舞鶴ピースプロジェクト

舞鶴ピースプロジェクト

大地に生きる舞鶴岡田中の百姓仲間が集まって   
「舞鶴ピースプロジェクト」がはじまりました

今ここから何ができるのか

「同じ過ちを繰り返さないこと」

まずは知ることから

そして持続可能な暮らしをいっしょに学び 考え 実践していく

舞鶴ピースプロジェクトでは
子どもたち孫たちに手渡せる未来を心に描き

・自給自足の実践

・自然エネルギーの研究

・上映会やチャリティーコンサートなどのイベント

などの活動を計画しております

どんどん繋がって
ピースの輪を広げていきましょう
Amebaでブログを始めよう!

この度、舞鶴と亀岡での小出裕章氏講演会で、舞鶴では“未来をひらく市”をひらきます。

原発は閉じて欲しい、未来はひらいて欲しいと云う願いで開催します

ロケットストーブ

今、エコロジーな暮らしを目指す人々に話題を呼んでいる。

このストーブ、薪の使用量が平均3分の1に軽減でき、節約効果にも大変優れています。

燃焼効率が高く、煙が少ないので煙突を設置する必要がなく、移動も簡単で、快適な田舎暮らしに欠かせないシステムになりそうです。

一斗管やドラム管で自作することができ、製作コストもかなり低めです。

今回、作者達が各人各様の工夫を凝らした、自慢のロケットストーブを多数出展。

当日1100から、日本ロケットストーブ普及協会の石岡敬三さんをお招きして、省エネで、木質燃料のエネルギーを余すことなく暖房・調理に利用するロケットストーブの製作ワークショップを京都で初めて行います。

ソーラーオーブン

この先、石油などの化石燃料が枯渇しても、薪の集められない街中でも、天気の良い日であれば料理ができる!!

夏の日中の節電はベランダなど、小さなスペースで始められます。;

身近な材料で手作りできます。

Iターン情報

田舎暮らしを目指す人に朗報!各地域のIターン受け入れ情報が知れます。

兵庫県市島町舞鶴市宮津市綾部市などのNPO相談窓口を開設します。

自給自足を目指す田舎暮らし

自給自足を目指す先達の経験談や、工夫話など。パネル展示で見ることが出来ます。

バイオガス

家庭で安価で自作できるバイオガスシステムや、神戸市の下水からのバイオガスプラントなど

パネルで紹介します。

ガイガーカウンター

ガイガーFUKUSIMA 日本製ガイガーカウンターの展示・即売。

他にも進化した太陽光パネルや、小水力発電小風力発電自転車発電などの

未来をひらくアイテムが勢ぞろい!!

非電化工房のソーラーウォール暖房も登場します。

太陽の恵みいっぱいの美味しいオーガニックフードのお店も各種出店。

是非時間を作って、お誘いあわせてお越しください。

人力で電気を作る!

ママチャリ(お母さんの買い物自転車♪)を使っての自転車発電で「ひのでやエコライフ研究所」さんが参加してくださいます!!

自力で電気をつくることの大変さも体験してみてください。
そして、作れる事の素晴らしさも同時に感じてみてください!!

さらに、お楽しみに。

7月14日、近づいて参りました! 



内容も日に日に濃くなっていっています!

10:00から始まる「未来をひらく市」の方では、ロケットストーブ普及協会のKEKEさんが、広島からドラム缶でのロケットストーブの作り方を伝えに来てくださいます。

それから、岡山からは非電化生活の実際の知恵を伝えに大塚さんが来てくださいます。

きっと「目から鱗」だと思います。


まだまだわくわく楽しくなりそうな予感です。


お楽しみに!


舞鶴ピースプロジェクト



舞鶴ピースプロジェクト




来る7月14日、大飯や若狭原発に近い京都は北の街、舞鶴へ!ぜひお集りください。
京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに来ていただいて、くわしく現状を知り、未来に向かって自分達に出来ることの知恵を学び、分け合いましょう。

今、舞鶴の多々見市長は、まだ大飯原発を再稼働させるには、安全は確保されていない、と引き続き表明されています。
そして、この日は舞鶴市や教育委員会、近隣の綾部市、宮津市、与謝野町、それに新聞社数社も後援をしてくださることとなり、この原発に近い地方から未来に向けて、みんなの心を合わせて良きターニングポイントの日になりますように願っています。
ぜひ一緒に有意義な時間を過ごしましょう!



