グラウンディング・コーチのマリアです。
今日は、グラウンディングのセッションを受けて下さったA子(38歳)さんのお話。
※これはフィクションです。
A子さんは、小さい頃、親から愛されなかった、受け止めてもらえなかったという想いの強い人でした。
そして、その親からもらえなかったものを、長い間、他人、特に恋愛対象となる異性に強く求めきました。
そんなA子さんの恋愛は、いつも上手く行きませんでした。
自分を好きになれないA子さんは、A子さんのことを好きになってくれない人ばかり、無意識的に選んでいたのです。
A子さんの「愛されたい、受け止めて欲しい!」は、
「愛されてない、受け止めてもらってない!」でした。
A子さんは、心の中で、アクセルとブレーキを同時に踏んでいました。
「他者と愛し愛される関係が欲しい」というアクセル
「私なんて、愛されるわけがない」というブレーキ
カウンセリングやセラピーを受けて、A子さんは自分が人に強く愛されたい、受け止めて欲しいと思っていると、気が付きました。
そして、A子さんは、人に愛や受容を求めている私が重いから、人は逃げる、だから、求めないようにしよう・・・
そう、決意しました。
そこで出会ったのが、体を感じるグラウンディング。
グラウンディング・コーチのマリアは、A子さんに言いました。
「A子さん、体はいつもあなたのそばに居ますよ。」
「体は、どんな時も、あなたのことを見ていて、あなたの気持ちを一緒に感じているんです。」
と。
A子さんは、その言葉を聴き、今まで味わったことのない安心感を持ちました。
A子さんは、自分の中に、自分を満たす力がある。
自分の中に、決して枯れない、愛と癒しの泉があると知って、号泣しました。
なぜなら、それはA子さんが、長い間、求めて止まなかったものだからです。
それは、A子さんの外側にではなく、A子さんの内側にあったのです。
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これは、私がクライアント様から、よく聴かせて頂く言葉を、一つの物語にまとめたものです。
私のセッションを受けて下さった方、私のブログやメルマガで、体を感じるグラウンディングを知って、実践なさっている方は、「これって、私の話?」と思われたかもしれません。
それは半分本当で、半分嘘です。
A子さんの物語は、この後も続きます。
長くなったので、続きはまた今度。