生きがいプランナーの小林真純です。
(私ってこんな人です )
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私は今、福岡まで心屋塾のカウンセリングスクール『マスターコース』に通いに行っています。
なぜ8年間もカウンセリングをやってきた私が、今更カウンセリングの勉強を?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
何人かの方たちにも言われたし、私自身も最後の最後までなぜなのか?という明確な答えが出せませんでした。
正直に言うと、気持ちが決まる前に、お金が用意されてしまったのです。
朝、ちょっとした会話の中で、母に
『心屋塾で、今度こういうスクールがあるんだ。福岡で遠いんだけどね。
なんかわかんないけどすごく気になるんだ。
もしこのマスターコースを受けるとしたら、私やっぱり彼女から受け取りたいって思うんだよね。
それがどういう意味なのか、今はまだ、よく分からないんだけどね。』
と話していました。
夕方、電車に乗って都内へ向かっていると、一通のメールが届きました。
『あなたはずっと一人で頑張ってきたから、私とお父さんから投資します。あなたはもっと大きくなっていい。』
そうして、いともあっさりと、手渡されてしまったのです。
気持ちが固まってもいないのに、お金だけがきてしまった。
そこでさらに葛藤することになったのですが、この時私はこのお金に込められた本当の意味を知る由もありませんでした。
―――――――――
あれ、なんだかお腹が痛い。
なんだろ、このお腹の痛さ。
この痛さ、なんだか前にも体験したことがある気がする。
マスターコース3日目に向かう朝、
急にお腹が痛くなった。
お腹を壊してるわけじゃない、
胃が痛いわけでもない。
何だか無意味にお腹が痛くなった。
キューっとする痛み。
その痛みを感じてみた。
するとなぜか、成田空港が見えてきた。
私は、中学から高校卒業まで6年間フランスで寮生活をしながら、勉強していた。
海外留学なんて言うと、みんなは
『すごいね~、お金持ちだね~、うらやましい~』なんてよく言ってくれていたけれど、
私から見たら、日本に住んでるほうがよっぽどうらやましいよと、心の中ではよくそう思っていたのだ。
心の中は、きっと不平不満の嵐だったんだと思う。
だから海外に出て一番いいと思っていたのは、
日本語でひどい文句を言っていても、通じないことくらいだと思っていた。
そのくらい、なんだか心が荒んでいた。
夏休みなどの休暇には、1か月から2ヶ月ほど休暇が出て、日本に帰ることが出来た。
しかし中学の頃は、一度帰ると寮生活に戻るのがイヤでイヤで、その休暇のほとんどは泣いてばかりだった。
もう、このまま日本にいたい。。。
もう、あそこには帰りたくない。。。
それでも、フランスに帰る日は一日一日と近づいていた。
そして、フランスに旅立つ日。
必ずと言っていいほど、成田空港でおなかが痛くなった。
『ねえ、お母さん、おなかが痛い。痛いからもう行けない。』
小さな声で、何度も、お母さんに言ったけれど、
『がんばっていってらっしゃい。』
とにこやかに、そんな言葉が返ってくるだけだった。
そしてお母さんの傍らには、いつも無邪気に遊ぶ妹たちの姿があった。
そして泣きそうになるのをこらえて、日本を旅立っていった。
そんなことを何度か繰り返しながら、私もだんだんと大きくなっていった。
それでも、成田空港に来ると、おなかの痛みはいつもきた。
ある日、夏休みも終わろうとしていたころ。
部屋のベッドで、
『あ~、もうすぐだ。。。行きたくないなあ。。。』と思っていた。
すると、
妹たちが話してる声がふいに聞こえてきた。
『お姉ちゃん、いじわるだからいやだ。でも、もうすぐいなくなるねー。』
その時、私はびっくりして、妹たちを怒ることなく、言葉を飲み込んでしまった。
―――――――――