2012年7月14日(土)
舞鶴市総合文化会館 小ホール
○講演会 開場13:30 開演14:00
入場無料(カンパ制)
○未来をひらく市 開場10:00 閉場17:00(小ホール前庭)
12:00~13:00 ミニライブ

電車/京都から JR山陰線(舞鶴線経由)→東舞鶴駅下車 ※徒歩約15分
バス/東舞鶴駅から 京都交通バス→市役所前下車 ※徒歩約5分
京都交通バス時刻表 http://www.kyotokotsu.jp/route/
お車/京都から 京都縦貫自動車道、国道9号線、国道27号線 約120分
大阪から 中国自動車道、舞鶴若狭自動車道 約90分
   舞鶴東I.Cより 約10分

駐車場有り(無料)・※なるべく乗り合わせや、公共交通機関をご利用ください。
問い合わせ 0773-82-1032(村本)



映画上映会「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」


 舞鶴ピースプロジェクト-第4の革命
 ドイツでの再生可能エネルギーへの転換の取り組みを描いたドキュメンタリー映画です。今後30年以内に再生可能エネルギーへのシフトが可能だということをさまざまな角度から分析し、ドイツのエネルギー政策に影響を与えました。

 綾部映画サークルの主催。5月12日午後1時半、3時15分から綾部市中央公民館で。大人1000円(当日500円増し)、中高生500円(同500円増し)。問い合わせは田中さん(電話0773・48・0105)。

社会の価値観 問い直しを

中嶌哲演住職 脱原発で舞鶴市民と対話
舞鶴ピースプロジェクト-中嶌講演


 世界一の原発銀座の若狭で四十年にわたって脱原発運動を続ける小浜市の明通寺住職、中嶌哲演さんの講演会(舞鶴ピースプロジェクトなど主催)が七日夜、余部下の中総合会館であった。約七十人の市民を前に、原発を必要としてきた大量消費・大量廃棄の価値観を、根本から見つめ直すことが求められていると語った。

 大飯原発三、四号機の再稼動反対を訴えるとともに、大震災と原発事故の犠牲者と被災者に思いを寄せ、中嶌さんは三月二十五日から三十一日まで、福井県庁内に座り込み断食を行った。

 講演会は来場者との対話形式で進められた。福島原発の事故はこれまでの積み上げによって起きたことであり、私たちの責任はゼロではなく一人一人が問われているとした。また、放射性物質で汚染されたがれきは東電の広大な敷地に引き取るべきであり、それ以外のがれきは「復興を目指し被災地との連帯を示すため受け入れもありえるが、もっと議論すべきで結論を急ぐべきでない」とした。 

大飯原発の再稼動に関して、そのネックになるのが、「都市部の電気の受益者たちがどう対応するかであり、原発が止まれば仕事がなくなるという地元の不安にどう答えるかだ。命と金とどっちを取るかと問うのでは解決しない」と述べた。

 さらに原発問題を大きな視点で考える必要も指摘。「原発を必要としてきた社会や経済の価値観を問い直すことが大切。違うエネルギーを見つけても、これまでと同じエネルギーを使う生活をしていては何も変わらない」

原発停止後には、お金にはならないが安心安全を取り戻せる▽美しい豊かな海の再生が生活の糧になる▽自然・文化・風土の再発見ができる▽被曝労働者の安全を最優先して後始末をすることを示し、「廃炉と地域再生の事例をドイツなどに学びながら、原発なき後の経済的施策を国が講じるべき」と力説した。

(2012年4月13日付 舞鶴市民新聞より転載)

 



$舞鶴ピースプロジェクト$舞鶴ピースプロジェクト


2012年4月15日(日)

『ミツバチの羽音と地球の回転』

未来のエネルギーをどうするのか?
祝島とスウェーデンで
エネルギーの自立に
取り組む人々の物語



関西上映では、数少ない監督の貴重な講演もあるので、いっそう深くこの映画の内容が理解でき、実践へと繋がるでしょう。

それに、「この人間優先思考の消費文明が、いつまでも続くはずがない」と、25年前からオルタナティブライフに入った家族バンド、THE FAMILYとその娘2人のユニットRay&Amaのライブも同時開催。
この時代に希望を持って、真実を貫き生きるメッセージは、今こそみんなの心に響き合う。



