ヘアトリートメントという言葉に限界があるのかもしれない。。。




いやいや、ぜんぜん、シリアスでは無いです。笑



そろそろ、まる2年経ち、三年目になろうとしています。

トラヴィスのトリートメントシステムを考案して改良してって、まる2年になります。

そうそう、僕らも変わりましたが、お客様の髪の毛が、変わりましたね。

前のお店から、来ていただいているお客様の髪の毛が、いい意味で変わった。

いや、前は前で、きちんとやっていたつもりですよ。

トラヴィスからのお客様も、たくさんいます。

トラヴィスのトリートメントをするようになられてから、何人も縮毛矯正をされなくなりました。または、期間が延びたり、回数が少なくなりました。売上が。。。

それから、カラーをされている方で、チリチリとした癖や、大きなうねる癖がある方の髪の毛も変わってきました。


もちろん、すごく個人差が出ます。

それでも、統計をとると、来店サイクルが1ヶ月から1.5ヶ月以内の方で、トリートメントをされる方の髪の毛が、良い結果になってます。

チリチリが、少なくなったり、なくなったり。

「そういえば、うねらなくなった。まっすぐになってる。」

なんて方が、多いです。

だから、縮毛矯正やボリュームダウンパーマの方が少なくなりました。

(その陰には、セニングとレザーを使わないドライカットというのもあります。)

そんな体験をしているお客様から、パーマの相談を受けました。

以前からのお客様で、だんだんと短くしていき、今はショートヘア。

前は、チリチリとしたクセに、うねり、パサつきがあり、短くするのも、長くするのもためらうような髪質でした。

だから、しっかりとブローできる長さと、広がっても抑えられる長さを考える。

そうするとボブしかなかったんですね。



月一で、カットカラートリートメントをされ続け、半年で髪質が、かなり良くなりました。

チリつきがなくなり、うねりも抑えられ、1年後にはツヤが出てきました。

そうなると、変えたくなりますよね?

ええ。バッサリですね。

最近は、ベリーショートです。

で、ちょっと伸びてきて、パーマをかけたい。

元の髪質は、クセとうねりとパサつき。

うーんと、悩みましたが、

大丈夫じゃない?という事で、決行。

お客様自身も、前の髪質に戻ったら嫌だなと、おっしゃってました。

こうなったら、考え方を変えていこうと。

アイロンやデジタルみたいに、熱を使わないコールドパーマで。

SH基の補充だ!と考え、時間がかかるけと、慎重に事を運びました。

毎回グレイカラー(白髪染め)だけど、10~12レベルの明るさを保つために、バレイヤージュ(メッシュ)を入れたりしてました。

今回のコールドパーマは、シスアミ系の還元剤もつかうため、濃く染まり過ぎる可能性がある。

だから、カラーを先にして、パーマ(カーリングといった方が、合法的ですね笑)をかけました。

とっ~ても、中間に、2剤処理、後処理に時間をかけて、、

成功。

でも、写真はない笑。

前の髪質に、戻らず上手いことくせ毛風ショートヘアになりました。

これって、トリートメントのおかげなんだろうか?

と、思うわけです。

トリートメントって、ツルツルサラサラが合言葉でしたよね?

トリートメントなんて意味あるの?とか。
トリートメントなんて、美容師の売上を上げるためにあるとか。

そんなふうに、良く言われていました。
(同業同士のネットいじめ笑)


もちろん、トリートメントの一歩上を目指していたわけです。

出来ない髪質を出来る髪質にするために、パーマ液、カラー剤、施術技術、カット技術だけじゃなく

トリートメントとホームケアというものが、かなりのウエイトを占めるようになったと思います。

毛髪修復や髪質改善は、長い期間が必要になります。

はたして、それは、トリートメントというジャンルにしておいて良いのだろうか?

トリートメントという言葉に、限界があるのでは…









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