Aloha from Hawaii!
今日もお越しいただき、ありがとうございます！
ハワイ在住、パッション発動コーチのトモコです
バイリンガルナレーターから、パッション発動コーチまでの道のり♪
☆
自己紹介シリーズ、どこへ行くのか？まだ続いています。
前回までのお話。ざっと半生を説明すると……。
幼少をアメリカで過ごした帰国子女。
侍な父に育てられるも親の望む道を逆行。
大学のフランス学科を卒業し、
アクション系コメディ劇団へ入団するも
日本語でのセリフが、イマイチ自然に言えず
「演劇、向いていない？？？」と薄々感じていた時に
J子さんと出会ったのでした。
今でも私の心の師である
シャンソン歌手のJ子さん。
テレビなどで活躍する女優さんや
歌手の方の指導もされていて
表現力をもっとつけたいなと思っていた時に、
ちょうど友人にJ子さんを紹介されました。
J子さんの第一印象は、
パリのマダムのように凛としていて
子供のような無邪気さも持ち合わせている。
だけど、レッスン中は
J子さんの前で歌うと
取り繕った表現などいっさい通用しない。
うまく歌おうとすると怒られる。
感情をカサ増しすると
「フリルはつけないで」と注意される。
小手先の技術は何も通用しない
闘牛士が、闘牛と向き合うような
真剣勝負で自分と向き合うことに。
知らず知らずのうちにつけている鎧や皮を１枚１枚脱いでいくのが、難しくて
時間がかかりました。
素のままの、ありのままの自分を出すしかない。
でも少しづづ、
歌の歌詞を呼吸のように、
自然に息を吸って
自分の言葉として出せるようになってきました。
J子さんが、ピアノの伴奏をしながらよく言っていたのが
「うまく歌おうとするのではなく
あなたに出会えた！と思えるように。」
そんな風にして、J子さんの歌のレッスンで
自分らしく、自分のありのままで
表現をするということを学んでいったのでした。
J子さんのところに通い出して、
初めて、大きなテレビCMのナレーションの仕事をもらいました。
今も流れていますが、飲料水のカ◯ピ◯のCM。
以前は、大手の広告代理店やクライアントさんが見守る中、
CM収録の現場で、萎縮して緊張してOKが出るのに時間もかかりました。
でも、J子さんの歌のレッスンに通い出してから
緊張することがなくなり、当日もらうナレーション原稿もスッと、
まるで、誰かが降りてきたかのように、
自分の言葉のように読めるようになり、
一発OKももらえるようになったのでした。
J子さんから、そして歌を通して
そのままのあなたが素晴らしい
いろんな過去の経験があるから、今が愛おしい
そんな無条件の愛を知った気がします。
そして、
ナレーションの仕事が軌道に乗り始めて
どんどん面白くなってきた矢先に、
突如フラに出会い、ハワイへ呼ばれていったのでした。
（続く）
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