みやづ歴史の館/3F大会議室
上映協力金\1,000(前売り)/当日\1,500
12:30~17:00まで託児あり(要予約)


12:00 会場
12:30 挨拶 Ray&Amaライブ
13:00 第一回目上映
15:30 鎌仲ひとみ監督 講演会
17:30 受付 THE FAMILYライブ
18:00 第二回目上映


チケット取扱店
みやづ歴史の館/ローソン京街道店/浪江書店/磯野開化堂/橋立そば処 まる丹(木曜定休)/欧風ダイニング クッチーニ(火曜定休)/スタジオ き/小さな食卓(大宮町)/
前売りチケットはTHE FAMILYでも預かってますので、当日までにメールにてご連絡下さい。
*各取扱店での領収書の発行はありません。予めご了承下さい。

みやづ歴史の館
〒626-0041 京都市宮津市字鶴賀2164
駐車場:パーキングはままち(有料)

鉄道:北近畿タンゴ鉄道宮津駅から徒歩8分。
自動車:京都縦貫自動車道舞鶴大江I.Cから、国道175号・178号利用。

主催 みやづ・ミツバチプロジェクト
後援 宮津市
お問い合わせ 090-6234-1808(18時以降)
       0772-27-2310 立垣(まる丹)
■中嶌哲演さん断食中

小浜の中島哲演さんが27日から、福井県庁で抗議の断食を続けています。
31日までつづける予定です。

現在グリーピースジャパンがサポートしています。

グリーンピースジャパン福井アクションセンター

080-3930-3341 代表電話です。中嶌さんにメッセージ伝えてくれます。

行ける人は支援にいってください。

福井の人に知らせて駆けつけてくれるよう頼んでください。

マスコミに、大阪本社版に記事を載せるよう要請してください。

グリーンピースジャパンのホーむっページで中嶌さんの談話などが今夜から放映される予定です。

URLはこの記事のいちばんしたにあります。


以下引用

早期再稼働に「待った」!お寺の住職が断食開始

そんななか、地元で40年間反原発を訴えてきたお寺の住職が、25日(日)から抗議の断食をはじめました。

住職のお名前は、中嶌哲演(なかじま てつえん)さん。
福井県小浜市にある1200年の歴史があり、国宝を2つ有する明通寺のご住職です。

中嶌さんは、「大飯原発の再稼働を許してしまうと、なし崩し的に他の原発の再稼働に繋がってしまう。第2のフクシマを続発しかねないという大きな危機感を抱いている。私の断食がささやかな触媒となり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国の多くの人たちに伝えたい」と、断食決行の理由を話しています。

3月25日から月末までの1週間、すべての食事を断ち、水のみで過ごします。
福井県庁ロビーに座し、知事と県議会議員には、国の圧力に屈して拙速な再稼働を認めないでほしいとのエールを送り、県外の人に「自分事」として考えてほしいと訴えます。

グリーンピースは、中嶌さんの行動を陰ながらサポートし、月末までの4日間、4夜連続で福井県民が原発と福井のこれからと本音で語る会を開きます。

この会はUstream生中継で配信し、全国に福井の声を届けるとともに、全国から福井へのメッセージや提案・質問を受け付け、議論に織り込んでいきます。

たくさんのオンラインご参加をお待ちしています!
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/3274ustream/blog/39720/




■京都府への要望所
3月26日11時より府庁にて山田知事あての要望書を提出し
ました。
参加したのは行動を呼びかけたアイリーンさん、藤井さん以下8
名。
要望書に名前を連ねてくださった方は、
たった1日ほどの短い呼びかけにもかかわらず165名に上り
ました。
その内訳は以下の通りです。
舞鶴市(2名)、宮津市(5名)、京丹後市(3
名)、綾部市(10名)、京丹波町(4名)、南丹市
(3名)、亀岡市(8名)、京都市(96名)、長岡京
市(2名)、宇治市(6名)、八幡市(2名)、城陽
市(3名)、井手町(1名)、京田辺市(18名)、精
華町(1名)、木津川市(1名)

