おはようございます。
幸せ力研究所所長兼
グラウンディングコーチのマリアです。
最近は、ビーチクリーンだけではなく、タウンクリーンもしています!
今ね、私は、ヒーラーでセラピストで教師である山本美穂子さんのエネルギーヒーリングの学校に通っています。
その学校の教科書の一つ「防御なき自己 パスワークを生きる」を読んでいたら、こんな文章に出会いました。
ちょっと長いけど、引用しますね。
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ジュディスは少女時代を、まるで魔女のような母親に怯えながら過ごしました。
今、ジュディスは自分のローワーセルフ(ネガティブで邪悪な子供っぽい自己)が母親の魔女の再現であり、自分がそれを親密な接触から距離を置くための防御として用いていることに気づいていました。
幼少期の痛みに対する防御として作り上げられたジュディスのローワーセルフは、もはや彼女にとって無益だったものの、それ自体が生命を帯び、たとえ彼女が心を開こうとしても、彼女の心を閉ざそうとするのでした。
瞑想の中で始めた三者対話の中で、ジュディスの大人の自我は、ローワーセルフの魔女とハイアーセルフの天使に対話に加わるよう促しました。
すぐさま、魔女が彼女を抑えつけ、対話をやめさせようと、恐ろしげな様子で自分の方にやって来るのが見えました。
ジュディスは強く言いました。
「私は自分の感情を取り戻したいの」
魔女は答えました。
「それが不可能だってことが分からないの?
あなたの感情はあなたをひどく痛めつけるわ。
私はあなたが子供の頃、気が狂わないようにしてあげていたんだから、私に感謝して、私に主導権を握らせたままにしておく方がいいわよ」
大人のジュディス
「子供の頃、私がそれほど傷つきやすく感じないで済むようにしてくれて本当に感謝しているわ。
でも、あなたの保護は私にはもう必要ないの。
今、私は自分の傷つきやすい面を感じたいの。
だって、私は母親より安全な人たちに囲まれているんだもの。
私は愛し、愛されたい。
どうか、私の感情を手放して」
魔女
「いやよ。
私はここにいて、あなたや他人を怖がらせる力が自分にあることを感じていたい。
私は何よりも力が欲しい。」
ジュディスは次に、ハイアーセルフのより偉大な力を呼び起こしました。
しばらくのあいだは何も起こりませんでした。
やがて、カーテンの後ろから白い光に身を包んだ女性がゆっくりと現れました。
この天使のような存在が魔女に話しかけました。
「あなたは力が欲しいと言っているけれど、あなたが本当に欲しいものは何?」
魔女は突然、少女に姿を変え、子供の声で話し始めました。
「私が欲しいのは愛だよ。
でも、自分にはその価値がないって知ってる。
愛してもらうにはいい子じゃないといけないんだ。
私がもしいい子だったら、ママは私にあんな意地悪をしないよ。
だから、私は悪い子なの。
どうせ悪い子なんだから、私は悪いことをして、人を怖がらせるんだ。
そうすれば、少なくとも自分には力があるって感じられるから。」
魔女は今や少女時代のジュディスへと完全に姿を変え、静かに泣き始めました。
ジュディスは自分の子供としての自己が、カーテンの後ろからのぞいていることに気づきました。
そして、天使が子供に向かって両手を広げている様子を見ました。
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この文章を読んだ時、涙が止まりませんでした。
小さい頃、母親や妹に、よくかんしゃくを起こしていた私。
その背景には、気持ちを受け止めて欲しいのに受け止めてもらえない、そのストレスと悲しみでいっぱいでした。
大人になるにつれ、かんしゃくを起こすことはなくなり、良い子ちゃんのニコニコ仮面のマスクをつけるようになりました。
そして、その反動で、心の中で、誰かをジャッジしまくったり、怒りまくったりしていました。
一人で居ても、誰かが心の中に居て、その誰かと喧嘩している、戦っている。
長い間、そんな心の状態が続いていました。
「私が欲しいのは愛だよ。
でも、自分にはその価値がないって知ってる。
愛してもらうにはいい子じゃないといけないんだ。
私がもしいい子だったら、ママは私にあんな意地悪をしないよ。
だから、私は悪い子なの。
どうせ悪い子なんだから、私は悪いことをして、人を怖がらせるんだ。
そうすれば、少なくとも自分には力があるって感じられるから。」
この文章を読んだ時、私がどうして、一人で居ても、誰かが心の中に居て、その誰かと喧嘩して戦っていたか?
その理由が分かった気がしました。
それは、小さい頃、感じていた痛みを感じないための防衛だったのです。
しょっちゅう、イライラしている。
ムカムカしている。
そんな方は、もしよかったら、自分に問いかけてみて下さい。
「このイライラの下にある痛みは何だろう?」
「このムカムカの下にある痛みは何だろう?」
って。
この問いは、いつもとは違う視点で、自分を見つめるきっかけとなります。
もしかしたら、この作業は一人では難しいかもしれません。
そんな時は、私を使ってくださいね。
体に着陸しながら、ゆっくりと、あなたのペースで、自分の気持ちを感じるお手伝いをします。