しました!!









松陰先生が次世代に向けて残した

「諸君、狂いたまえ!」

という言葉がお気に入りなので記事のタイトルにしてみました。笑







わたしも松陰先生のように

常識には囚われず
どこまでも純粋な志を持ち
常に行動ある人間になりたい!!











ということでめっちゃ長くなったけど
吉田松陰先生についての記事でした。笑









写真:松下村塾