再稼働に向けた国の拙速な動きに対する府民の不安を伝える、
という目的はみなさんのおかげで達せられたと思います。

メディアの関心も高く、複数の新聞、テレビが取材してくれました。

対応してくださったのは、危機管理・防災課の前川課長でした。

事故の検証も、防災計画の策定も、安全協定の締結も
何も済んでいない中での「政治判断」などもってのほか。
府として再稼働には決して同意しないでほしい、
という私たちの要望に対して、

「府としては、府民の安全・安心を第一に対応してきたし、
その姿勢に変わりはない。
基本的にみなさんと同じ方向を向いている。」
とのお答えをいただきました。

ろくに事後説明ができないような、
腰砕けの対応にはならないよう、釘を刺せたと思います。

ただ、近日中に予定されている保安院の知事への説明に際して、
府民も参加(傍聴など)させてほしいとの要求には、
それは考えていないときっぱり断られました。

提出した要望書(最終確定版)は末尾の通りです。

なお、保安院の来訪(29日か?)に際しては、
府を応援しつつ、国への抗議の意思を示すため、
庁舎外で横断幕を広げるなどして待ち構えようと計画しています。
ご都合のつく方は、ご参加ご協力のほどお願いします。
(文責:小坂勝弥)


▼(提出した要望書)-----------------------------------------

要望書

無責任な「政治判断」で
大飯原発3・4号機を再稼働しないよう、
国に強く求めてください

京都府知事 山田 啓二 様

大飯原発3・4号機の再稼動をめぐり、再稼動の条件の一
つとされるストレステスト一次評価について、原子力安全委員会は、さ
る3月23日、これを「妥当」とする確認書を出しました。
しかし委員会が開かれたのはたったの5分であり、実質的な審議
はなに一つなされませんでした。政府はこれをもって、大飯3・
4号機の再稼働を「安全」とし、野田首相など4閣僚の判断を経て
地元説明を行うと報じられています。
下記のように根本的な問題が置き去りにされたまま、国民の声を無視
して行われたこの手続きに、私たち府民は、強い憤りと不信とを抱いて
おります。

1.一次評価だけで安全は確認できない
大飯原発再稼動の安全上の判断に際しては、ストレステスト一次評価
が全く意味を持たないことは班目委員長が繰り返し述べているとおりで
す。しかも関電は、昨年末が期限だった二次評価を未だに出していませ
ん。

2.活断層の連動による地震発生を考慮に入れていない
保安院の地震と津波に関する意見聴取会では、委員全員から、大飯原
発周辺の3本の活断層について、連動評価を行うべきとの厳しい
意見が出されています。しかし関西電力は、大飯原発の耐震安全評価に
おいて、活断層の3連動を考慮に入れていません。

3.地震の際に制御棒の挿入が間に合わない可能性がある
保安院で平成22年に了承された耐震安全性評価中間報告によれ
ば、制御棒の挿入評価値は基準地震動Ssで2.16秒であり、
評価基準値(許容値)である2.2秒をぎりぎり下回る数値です。
活断層の3連動を前提にすれば、制御棒の挿入評価値が評価基準
値(許容値)を超えることは明らかです。しかし、関電は従来の
2.16秒を1.88秒に引き下げ、それでもって余裕が十分あるかのよ
うに見せようとしています。福島事故後にこのようなことがされている
のです。にもかかわらず、原子力安全委員会でこの議論はまったくなさ
れませんでした。
なお、保安院は、3月13日、安全委員会に提出した資料
に、前述の中間報告をはるかに下回る「1.88秒」という数値を唐
突に掲載していますが、その根拠を示していません。

4.津波の想定がきわめて不十分
大飯で用いられている津波の想定は11.4メートルで、福島事故
の14メートルよりも低い想定で疑問があります。関電などが行っ
た津波跡調査は、地震・津波に関する意見聴取会でも不十分だとの結論
となり、再度行われる詳細調査結果は11月までかかります。しか
もこれらの調査は若狭湾の東側に限定され、京都府が求める丹後半島の
調査は行われていません。