マスターコースのある福岡に向かう朝、そのことがリアルに見えてきて、心がざわざわした。
あの頃は、中学校でも、同じようなことがあった。
私は友だちとうまくいっていると思っていた。
でも違った。みんなは違ったんだ。
どうやら私は性格が悪かったらしい。
そしてみんなにおんぶでだっこで、迷惑をかけていたらしい。
でもみんな、私が怖いから言えなくて、一人の正義が、そんな状況を変えようと私に文句を言ってきたのだ。
言われたことはもっともだった。
でもみんなが嫌がってることに気づけなかった。
それから、みんなが思っていることが分からなくて、なんとなく、人の顔色を窺うようになった。
自分のわがままを通すんじゃなくて、みんなの意見を聞くように心がけた。
そしていつしか、私は
こわくて、人に迷惑をかけるますみちゃんではなく、
優しくて、頼りがいのあるますみちゃんと言われるようになっていった。
そう、いじわるな、人に迷惑をかける自分を私はその頃にそのまま捨ててきてしまったんだと思う。
―――――――――
マスターコースに行く前からその序章は始まっていた。
他人とケンカするのは、以前の記事で中学ぶりだと書いた。
人とちゃんと揉めたことで、私のパンドラの箱が開いてしまったのだろう。
羽田空港に向かう電車の中で、涙が止まらなくなってしまった。
ポロポロなんてもんじゃない。
ここは電車なんだからと理性で止めようとしても、どんどん流れてくる。
心屋塾では、
今までと逆をやりましょう。
損するほうを選びましょう。
という。
でもこれって、どっちの選択をすればいいんだ?
行きたくないって言葉を言えなかったから、行かないほうがいいの?
泣くことを止められない私はさらにパニくっていった。
そして、震えながらジェニーさんにメールした。
でも、すぐに返事は来なかった。。。
そして、マスターコースのみんなが投稿できるようになっているメーリングリストに必死に投稿した。
『みんな、朝からパンドラの箱が開いちゃって、空港に向かう電車の中で、涙が止まらないの。力をくれ。福岡行けないかもしれん。』
そしたら、みんながメールをくれた。
どんなますみでもいいよ~
ますみ、どしたん!?
私も同じだよー、私も待ってるからさー
ますみちゃん、がんばったなー。よかよか飛行機のらんでもよー。
ますみ、いっぱい我慢してたんだね。飛行機乗らなくていいよ。
ますみちゃん、飛行機何時?もし羽田で会えたらハグしていい?
ますみ~ん、今すぐ抱きしめに行きたいー!今日の飛行機は、仲間が待ってる幸せ行きだよー!
ますみちゃんのつらい気持ちが伝わってくるよ。どうしたいかゆっくり決めてね。
ますみは、だいじょうぶだーーーーーー!!
ますみちゃん、怖い気持ちと一緒においで。怖いまんまで、泣きながら、いっぱい心配かけながら、おいで。
一生懸命理性を取り戻そうと投稿を読んでいるのに、読みながら、さらに滝のように涙がでてきた。
でもなぜか、足だけは前へ、前へと進んでいた。
空港につくと、足がすくみそうになった。
何度も来ている空港が、あの頃の景色と重なった。
『私が捨てられたと思った場所だ。』
何だかそんな言葉がふいに出てきて、もう立っていられなくなった。
私にとって空港がものすごく大きく感じた。
もうダメだった。
抑えられなくなった。
大きなトランクをもってトイレに駆け込んだ。
びっくりするくらいの声をあげて泣いていた。
悲しいわけじゃない。
怒っているわけでもない。
ただただ、泣きたかったんだよね、きっと。
どうしたらいい?
自分では答えが出せなかった。
メールの返事が来ていた。
ぢんさんだった。
うんうん( ̄▽ ̄)いっぱい泣こう(^ω^)
泣き過ぎて、トイレから出れん。飛行機間に合わないかもしれん。どうしよう。
ひどい顔で飛び出すんだ(*'▽')
泣いても、かわいいわ。
わかったから、はよいけ(笑)
この会話で、きづいたら、
ふふふって声出して笑っていた。
行った方がいいの?
