とても多くの方にお作り頂いています、モレッティ社のミルフィオリを使った豆皿。
黒っぽくても可愛いです。
この作り方は私の完全なオリジナルなので、
色々な危険や不安や心配を考えて
ノウハウのレッスンは生徒様にはして頂いていません。
ポーセラーツでは数珠繋ぎ的なレッスンをして頂いていましたが
今回はそうは簡単に説明が出来ないので
私が直接ノウハウをお伝えしています。
ただお教室で皆さんの生徒様にお作り頂く事は、
楽しんで頂けると思うのでして頂いています。
ミルフィオリの需要が増える事を
取り扱い業者数社に事前に説明をして、
イタリアへの注文を増やして頂いています。
業者の方々もとても親切にして下さってありがたいです。
私は個別に空輸をして頂いていますので
WEB上に出てくる在庫は皆さんに購入して頂けるように手配したのですが
それでも皆さんの手元には届かない状態ですが。。。
ヴェネチアへ行けば分かりますが、
ミルフィオリのお皿は街にはたくさんあります。
モレッティ社は豆皿などの商品よりも、材料の方が現地では有名です。
ミルフィオリは金太郎飴みたいなガラスで
ミルフィオリを並べるだけでは
隙間ができて穴ぼこだらけになったり、
流れたりと
お皿にはなりません。
アクセサリーなどの小さいものだと
並べるだけでもできるのですが
豆皿となるとそうはいきません。
ヴェネチア現地の作り方もしてみましたが
機械が無いので、全然に綺麗に完成しませんでした。
レッスンではお話していますが
私がこの豆皿を完成させるまでに
色々な方にご協力頂きました。
第一号の豆皿。
これは、今年の冬にヴェネチアへ一緒に行った友人のお誕生日に
どうしても作ってあげたくて
そのお誕生日2日前にやっと完成したのです。
それまでには色々と失敗しまくって、最後は執念で仕上げました。
その友人と自分の為に作った、たった１つのお皿が
こんなにも皆さんに好評で、自分でも驚いています。
始めはレッスンもするつもりではありませんでした。
途中経過のお写真はSNSでNGにしていますが
間違ってあげられた方もいらっしゃり・・・
（あ、別に怒ってないですｗ。）
それを見れば、ガラスフュージングをしている方なら
材料とやり方はすぐにわかるし簡単だと思います。
でもゼロから作るのは本当に大変でした。
私がここまでたどり着くには
本当に色々な気持ちで完成しました。
ヴェネチアのムラーノ島に、モレッティが経営をする
ザネッティというガラス学校があります。
そこを日本で唯一卒業された先生にご相談をして
色々なアイディアを頂きながら、
それでも、この方法はガラス工芸ではしたことがなかったようで
先生も初めての試みで、興味深くご協力を頂いていました。
機械もない私が豆皿を完成させるためには
本当に色々なアイディアが必要でした。
その話もレッスンではさせて頂いています。
ちなみに、ガラス材料の業者さんにこの豆皿を見せて、
材料の注文をしているのですが
色々な業者さんが凄い。と褒めて下さいます。嬉しい。
ガラスフュージングでは重要とされている
膨張係数のお話は
実はポーセラーツにも大きな関係があるので
必ず理解して頂くようにしています。
ポーセラーツとの関係の説明も重ねてしています。
意味が分からなければ何度も聞いて下さい。
ガラスの分子構造の話もたまにしますが
みんな興味なさそう（笑）
私はガラスだけでなく分子の動きや構造が好きで、
これを知っていたら食品へのガラス皿の使い方が変わると思うのですが
余力があれば頭の片隅に置いておいてください。
私の説明した通りに作って頂ければ
バリ取りもあまりしなくてよいと思います。
こちらもバリ取りまえです。
現在行っているレッスンは
豆皿＆箸置きを基本の作り方としてお伝え致します。
受講資格は特にありません。
料金は
当教室で作成のみの方（焼成＆仕上げは私がします） 10000円(材料費込）
（豆皿2枚、もしくは豆皿１枚＆箸置き4個）
作成＆焼成方法＆仕上げ方法＆色々なノウハウ＆仕入れ先などを学ばれたい方 15000円(材料費込）
（豆皿1枚＆箸置き4個）
現在可能な日程は
京都：10月9日14時～
10月11日11時～/14時～
となります。
ノウハウを受講される方にはここには到底書ききれない程の
色々な事を説明させて頂きますので
分からないこともたくさんあると思います。
失敗されると、ミルフィオリが可愛そうなので
何度も聞いて頂いて大丈夫ですので
不安な時はご連絡下さいませ。
明日も広島へレッスンに行ってきます♪
みなさんにお会いできます事を楽しみにしています♪