5.福島原発事故の原因究明を待つべき
福島原発事故は収束せず、原因究明はこれからです。このような状態
で、福島原発事故を繰り返さないなどと言えるわけがありません。

6.深刻な被害が想定される京都府が地元と認められていない
しかも、京都府北部を中心に、「緊急防護措置区域」(UPZ)の半
径30キロ圏内には、福井県の対象地域住民よりも多くの京都府民
が居住しているにもかかわらず、政府や関西電力は京都府を地元と認め
ず、関西電力は京都府の要望している地元並みの安全協定をいまだ締結
していません。
先日、京都府は全国で初めて、SPEEDIによる高浜原発で過酷事
故が起きた場合の放射性物質拡散予測を公表しましたが、放射性ヨウ素
の拡散で綾部市、舞鶴市、南丹市、亀岡市、京丹波町、京都市右京区な
ども府の避難基準や屋内退避基準以上になり、府の南部も屋内退避が必
要な可能性があるとの結果であり、京都府が地元とされないことは到底
納得できません。

7.過酷事故時の府民の飲料水や避難路の確保ができていない
もし若狭の原発群が大きな事故を起こした場合、避難や飲料水確保を
はじめ、京都府民に大きな困難と被害が生じるおそれがあります。

これらのような大きな問題があるにもかかわらず、政府が科学的な安
全確認を軽視して、「政治判断」で大飯原発3・4号機の再
稼働を行うことは、京都府民として耐え難い暴挙です。
そして京都府知事が国に対して再三にわたって大飯原発再稼働の慎重
な判断を求められ、さらに京都府議会が国に対して、大飯原発再稼働の
慎重な判断を求める意見書を可決したにもかかわらず、京都府の意向を
無視して再稼働を政治判断するなどということは認められません。


以上のことから、私たちは京都府に対して、次のことを強く要望いた
します。
(1)国に対して、京都府知事の意志と、京都府議会の意見書を
重く受け止め、いまだ福島原発事故の原因究明すらなされていないとい
うのに、拙速で無責任な「政治判断」で、大飯原発3・4号
機を再稼働しないように、強く求めてください。
(2)国に対して、再稼働の判断をする前に、京都府を「地元」
と認めるよう、強く求め、国が守ろうとしない私たちの命・健康を守っ
てください。
(3)関西電力に対して、再稼働する前に、京都府と立地自治体
並みの安全協定を結ぶよう、強く求めてください。
(4)大飯原発で過酷事故が起きた場合の放射性物質拡散予測
も、早急に実施して公開してください。そして、その結果が出る前に再
稼働の判断をしないよう、国に対して強く求めてください。
(5)国に対して、拙速な再稼働ではなく、福島第一原発事故の
一刻も早い原因究明と、事故の収束、放射能汚染による健康被害への対
策、事故の被害者への賠償が早急になされるよう、強く求めてください。
(6)関西電力に対して、夏場に本当に電力が不足するのか、府
民に情報公開を行うよう、強く求めてください。
(7)先日の報道で、知事が今月中にも原子力安全・保安院から
大飯原発3、4号機の評価結果などの説明を受けるとのこと
ですが、その場を、直接的な被害を受ける京都府民が参加できる公開の
場とし、質疑応答の時間を設けてください。
2012年3月26日

大飯原発3・4号炉の再稼働を案じる京都府民 有志
165名

 多々見良三市長が東日本大震災で発生した宮城と岩手のがれきの条件付き受け入れを表明したことを受け、十八日夜、一般廃棄物最終処分場がある大波上の集会所で説明会が開かれた。約三十人の住民が集まったが、市長の受け入れ表明に「順序が違う。環境保全協定からも逸脱している」と市への不信感を示した。

 大波上自治会の要請を受けて、直接住民に説明するため多々見市長はじめ、参島肇・市民環境部長ら六人が出席して開かれた。冒頭、

処分場の対策委員会事務局長の関本長三郎さんが、処分場をめぐる地元と市との経過を説明した。

昨年、滝ヶ下処分場から地元に無断で大波上処分処分場に廃棄物を搬入し、その後、協定に定める埋立物以外のものを持ち込む場合は事前協議が必要とする協定を地元と市で結んだことを上げ、「市民と市長の約束を書面で取り交わしておきながら、こんなに簡単に反故にされてもよいものなのか」と疑問を呈した。

