差押えのプロが教える交渉心理術 vol.62


2ヶ月前から写真撮影をはじめました。
先日、撮影した写真です。

この写真をみてどう感じますか?

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友達は「ステキ♪」と言いました。
 
「ステキ」という言葉からは、
好印象を受けます。

 

けれど、その意味は「あいまい」です。

 

なぜなら、
「ステキ」から受けとる
印象や意味合いの解釈は
人によって違うからです。

 

例えば、
ステキ=すばらしい
ステキ=かわいい
ステキ=かっこいい
ステキ=クール

 

このように、
相手は、印象や意味合いを
自由に解釈できる。

 

 

さて、
人と会話する際、
話を弾ませたいばかっりに、

 

「どこに住んでるの?」
「休日は何しているの?」
「趣味は何?」などと

 

相手に質問を投げかけ続けた結果、
なんだか会話がギクシャクしてしまった経験はありませんか?

 

人にはパーソナルスペースがありますが
心にもパーソナルスペースがあるのです。
 

相手に心を開いていないうちに、
ずけずけと質問されると、
 

自分のテリトリーに土足で踏み込まれているように感じ、
それ以上の進入を拒絶したくなるのです。

 


では、相手に拒絶されないように
質問するにはどうしたらいいのでしょうか?

 

先ほどの例でいうと

 

「どこに住んでるの?」
⇒「どこに住んでいるか興味があるのです」
 


「休日は何しているの?」
⇒「私はゴルフをしていますが、○○さんもゴルフをなさっているのかなぁ、と思って」
 


「趣味は何?」
⇒「あなたがどんなことに興味をもっているのか、知りたいなぁと思って」

というようになります。

 

いかがですか?

直接的でなく、間接的に表現すると、
質問がソフトになりましたね。

 

これは
NLPのミルトンモデルを利用した質問。

 

ミルトンモデルとは、
催眠療法の第一人者として知られる
「ミルトンエリクソン博士」の
言葉づかいを分析・体系化したものです。

 

会話にうまく取り入れれば
あなたの人間関係がスムーズに
なることでしょう。

 

次回は
必ずイエスを導く会話のコツをお届けします。