横田さん、早速よさそうなところの薔薇を摘んで持ってきてくださいました。
主に食用バラとして出荷する薔薇は3種類
どれもことばで表現しきれないほど華やかで自然の優しい香り。
3種類それぞれに香りが少しずつ違います。
味は・・・「食べてみればわかりますよ」という横田さん
花びらをちぎって口に入れてみると、口の中でも広がる香りと噛むとほんのり甘く、やわらかながらもしっかりと歯に当たる食感が心地よく・・・。
まさに幸福感が広がります。
味も3種類で微妙に異なります。
さらに、中国からの薔薇の原種だという通称「グリーンローズ」
見た目は葉かガクにしか見えない緑色のこちらが花なのだそう!
ちぎって食べると少しペッパーのようなスパイシーな香り。
薔薇のハウスを出て、また別のハウスを見せていただくと他にもお野菜やハーブなどを育てていらっしゃいました。
イタリアンパセリ
元気に茂っていました!
こちら食べると本当に美味しい。うまみがあって柔らかく、イタリアンパセリだけでサラダにして食べたくなるくらい!
ビーツ
年に2回の旬があるビーツ。6~7月もちょうど旬の時期に当たります。
お話伺うと、前回訪れた西東京のニイクラファームさんと同じように肥料は与えないということでした。やはりその分成長はゆっくりになるけれど、味わいの濃い、強い作物に育つんだそう。
自分の速度でじっくりと成長したハーブたちは生命力も強くエネルギーたっぷりになるんでしょうね!
最後に、薔薇を梱包する作業場を見せていただきました。
収穫した薔薇はこんな風にして一つ一つ水に差して発送します。
丁寧に扱ってあげて大切に出荷されていきます。
それぞれ生きている感じがしてかわいいですよね?
おわりに・・・
横田さんにどうして食用の薔薇に転向したかお伺いしたところ
披露宴などの幸せな場所で、農薬たっぷりの薔薇があることに違和感を感じてしまったということ。
「それに気づいてしまった」んだそうです。
それから少しずつ、農薬を減らすところから始め、ついに農薬をまったく使わないというところに行きついた横田さん。
優しい笑顔にはまさに横田さんの心が表れていると感じました。
横田さん、お忙し中本当にありがとうございました!!
http://www9.plala.or.jp/yokota1/
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