さらに、大波上処分場の埋立容量は十万立方メートルで十五年間使用すると協定で記されているが、二〇一〇年の使用開始からすでに埋立量が約四〇%に達したのを地元側で指摘したことを示し、「このままでは遅くても八年で満杯の状態になる。こんな仕事をしておきながらどうして震災復興のお手伝いと言えるでしょう。もっと足元を見てほしい」と述べた。

多々見市長は「ご指摘の通り不手際があり、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と謝罪した上で、「東北の復興のため何かできないか、手助けをしたいとの思いから表明した。東北で、そして地元で安全をチェックしたものに限り、身の丈にあった量を処理する。繰り返し説明にうかがいたい」と理解を求めた。(2012年3月23日付 舞鶴市民新聞社より転載)


2012年03月16日

舞鶴市長 多々見良三様

舞鶴ピースプロジェクト

代表 村本さゆり



瓦礫受け入れ表明の撤回を求める要請書




放射能の日本中への拡散につながる被災地の瓦礫に慎重な姿勢をとってきた貴職の判断に対して、私たちは良識ある態度と評価してまいりました。ところが、3月12日市議会での質問に答える形で、突然瓦礫の受け入れを表明し、18日には森、大波上の二つの地元に貴職が出向き同意を求めると報道されました。寝耳に水の貴職の態度の変更はとても受け入れられるものではありません。


報道によると「仙台市は3基の仮設焼却施設を新設し、全量を自前で処理する方針を決めた。他の被災地も右へならえで、自前で処理したいというのが本音だ。」といわれています。別の報道では、岩手県岩泉町の伊達勝身町長はこう述べています。「無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。」と。

 被災地の首長たちは国に対して、瓦礫を地元で処理することで、処理施設の建設と稼働によって雇用を生み出すことができる。これを復旧の一歩とすることの重要性を訴えています。こうした首長たちの希望に逆らってまで、申し訳程度の瓦礫を引き受ける必要があるのでしょうか。

 

また、福島第一原発から放出された放射能は膨大で、しかも予想をはるかに超えて遠くまで拡散しています。福島県が安全宣言した米が後になって出荷停止になったことからもわかるように、瓦礫に含まれた放射能を継続して、正確に、監視することは至難の業です。

 

放射能に汚染された地域ではずっと住民の被曝が続いており、健康への深刻な響がとても心配です。舞鶴市において被災地で被曝し続けている人々の避難を一人でも多く受け入れることでどれほど救われることでしょう。

 

被災地の人々が持ち出すことを望まない瓦礫を受け入れ、市民を不安に陥れるようなことをしないよう強く望みます。天橋立や舞鶴には春になると多くの観光客が訪れます。市民が安全に暮らし、観光客が安心して訪れる街づくりをすることが貴職の使命であると、私たちは考えます。


突然の瓦礫受け入れ表明に大きな不安をいだきこの要望書をお届けしました。以下の要望について文書でお答えください。



一、唐突な瓦礫受け入れ表明を撤回し、瓦礫を受け入れるにいたった経過とその理由を、公開の場で市民に説明してください。

  瓦礫がはらむ危険は町内会にとどまるものではなく、10kmも離れた地域にも数百年以上にわたって、影響を及ぼすものであることは貴職もご承知のはずです。


二、受け入れる瓦礫処理の安全を確かなものとするための方法を明らかにしてください。

  原発でもそうですが、放射能汚染は起こらないというのではなくて、起きた汚染にどのように対処するかを細かく定めることが必要です。


三、被災地の首長が瓦礫を地元で処理したいと望んでいることについてどのように考えているか、教えてください。

被災地の再建のために、瓦礫処理を事業としたいという首長たちの望みを妨げないでいただきたい。


四、23号台風のとき、お世話になったことへのお返しをしたいという貴職の心情はとても尊いものです。福島で被曝し続けている人々、とりわけ子供たちとその家族を暖かく迎え入れてください。市民とひざを交えて、真剣にその方策を検討することを提案します。




以上の通り要請いたします。




問い合わせ先

0773-82-1032(村本)