どうせ愛されてる
愛されてる
どうせ愛されてる
愛されてる。
朝起きると、
母が携帯片手に何やら忙しそうにメール打っていた。
あっ今日が何の日か気づいてない。。。
どうせ愛されてる
愛されてる
どうせ愛されてる
愛されてる。
息子たちを起こしても、ぜ~んぜん反応なし。
で、次男は寝ぼけながら、40の日とだけいって、また寝てしまった。
はあ~、まただ、またこの感じ。
自分からアピールしないとみてもらえないこの感じ。
きたきた、一年で一番私が恐怖を感じる日だ。
そう、今日は私の誕生日なのだ。
朝ごはんを用意し、
バタバタ動いて、いつも以上にオーバーリアクションで、みんなの前を横切ってみる(笑)
そろそろ気づけよ。。。ヽ(´o`;
今日は、何の日だと思ってんだ。
どうせ愛されてる、
愛されてる。
この魔法の言葉を、いったい朝から何度つぶやいたことだろう。
しかし、なんでこの日に限って私の中の恐れは大暴れするんだ?
朝から愛されてない証拠ばかりが目についてほんとイヤになる。
どうせ、私はどうでもいい人。
どうせ、私は忘れられちゃうような人。
今でこそ、この言葉を口にできるようになったけれど、
私が心の奥底でこんなことを思ってるなんて気づかないでいたときは、
ただただ、
イヤなことばかりが起きて、
周りに大事にされないことを怒っていたっけ。
心の根っこの掃除をしたって、
まだまだあるのが思いぐせってやつだ。
私はどんだけ、自分を過小評価したいんだか。
とほほ。
そんな心の小芝居を繰り返していたら、
散歩から帰ってきた父が開口一番に、
お誕生日おめでとう!
っていってくれた。
そう、父はいつも一番最初に言ってくれる。
こういうところが、好きなんだよね(笑)
お~い!おかあさ~ん。
今の聞こえたよね~??
それにしても、いつになったら携帯のメールが終わるんだ?(笑)
あ~、やっぱり私なんてどうでもいいんだよなあ。
父に言われた喜びもつかの間、
わたしはどうしても、この
やっぱり私はどうでもいい人ってのを味わいたいみたいだ。
だから今日は、腹を据えて、
この恐怖にどっぷりつかってみようと思った。
いつも怖がって横目に見ていたのを、
今日は、よっしゃこいー!と、正面で受け止めてみたんだよね。
そうそう、私はどうでもいい人。
そうなんです、私はどうでもいい人です。
いなくなっても、気づかれないくらいどうでもいい人です。
おいおい、どこまでどうでもいい人だと思ってんだ(笑)
自分の底なし沼のようなネガティブさに、ふっと笑いがこみ上げた。
すると、母が
通りすがりに、
『まんちゃん、お誕生日おめでとう』
っていってくれた。
私ったら、あんなに待ち望んでたのに、いざいわれて出た言葉は、
うん、ありがとう。。。
っていうので精いっぱいだった。
おい!産んでくれてありがとうとか言えんのかい!!(笑)
だってさ~、泣いちゃいそうだったんだもん。
いつからだろう。
私は何がきっかけで、自分のことをこんなに何度も、どうでもいい人って思いたがるんだろう。
過去の記憶をたどってみたけど、
思い当たる節はない。
でも、一年に一度、このお誕生日っていう日は、
えもいえぬ恐怖が自分の中でこみあげてくるんだ。
誰からも必要とされてない私ってやつをどうしても感じたいらしい(笑)
で、母に聞いてみることにした。
私ね、実は昔から、
お誕生日の日になると、
自分がどうでもいい人、忘れられちゃう人っていう気がしてね。
みんなから愛されてない証拠ばかり見つけたがる癖があるんだけど、
昔そういう体験があったのかな?(笑)
すると母が言った。
そんなものよ。
へ?
そんなものよ、私も。
誕生日ってさ、
本人にとっては特別に思い入れのある日なんだよね。
で、この言葉を聞いて、
ぱっか~~~~~んっ!!!
自分の恐れている日が、特別に思い入れのある日だって~??
わたし、どんだけ、自分が好きなんだよ~~~!!!
わたし、どんだけ、自分が生まれてきたことに思い入れがあるんだよ~~~!!!
もう、おかしくっておかしくって(笑)
自分の大切な日だからこそ、大切な人に大切って思ってもらえなかったら傷つくんだよね。
その大切な人って、私自身だったんだ。
自分が自分を一番祝福していなかったんだ。
だって、私は罪人だから。
そう、数日前、あることがあって神社にお参りにいったんだ。
その時もね、実はあることに不安を抱えていた。
パズルのピースが後ひとつで揃うのに、
いつも私はその最後のピースのことで悩まされる。
神社に行く前もそうだった。
だから神様の前で、しばらく手を合わせて心を静かにしていたんだ。
そしたらね、
『自分でやっていることなんて何一つないんだ』って言葉が降ってきた。
拭いても拭いても、涙がどんどん溢れてきて、
自分が自分をどれだけ信じれていなかったか気づかされた。
何でも自分でやっているつもりになっていたけれど、
ほんとは、いろいろなご縁の中で、たくさんの他力によって私は生かされてたんだ。
家に帰るまで、涙が止まらなかった。
はあ~、私はなんてちっぽけなんだろう。
いつも最後の最後に、パズルのピースが埋まらないのは、
不安な要素を残すことで、自分がこの他力の中で生かされていることに気づきたくなかったからだ。
だって、そんなことに気づいたら、
今までのつじつまが合わなくなってしまう。
なぜなら、私の中にずっと凝り固まってあった罪悪感は、
生まれてきてごめんなさいだったから。
私が産まれる前に、産まれる事が出来なかった命があったんだ。
生まれてきてごめんね。
私の中にずっとあった思い。
でも、それは勘違いだったんだ。
ほんとは、生まれてきてくれてありがとう。
愛される自分を正面から受け入れるのって怖いね。
でも、もうそんな自分を許そうと思った。
そして、今日はじめて自分にいってみたんだ。
生まれてきてくれてありがとうって。
今日は奇しくも新月なんだね。
あなたの心も軽くなって、願いが天に届きますように。
私たちはどうせ、愛されてんだ。
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