かんしゃくや自傷行動を起こした時の対処法は?
危険を回避しながら静かに見守る態度が求められます。
大きな緊張や不安に襲われたとき、自閉症の子供はかんしゃくや
自傷行動に至るケースがあります。
自傷行動もかんしゃくも20分程度で治まってくるものです。
頭を壁にぶつけたり手で自分の顔を叩くなど怪我の恐れがあるケースでは、
頭をぶつけようとする壁にクッションを置いて衝撃を和らげたり、
叩こうとする顔に大人が手を当てて防ぐなどの対応をして見守りましょう。
大声で叱ったり力ずくで止めさそうとしても子供はますます興奮するだけです。
大声で泣いたり叫んだり暴れたりするケースでは、
危険が無いか確認したうえで静かに見守るのが一番です。
力ずくで押さえ込もうとするとかえって感情を高ぶらせることになるため、
危険を回避する形で静かに見守るのが最も良い方法です。
治まりかけてきたと感じたら、好きな飲み物やお菓子などをそっと差し出して、
気分転換を図らせると良いでしょう。
大声をあげて制止しようとすると子供はますます興奮します。
<<発達障害の子育て教育体験記>>
家庭での育て方が子供を劇的に変えるメニューより