勉強会演目紹介⑱ 春風 | 群馬の日舞・三味線教室 松景久若お稽古ブログ

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こんにちは晴れ高崎市で日舞とお三味線のお教室をしております、松景流の松景久若でございますニコちゃん

お稽古の合間、外を覗くと両親が大道具を一生懸命チェックしてくれております溜め息
松景は手作りの会。お弟子さんの負担をできるだけ軽くするための工夫は手作りです溜め息
その分、両親はじめとして会員の皆さんにも動いてもらわねばならないわけですが…汗

先日の所沢の会でも感じましたが、その方法で続けていけるのはお弟子さんやスタッフさんの力。本当にありがたい限りですきらきら


さて、前回「山中しぐれ」で少し触れましたので、本日2度目はそのお孫さん、松景百之栄さんの門下のHちゃんをご紹介したいと思いますクローバー


プログラムNO7 「舞踊小唄 春風」


<歌詞>

春風が そよろ柳の芽をふけば
町は早くも 花見のうわさ
たれに見しょとの染小袖
蝶がこがれる 紅傘日傘

さくらさくらよ 年毎咲いて
女心を なぜ泣かす

初恋の夢を忘れし かの人も
いつか瞼に 面影の
見えて切なく しのび泣く

ぬれて嬉しき 花の雨
春はさすがに なまめきて
何かまたるる 明日のしあわせ

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Hちゃん、今年中学2年生になりました。
昨年は「越後獅子の唄」、初舞台の一昨年は「白虎隊」と、男の子の演目にずっと挑戦してきましたが、今回初めてお振袖に身を包んで少女の役に挑戦ですハート②
挑戦・・・・といっても、本人が「少女」ですので苦労はないとお思いになるでしょう溜め息

が、いくら本人の性別が女性だからといってすんなりいかないのが踊りです!!

本人が「シャキッとした男踊りが好き」なんてことになると、より大変汗

Hちゃんも初舞台から男踊りをしてしまったので、とても悩みながらのお稽古だったと思うのです好
ついつい足先が外を向く、ゆっくり回れずパッと勢いつけて回ってしまう…
女踊りしかしていなくて男をする場合も然りなのですが、学業・部活と踊りだけでなく、民謡に三味線まで習っている彼女はきっと人一倍頑張ってきたと思いますうえ

二度目の総稽古、「どうしよう~~できない汗」と言っていた彼女ですが、先日の最終総稽古では見違える踊りを踊るようになっていましたびっくり
「前回と全然違うじゃないきらきら 頑張ったね!!」と声をかけましたら、とてもうれしそうに笑ってくれました好


お稽古場が違うのでなかなか会えませんが、本部の子供たちともお休みにみんなで集まったりするので仲良しクローバー
発表会が終わったら、またみんなで集まりたいなと勝手に思っていますエルモ


少女らしい初恋、思う人からの手紙を読む姿、春の雨に思う事、お気に入りの振袖を見せたい少女の心…
少女ならではの表現を、彼女が見せてくれるのではないかなと楽しみにしています。

お楽しみにハート②



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<松景流わかば会 出演情報>

5月15日(日)  13:00~16:30
松景流わかば会 合同勉強会
主催:松景久之栄
会主:松景久若
高崎市文化会館大ホールにて
(高崎市末広町23番地1)
入場無料