どっちでもよか(*'▽')
でも、楽しんでおいで(*'▽')
ふふふ(笑)
どっちでもいいんかい(笑)
あははは(笑)
えーーーーん(涙)
ふふふふ(笑)
たぶん、トイレの外にいた人はかなり怖かったと思う。
だって、泣き声と笑い声が交互に響いていたんだもの。
素敵な人生だ(*'▽')なんか音楽が鳴る場面よ、いま。
って、ぢんさんがいった。
その言葉で、前日、フェイスブックで妹に贈った曲『たしかなこと』を思い出した。
その曲の歌詞を聞いてたら、昔の自分に言われてるみたいだった。
私はあの頃に捨ててきちゃった思いがある。
飲み込んできちゃった言葉がある。
そう思った。
なら、捨ててきた自分に会いに行かなきゃ。
そう思った。
そしたら、最終案内のアナウンスが聞こえてきた。
行かなきゃ。
私、行かなきゃ。
トイレから這い出て、パンパンにはらした目を水でジャブジャブ洗い、飛行機へと向かった。
ぎりぎりだったのに、たくさんの人たちが助けてくれたおかげで、間に合った。
飛行機に乗る前にマスターコースのメーリングリストを見ると、ジェニーさんから返事が来ていた。
ますみちゃん
あら、まあ(笑)
もう、がんばらんでよかよー(*'▽')
なんだ、このチームワーク。。。
ジェニーさんの声が聞こえるようだった。
あったかい、すべてのタイミングが最高すぎる。。。(笑)
結局、飛行機の中でも泣いていた。
もう、周りはいっさい気にならなかった。
やっとのことで福岡空港について、朝から何にも食べていなかったことに気づいた。
人に流されるままに博多駅まで出て、出口を出たところで、食べ物屋さんを見つけた。
何のお店かわからないくらいフラフラだった。
食べられるものなら何でもいい。
フラフラになりながら席まで案内されると、目の前に七輪があった。
焼肉やないかーーーーいっ(;゚Д゚)
なんかこの展開が面白すぎて、ひとりで笑ってしまった。
そして、さっき涙で半分しか見れていなかったメーリングリストをもう一度開けてみた。
みんなが好き放題なことをしゃべっていた。
ひとりひとりが自分の一部のように思えた。
それがなんだかものすごく温かかった。
遠い昔に捨ててきた自分に出会う場所。
それがマスターコースだっていってた。
お金=愛=空気って、よくぢんさんは言うけれど、今回のことでよくわかった。
私は、親から愛(お金)をもらって、遠い昔に捨ててきた自分に会いにきた。
このプロセスが私にとっては必要だったんだと思う。
パンドラの箱の最後に残ったのは、希望、そして『たしかなこと』。
全部がつながってて、全部が愛に気づくプロセスなんだと思う。
大きな悩みは解決が意外と早く、小さな悩みほど根が深いというけれど、
それはもしかしたら、
大きな愛は気づきやすいけれど、
本当は小さな愛ほどたくさんあって、根が深いってことなんじゃないかと思う。
今まで一人でよくがんばってきたなあ。
私には伝えたいことがあると、批判や無理解も乗り越えて孤高に道をひらいてきたけれど、
それたぶん、勘違いだわ(笑)
いまも、昔もずーっと、こうしてたくさんの仲間と家族の愛に活かされて歩いて来ていたんだと思う。
それは私だけじゃなくて、みんなきっとそう。
そんな風に気づいていける人たちが増えていったら、この世は最高に楽しい世界へとひっくりかえってしまうんだろうね。
私は、そんな人たちともっともっと出会っていきたい。
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日時
2014年7月19・20日(土・日) 特別合宿 テーマ『道をひらく』 満員御礼
2014年8月 6日(水) 14時~16時 テーマ『あの人がうらやましい』 満員御礼
2014年9月18日(木) 14時~16時 テーマ『出会い』 残席名様
場所
気づきのサロン~大きな木(JR西千葉駅 徒歩3分)
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料金
5,000円
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