今回は、ストレス対処方法として、最近よく注目されているマインドフルネス瞑想を紹介したいと思います。近年、科学的にも効果が実証されつつあるものなので、怪しいものではないので、ご安心下さい。


日本マインドフルネス学会のHPによるとマインドフルネスとは

“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義されています。



簡単に要約すると、「今、この瞬間に意識を向けること」です。


マインドフルネス瞑想の具体的方法とは、

①呼吸に意識を向ける。

②腹式呼吸を行う。

③吸うより吐く時間を長くする。
例えば、5秒吸えば8秒吐く。
他に4秒吸って7秒息を止めて8秒息を吐く「4・7・8呼吸法」という方法もありますが、吐く時間の方が長ければ自分に合う方法で構いません。

③雑念などが浮かんできたら、再び、呼吸に意識を向けます。ただひたすら、今この瞬間は、呼吸にのみ意識します。


上記を一日に5分でも10分でも行うことにより、精神的な健康に近付けます。このマインドフルネス瞑想が精神的な健康に良い理由が二つあります。

①人間というのは過去のことや未来のことで悩むことが多いので、今この瞬間に意識を向けることにより、必要以上に悩むことが無くなります。過去のことや、未来のことで悩んだり、心配しても、過去や未来は変わらないで、現在(今この瞬間)をどうするかを考えようということです。

②冒頭に、科学的に実証されつつあると述べましたが、人間の身体は「息を吐く」時に自律神経の副交感神経が優位に働きますので、この呼吸法により必然的に休息やリラックスの状態になることが出来ます。


心情が穏やかではない時などは、隙間時間にマインドフルネス瞑想をオススメします。
ちなみに私は仕事中、トイレに行く度に、数十秒間だけだけですが、この瞑想でリラックスしています。

今回は、誰の言葉か分かりませんが、これで締めたいと思います。

「頑張る時はいつも今」