僕がこの世に生まれた理由。
理由なんてない。 
人間は生きるということが使命である。
人間は似たような人はたくさんいるけども、全く同じ人はいない。与えられた時間をどう使うのかは自分次第。だからこそ、命というものを無駄にしちゃいけない。生きてるって素晴らしいじゃないか。人生は自分で切り開いていけるんだから。
たとえ、苦しくて辛い毎日だとしても、、
きっと明日は新しい自分に出会える。
そう信じて生きている

じゃあ、もし僕の命がなくなったら?
何か生き続けられるものってあるのだろうか…

↑私が中学の頃に書いてた小説の映像版。
その続きを作ってみました。
なのでこちらの動画を見た後に
↓↓下に進んでね!












命の時計   〜続編〜  

十年後。
私は、二十歳になった。大学に進学し、楽しい毎日を過ごしている。優の腕時計は十年経った今もなお一刻一刻、時を刻み続けていた。


   大学の友達の紗枝と買い物をしている時のことだった…。

「え、優?、、、」

ふと、私の横を優が通り過ぎたように感じ、後ろを振り返った。

「え?どうした?」

友達の紗枝はびっくりした様子で私を見た。

「あ、いや。。なんでもない。」

嘘だ。そんなのありえない。気のせいだ。私は何もなかったかのような素振りをみせた。でも確かに”優”がいたような気がしたのだ。あれから、10年も経つのに私はどうかしているのかもしれない。私は優からもらった腕時計を見た。正直、10年間も動き続けていることにびっくりで、心のどこかでまた”優”に逢えるかもしれないという気持ちが見え隠れしていた。もし今頃、”優”が生きていたらどう過ごしていただろうか・・・・


今日は一限目から紗枝と一緒の授業科目だ。
座席指定もなく、自由なんだけど渡辺先生の授業はつまらない。先生の話をきくというより、紗枝とお喋りできることが唯一楽しみで毎朝早起きして一限授業受けてるって感じ。教室に着くといつもの一番後ろの端の席を確保し、紗枝を待った。


授業がはじまる5分前に紗枝から連絡がきた。スマホを開くと、”ごめん、寝坊した”という文字。

「えー、寝坊?せっかく話の続き聞けると思ったのに〜」

私はため息をつくと、”了解”と返信をうった。話の続きというのは、紗枝の新しくできた彼氏のことだ。最近、珍しく順調に続いているらしい。私は、彼氏なんてできたこともなく、いつも紗枝から早く彼氏作りなと言われるものの出会いなんてものはない。つまり、恋愛経験ゼロだ。

つまらない授業がやっと終わり、教室から出ようとした時だった。私の足が止まった。目の前に”優”がいたのだ。いや、目の錯覚かもしれない。しかし、その子が”優”に見えた。
まさか・・・
唖然と見つめる私の視線が気になったのだろう。”優”に似たその子は、私と目が合うと不思議そうにこちらを見た。
そして、こちらに向かって歩いてきたのだ。



「あの…私たちどこかで会いましたっけ?」



・・・・つづき。








私の妄想で描いた作品です。
何か伝えていけたらな、皆さんの心に残れるような小説を書いていけたらな…って思います。

また更新できたらなって思います。

 

もしよければ、感想とかお寄せください