【映画】君たちはどう生きるか
ジブリ新作!何年ぶりだろうか…おそらく遺作になるであろう宮崎駿のアニメ作品を鑑賞。まずは一言! よくわからんが映像すごい!というのが正直な感想。話の大筋もわかったようでよくわからない。何度かみたら理解できる話なのかもよくわからない…↓↓↓ネタバレ感想になるので注意↓↓↓冒頭の戦時中の映像表現は圧巻で鳥肌が立つくらい印象的で力の入れ具合がバンバン伝わってきた。義母と乗る人力車の沈み込む揺れの描写なども乗ったことはないのにリアルな感じを受けた。疎開先のお屋敷もすごい描き込みがありこれも宮崎駿自身の記憶なのだろうか。この作品、過去のインタビューなどから自身の幼少期の体験を映像化していると言われているがやけにリアルに感じた箇所は多々主人公に投影しているのだろうなと感じた。ファンタジーの世界に入るまで長かったし、あの世界は入り口が本棚だったことから本の世界に入ってしまったのではないかと思う。青鷺は結構キモくて人間が化けた姿ではなさそうだしなんだったんだろうか。ジブリに出てきたおばあちゃん大集合も面白かったし異世界で主人公の周りに並べられてるのも印象に残ってる。人が空を飛ぶ、掃除や食事シーン、水や火の表現、今までのジブリに出てきた要素の詰め合わせを感じられたし、ジブリ映画であることを堪能はできる映画だった。ファンであればあるほど楽しめるのかもしれない。わらわらという名のすみっこぐらしにでてきそうなデザインのキャラが可愛かったのはわかった笑 螺旋状に登っていく白玉の正体はラストに出てきた弟だという説は合っているような気もする。世界の崩壊を招いたインコの将軍?は何がしたかったのだろうか。彼の目的がよくわからず…いろんな時間軸につながる回廊みたいな場所はファンタジー感あふれていて良かった。いい設定だったしもっと活かして欲しかったなぁ。2時間超えの映画だったからなのかジブリを観て途中でまだ終わらないかなと感じたのは初めてだったので結構それもショックだった。よく話が理解できず面白く感じるのはアニメ表現だけ…しかもすごいアニメだ!と感じるのもたまにくる程度…最後の別れのシーンは感動シーンなんだろうけどいまいち話に集中できず、また共感もできてないのでいまいち感動もできずで理解できない自分がだめなのかと考えてしまうほどだった。グッズはポストカードを購入、パンフは内容が薄いとのことだったので購入はやめておいた。
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