先日、『ビリギャル』の著者、坪田信貴さんと御本人である小林さやかさんが地元の名古屋で講演会をした話は前に書いた。
その講演会に参加した『あほな奴ほど成功する』の著者で名古屋を代表する居酒屋チェーンである奥志摩グループの社長、中村文也さんが、坪田先生の受験のテクニックの話や、ビリギャルの母親である通称ビリママ(ああちゃん)の話に感動したようで、フェイスブックで2回にわけて記事を書かれていた。
文也さんは著書のタイトルの通り、学歴を重視しない人だが、「慶應大学の歴史の問題で近代、現代しか出ない」というような受験のテクニックの話には、かなり興味を持たれたようである(先ほど電話で取材した)。
「ドラゴン桜」よろしく、受験のテクニックを使えば、ビリギャルのような奇跡的な合格の話は、そう珍しくないのは予備校や塾の関係者なら常識だろう。
私も98年から01年にかけて某予備校で広報職員として働いていた時は偏差値29から南山大学に合格した生徒を広告に使い、営業していたことがある。
『ビリギャル』は既に65万部を突破し、映画にもなるようだから、そのうちミリオンセラーになるだろう。
従って、昨年に続き、今年もビリギャルの話題は、しばらくは日常で、しばしば使われるはずだ。
そんな今だからこそ、私は大学受験の予備校ではなく「人生予備校」を流行らせたい。
既に奇しくもビリギャルと同じ慶應大学卒業生で『本当に頭がよくなる1分間勉強法』の著者である知人の石井貴士さんが人生予備校をスタートさせているが、彼の他に人生予備校をしている人はまだ目にしていない。
私は2012年からサンクチュアリ出版で臼井正己トークライブを開催しており、4月17日に5回目のトークライブを開催する。
これは人生予備校という名称ではないが、私の中では人生予備校のようなものだと思っている。
受験のテクニックを学べばビリギャルでも慶應大学に受かるなら、人生成功のテクニックを学べば、フリーターでも夢を叶えることができるはずだ。
もちろん、私、臼井正己が偉そうに成功のテクニックを語ったところで、あまり、説得力がないと思うので、毎回、多才なゲストを招いている。
社会人が今さら、大学受験をして慶應大学に合格しても、あまり意味はないと思うし、現実的な話ではないと思う。
が、社会人が成功のテクニックを学んで夢を叶えるのは現実的な目標だと思うし、ニーズもあるはずだ。
サンクチュアリ出版の創業者の高橋歩さんは「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分」という名言を著書『毎日が冒険』で書いていた。
私は彼の著書を22歳の時に読み、36歳の時に『毎日が冒険』を意識したタイトルの『毎日が革命』を出版し、今も夢を追い続けている。
ベストセラー作家になるという夢はまだ実現していないが、夢をあきらめた大人になっていないことだけはハッキリと言える。
夢をあきらめかけている人には是非、参加してもらいたいイベントだ。
現在、予定されているゲスト…原隆幸さん、増田紫乃さん、小谷真理さん、野島茂朗さん。
2021年9月18日追記
2021年10月13日に「夢をかなえるもう」というタイトルのイベントを開催することが決定しました!