"I have no back up plan."背水の陣より自帰依自灯明かと。 | まさワークス美容・アンチエイジング遠隔ヒーラー

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Bella Ferraro(ベラフェラーロ)


冒頭のインタビューでベラは「私には、他の選択肢はないの。」と答えています。


I have no back up plan.
(私にはバックアッププランはありません。)


この言葉に僕も、リアリティーを揺らがされました。

シチュエーションがわかり、全体の意味が分かると、インタビューの内容も歌の感じ(?)も、伝わってくると思います。


一歩を踏み出す。自分の足で。その足が震えていても。


準備がなくてもいいとか、テキトーにとか、投げやりという意味ではもちろんなく、、、

僕らは、こと自分のこととなると足が震えだして、前に進まない最もらしい理由が山ほど出てきます。そして、「準備中」の札を掲げます。

現状の外側への遥か遠いゴールへの道は、さぞ不安で暗闇しか見えないのが当たり前なのです。

その時に踏み出すあなたの次の一歩は、あなた自身から見ても決して十分なものには映らないと思います。

拙速な一歩とはそのような意味です。

だから、まさワークスはいつもあなたの背中を押すのです。

彼女が一節、歌った後にオーディエンス(友達だけではないでしょう)の歓声や拍手に、思わず発した言葉も見逃さないで下さい。(頭文字はOMGですね。)


歌だけではなく、

彼女の考え方というのか、彼女のゴール、
いや彼女が自分に果たした役割機能という方が当たっているのかと思います。



"I don't have my back up plan."という台詞には 背水の陣や自己責任(感)などというよりも、自帰依自灯明そのままの風景が広がっているのを感じます。


歌う彼女の手は震えています。


モチベーションや勇気や自信やエフィカシー、不安や葛藤とのつきあい方を超越して、彼女は自分で選択したゴールに向かって無我夢中で歌い切るのです。

かのフースラーは、名著「うたうこと」の中で、「歌とは感情の流出である」と言いましたが、ベラがオーディエンスを熱狂させたのは、彼女と彼女の歌の背景にあるものであり、もちろんその歌唱力であり、表現力です。

インタビューではなく、オーディション現場のステージ上で観客のみならずジャッジのフレームを軽々と中断させて、リアリティーを書き換え一気に臨場感空間を支配したのは、抽象度の高いフィールドからのインパクト、衝撃ではないでしょうか。

まさ^^/


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歌詞も彼女の意識や無意識を深い所で投影しています。

(引用開始)

Come on skinny love just last the year
おいで 痩せてしまった愛 あと少し持ちこたえて
Pour a little salt, we were never here
塩を少しかけて まるで私たちなんていなかったみたい
My, my, my, my, my, my, my, my
Staring at the sink of blood and crushed veneer
シンクの血と壊れてしまったべニア板を見つめているの

I tell my love to wreck it all
全部壊してしまおうって言ったのに
Cut out all the ropes and let me fall
すべてのロープを切って もう私は落ちていきたいの
My, my, my, my, my, my, my, my
Right in this moment this order's tall
今この瞬間では それが一番なのよ

I told you to be patient
辛抱強くいてねと言ったのに
I told you to be fine
健康でいてねと言ったのに
And I told you to be balanced
バランスを取るようにも言ったし
And I told you to be kind
親切になってとも言ったわ

In the morning I'll be with you
朝になっても 私はきっとあなたといるわ
But it will be a different kind
でも今までみたいな関係にはならないのよ
I'll be holding all the tickets
チケットはすべて私が握っているのね
And you'll be owning all the fines
あなたの手には罰金が

Come on skinny love what happened here
おいで 消えてしまいそうな愛 ここで何が起こったの?
We suckled on the hope in lite brassieres
下着の中で希望を与えている私たち
My, my, my, my, my, my, my, my
Sullen load is full, so slow on the split
不機嫌な魂をとき放つのが少し遅かったみたい

And I told you to be patient
我慢強くいてと言ったのに
And I told you to be fine
元気でいてねと言ったわ
And I told you to be balanced
バランスを取るようにも言ったし
And I told you to be kind
親切にしてとも言った

And now all your love is wasted
そして今あなたの私への愛は無駄になってしまった
And who the hell was I?
私はいったい誰だったのよ?
I'm breaking at the bridges
私は今 橋を壊して
And at the end of all your lines
もうあなたのところへ帰れないようにするの

Who will love you?
誰があなたを愛してくれるの?
Who will fight?
誰があなたのために戦うの?
Who will fall far behind?
そして私はどうしてこんなに寂しいの?
Ooh, ooh
(引用終了)
邦訳は、コチラのBlogから引用いたしました。