らせん階段を何週もして、大地に帰ってきた | セラピスト菊川マリア公式ブログ

セラピスト菊川マリア公式ブログ

心が晴れる「幸せ力」の育て方を伝えてます

大分遠征で感じたこと、完結編。

~昨日のFacebookへの投稿より~

自然に囲まれたところで育った。
歩いて5分くらいのところに、畑や田んぼがあり、小学校には一山越えて通った。

自分の家の畑で採れた野菜やお芋を食べることは、なんら特別ではなく、当たり前のことだった。

夏は、水着で家から飛び出して、走って3分の瀬戸内海で泳いだ。

帰り道、お腹が空いたら、畑からトマトやミカンをもらって(盗んで)食べた。
(農家の方々、ごめんなさい。)

そして、正直に言うけど、
10代の頃、私は生れ育った、その田舎が嫌だった。
男尊女卑、家父長制、人と違うことを忌み嫌う風潮などに、窮屈さを感じていた。

祖父がアルコール依存症、両親が短気で、すぐ怒鳴り散らす人というのもあったと思う。

私は、早く、この家から出たかった。
この窮屈な田舎から出たかった。

東京に出て、両親と離れて暮らすようになって、ものすごい解放感を感じた。
誰の目も気にせず、好きなことができるのが、本当に嬉しかった。

その一方で、心の深いところ、無意識的なところで、人と近づくことを恐れている自分がいた。

カウンセリングやセラピー、ヒーリングに、長い間通いつめる傍ら、誰とも親密な関係を持たなかった。
いや、持てなかった。

自助グループやグループセッションで、自分の気持ちを赤裸々に話す一方、個人的な相談をする女友達はいなかった。
恋愛も長続きしなかった。

私は、自分と両親を切り離すため、すべての他人と自分を切り離した。
誰とも親密にならず、自分だけに見える堅い殻に入り、その殻越しに、人と関わる。
それが、私が考えた、私を守るやり方だった。

そんな私が、グラウンディングコーチになった。
グラウンディングセラピストという肩書きを作って、セッションの提供を始めた。

誰とも親密にならないってことは、自分とも親密にならないってこと。
自分と自分を切り離すってこと。
つまり、全くグラウンディングしてなかった私が、まわりまわって、グラウンディングを伝えるセラピストになったのだ。

回復とか成長は、らせん状だって言うけど、本当にそうだと思う。

私は、1周まわって、いや、1周どころじゃないか、何週もまわって、また、大地に帰ってきた。

土の大地に、
体という大地に、
そして、人と人とのつながりという大地に、、、

いやはや、どうやったって、愛されてるもんだ。
どうやったって、愛されることからは逃げられないもんだ。


***********


◆セッションの予約はこちらから

(上記のフォームから、セッション可能日も、分かるようになってます。)



◆セッションやWSのお問合せ等、ご質問は下記のフォームへお気軽にどうぞ。



◆メルマガやってます。登録はこちらから。

http://www.reservestock.jp/subscribe/2007




◆これから開催するイベント





5月12日町田の地域通貨のコミュニティで


Living without Money上映会

http://ameblo.jp/maria-grounding/entry-11526810618.html


5月22日神奈川県秦野にある手打ちそば くりはらさんで

Living without Money上映会

http://www.ac.auone-net.jp/~kurihara/


5月24日中野にあるウナカメラリーベラというカフェでライブ音譜


5月25日世田谷区にある縄文時代から続く広場が残る公園で

グラウンディングと歌と踊りのWS

「4000年前もここで歌って踊っていた!!」

http://ameblo.jp/maria-grounding/entry-11518613589.html

6月8日自由が丘のナチュラルセラピーショップ・アンジェリさんで

「あなたの中のお金と出会い、本物の豊かさを探求する上映会&WS」
http://www.salon-angeli.com/archives/32.html