高齢出産率があがったとはいえ、



女性が子どもを産める年齢は限られている。





だから、婚期を逃した女性の中には、男性に





種だけちょうだい





という人もいるそうだ。



種だけくれれば、その男性自体はいらないという考え。





今では嫡出子も同程度に財産権が与えられるため、



お金目当ての女性も出てくるとは思う。





ただ、やっぱり、



男はいらないけど、子どもはほしい、という考え方の女性は、



経済力があって、自分なりのポリシーがしっかりある人のように思う。



そういうわけで、こういう女性は、不倫を好む女性とはやっぱり違う。



不倫を望む女性は、男を必要とするのだから。





種だけ欲しい、と考える女性に対して、



世間では批判的な意見も多いと思う。





でも、気持ちはわからないでもない。





いや、むしろ、大いにわかる。






よく、子どもを産んだ女性は、”この子さえいてくれれば他に何もいらない”



ということがある。



その言葉に嘘はないと思う。






私はまだ、母親になっていないからわからないけど、






子どもとは、何にもまさる ”財産” だということは、



うすうすと感じている。





優先順位をつけるとしたら、



男よりも圧倒的に子どもじゃないか。





そういうわけで、





種だけほしい という女性は、



ある意味先取りしているんだ。



そう公言してしまうのは、いささか問題があるとしても、



すごく賢い考え方のようにさえ思える。





これを、私自身の文脈におきかえればこうなる。



若干、過度な表現になるけど、こうなるんだ。





種をもらえたからには、こっちのもの。





もう少しいえば、





子どもを授かったから、


この結婚に間違いはなかった。





離婚したアラフォー女性みんなが口々にいうこと。



それは、





離婚してしまったけど、元夫との結婚に後悔はしていない。


だって、この子を授かったから。





結果的には、種をもらえただけでも成功じゃないか。





でも、こうやって堂々といえるのは、



女性にそれなりの経済力がないといけない。





だから、今、妊娠期間のこの時期に、



仕事が思うようにできないというのは、恐怖でもある。





女性は子どもができたら変わる、というけど、



たぶん、それは本当だ。