生きがいプランナーの小林真純です。
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子供たちをお腹に宿したとき、
なぜか私は喜びの前に、
この子たちを失ってしまったらどうしよう、という恐れが何度も湧き上がったものでした。
昔から何度も見る夢がありました。
シチュエーションはいつも同じ。
大津波の中、子どもたちを助けられなかった夢。
握っていた手が解かれて、流されてしまう夢。
朝は決まって、大粒の涙を流して目を覚まします。
自分の心と向き合うようになって、今はいっさい見なくなりましたが、
私のなかには、なぜか
私だけ助かってしまったという罪悪感がある。
大切な人を助けられなかったという罪悪感がある。
もしかしたら、過去世の体験から来るものなのかもしれませんが、
私のなかに、
それがまだ『ある』んだなあということに、
数日前にやっと目を向けることができました。
そんな中、いろいろな自然災害も相まって、私の中でたくさんの痛みがあぶりだされていました。
そして気づかぬうちに、
息子たちに、
『車に気をつけて！』
『早く帰っておいで！』
『どこに行くの？危ないよ！』
って言葉を発していたんですね。
そしたらね、昨日。
次男が、お友だちと冒険に行くっていうんです。
あ～なんでこんな時に限って。。。
行先を聞いても、思いついたところに行くからわからないっていう。
背中には、リュックを背負って、水筒持って、
片手にキックボードを抱えて。。。
もうね、
心臓がバクバクですよ。
のど元まで、いっちゃダメって言葉が出てきていたけれど、
なぜか私の口は、
わかった、気をつけていってらっしゃいっていってた。
それでも行ってる間じゅう、不安でいっぱい。
何かあったらどうすんのよ！！
もう、私の不安があぶりだされる、だされる。
何やってても心ここにあらず。(笑)
それでも、何時間たっても息子たちは帰ってきません。
あまりに遅いので心配になって、携帯に連絡すると、
聞いたことのない町名を言う。。。
で、よく聞いたら、１０キロ先のショッピングモールにいってた(￣□￣;)!!
しかも、はじめて自分たちで行けたから、超嬉しそうに。。。
もう、ひざがヘナヘナってなりました(笑)
でね、その時思ったんです。
あ～、この子はもう私の手から離れてるんだなって。
私にできるのは、信じることだけなんだなって。
その子の運命をね。
信じるしかできないんだなって思ったんです。
心配って囲いをつけて、籠の中に入れておくのはたやすいこと。
でも、それはいつか手放さなければならない時が必ず来る。
うちのにゃんこ先生が自分からその恐れを超えたように、
私たちも自分の恐れを超えるときがくる。
だからね、
すべて流れのままに、任せてみようって思いました。
怖いまま。
怖いままでいい。
何があっても、
それは誰のせいでもないのかもしれない。
それが、その人の運命なのかもしれない。
そんな風に受け入れるにはたくさんの時間がかかると思うけれど、
恐れで制限をかける人生よりも、
今の楽しい、今のやりたいを一番にしてあげること。
それが大事なんだろうなって、
息子の笑顔を見ながら思いました。
死ぬときにね、
よく皆さんが、
もっとこうしておけばよかった。
もっとあれもやっておけばよかった。
って、いうんだそうです。
でも、
きっと、
後悔のない人生なんてないんだろうな。
だからこそ、
今目の前にあることを大切にしたいと思った。
そして、
目の前の人の大切にしていることにも、
ＹＥＳ！っていってあげられる自分で在りたいと思った。
手放すことは信じること―――。
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