先日、久しぶりにアメリカ不動産の記事を書いているブログを色々と見ていますと、物件の住所を入力し検索すると、現在の資産価値が出てくる。という内容を見ました。

物件検索のツールと言えば、zillowやtruliaを使う事が多いのですが、そのサイトが推定する価値というものが出てきます。

普段、よく使用するのは下記サイトです。
http://www.zillow.com/
http://www.trulia.com/

zillowやtruliaがどのような計算方法でその物件の資産価値を算出しているか?は解りませんが、少なくとも、外装や内装などの調査はしていないですし、例えばオーナーがインスペクション結果を提出する義務もありませんので、この資産価値には大いに疑問があるという所です。
下記は
truliaですが、この44,000ドルという価格もこのサイトが独自に算出した数値です。

そんな中、とある記事で「http://www.homes.com/」というサイトでおおよその目安ではあるものの資産価値を検索できるとあり、実際に試して見ました。

1軒目購入時 20,000ドル 現在 41,000ドル(妥当かな?)
2軒目購入時 19,000ドル 現在 81,600ドル(こんなに資産価値ないでしょう?)
3軒目購入時 19,500ドル 現在 71,300ドル(ん?やはり乖離しすぎじゃないか?)

3軒目の検索を終えた所で、実際、物件の資産価値との乖離が大きすぎてパソコンの前で笑ってしまいました。

アメリカでは州によって頻度は異なると思いますが、定期的に市役所のインスペクション(物件検査)が入ります。

その結果によって、固定資産税の計算の元となる数値が出ますが、その数値とも大きな乖離があります。

日本不動産では、公示価格や路線価などの数値を元に物件資産価値を図る事は可能ですが、実際の市場における売買価格とは乖離しており、別の数値となります。

この数値は、決して間に受ける事ができる数値ではありません。。。

やはりzillowやtruliaと同じで、物件の内外装の修繕具合などを全く加味せず、算出している数値だと思われ、あまり参考にはなりませんでした。

途中まで検索しましたので、ついでに9軒すべて行いましたが、4軒目~9軒目までの平均値で購入価格の4倍の推定値が出ておりました。。。

全く現実味がないサイトですので、今後は使用しないと思いますが。。。

それでも過去の物件購入額や修繕費用などかかった経費について改めて見直すキッカケにはなりましたが、あまり参考にならないサイトでした。

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