ビリギャルとへるめろと私 | 『毎日が革命』「転職王」正己のヤバイ放談 (臼井正己公式ブログ)

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映画「ビリギャル」を観たのは昨年の5月6日のことである。あれから約1年が経ち、世間では「ビリギャル」が話題になることも少なくなった。
今の旬の話題は昨夜のベッキーが出演した「金スマ」や舛添都知事の動向であろう。
だが、本日、未明、ひょんなことから映画「ビリギャル」の話題になった。
それは四国の現役JKへるめろとのLINE通話でのことだった。


学年で言うと新3年生のへるめろは受験生である。四国にある某進学校に通うへるめろだが、勉強をしていないため成績は悪いようだ。
そこで「ビリギャル」を観たかどうかの話になり、「観た」とのことだった。
ちなみに、私が映画館で映画を観たのは「ビリギャル」が最後となっている。
進学校に通い、大学受験に失敗し、その経験を予備校職員として活かした過去がある私(拙著『毎日が革命』『0から始める幸福論』参照)は「ビリギャル」について語りだしたら止まらない。
そういうわけで、へるめろとのLINE通話は約2時間にも及んだ(朝の4時に起きて勉強すると言っていたへるめろはちゃんと起きて勉強したかな?)。
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その通話の中でも語ったが、「ビリギャル」を指導した坪田先生が他の先生と違うのは、勉強を教える力に加えて、生徒の可能性を引き出す力があるということだ。
いわゆるコーチングスキルを持っていることが「ビリギャル」という大学受験におけるシンデレラストーリーを生んだのだと思う。
学校の先生の多くは生徒の可能性を潰してしまうドリームキラー(夢泥棒)になりがちだし、多くの塾講師も勉強を教える力はあっても、生徒の可能性を引き出す力までは持ち合わせていないことが多い。
先生に教える力があるのは当然だが、コーチング力の有無はもう少し焦点が当たってもいいと思う。

コーチングと聞いてもピンと来ない方もいると思うし、私もその定義を上手く説明はできないが、分かりやすい例で言うとマラソンの高橋尚子さんと小出義雄監督の関係がいいコーチングの事例だと思う。
高橋さんのシンデレラストーリーはマラソンにおける「ビリギャル」だと言ってもよいだろう。
既に大学受験とは何の関係もなくなった私もコーチングには興味がある。
へるめろに限らず、うだつが上がらず、悩みをかかえている若者に希望とやる気を与えるような体験談やノウハウをSNSを通じてシェアしていきたいと思う。