❤︎ 今日の一曲 ❤︎
一方、昨年はほとんどが清湯系と言われたビブグルマンは、味噌や担々麺をウリにしているお店もラインナップに加わりました
麺はゆるい縮れのある中太タイプ
“Rumbling Man” The Allman Brothers Band
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今年のラーメン業界、最大の話題はやはり「Japanese soba noodles 蔦」がミシュランの一ッ星獲得したことでしょう
ミシュラン効果でお客さんが殺到し、長蛇の行列がメディアで取り上げられました
急遽整理券方式に切り替えるなど、お店サイドも対策を講じましたが、午前中の早い時間には整理券も配付終了するフィーバーぶり
巣鴨の飲食店がこれほどクローズアップされたのは初めてではないでしょうか
あまりの人気ゆえにビブグルマンを獲得した2号店「蔦の葉」は休業を余儀なくされ、本店で二毛作営業をしていた「味噌の陣」も休止中
「蔦 本店」自体の巣鴨からの移転をほのめかしています
一方、昨年はほとんどが清湯系と言われたビブグルマンは、味噌や担々麺をウリにしているお店もラインナップに加わりました
今年の顔ぶれはこちら
・麺尊RAGE
・らぁ麺 小池
・創作麺屋工房 鳴龍
・蔦の葉
・しながわ
・金色不如帰
・らぁ麺 やまぐち
・麺処 びぎ屋
・三藤
・多賀野
・麺や 維新
・BumBunBlauCafe with Beehive
・銀座 篝
・むぎとオリーブ
・伊藤 銀座店
・播磨坂 もりずみ
・RAMEN GOTTSU
・麺屋 金時
・味噌麺処 花道
・中華そば 青葉 中野本店
・好日
・麺酒処 ぶらり
・ラーメン屋 トイ・ボックス
・黄金の塩らぁ麺 due Italian市ヶ谷店
・ソラノイロJapanese soup noodle free style
・中華そば屋 伊藤
・麺 えどや
いずれもラーメンをちょっとかじった方ならばご存じの有名店です
この中で失礼ながらおそらく一番知名度の低いと思われるのが「麺 えどや」
所在地は江戸川区南小岩、最寄駅はJR小岩駅
現在お隣の市川市に住み、かつては小岩にも住んでいた私ですが、昨年のミシュランまでこちらの存在は知りませんでした
勉強不足ですね
昨夜、こちらの所在地を某ラーメンサイトで確認したところ、かつて年配のご主人が営まれていたラーメン店「三五郎」のあった場所ではありませんか…
と思いながら一年放置してしまいました
今年もビブグルマンを連続して受賞されている「えどや」へ訪問しなくては…と重い腰を上げました
小岩駅南口のフラワーロード商店街を進み、コンビニの手前の路地を入ります
典型的な下町の路地裏です
こんなところにビブグルマンのお店が…と思わせるシチュエーション
お世辞にも綺麗とは言えない外観
誇らしげにミシュランガイドが飾ってあります
到着時には二名の待ちがあり、その後ろに列びました
やがてお客さんが出てきたので、店内へ入りました
カウンターとテーブル席は正に昭和のラーメン店の雰囲気
手狭な朱色のカウンターは郷愁を誘います
厨房はご主人、接客担当は奥様でしょうか
「玉子ラーメン 中」をお願いしました
カウンターの端の空いた席へ、後続の二人組のお客さんのために移動を申し出ました
そのお客さんから「ありがとうございます」と言われますと、当然のことをしただけですが嬉しいですね
そして、ラーメンが手渡されました
チャーシュー、刻み葱、メンマ、ほうれん草、味玉といったトッピング
では、まずはスープから
鶏や豚などの動物系と煮干しや昆布などを感じます
いわゆる「ノスラ」でもなく「豚骨魚介系」とも違う穏やかなスープです
例えていうならば「こうかいぼう」
ファーストアタックはカエシが弱いのでは？とさえ感じたところまで一緒でした
飲み進めるうちにこの仕様に慣れてきます
悪くありません
麺はゆるい縮れのある中太タイプ
私の好きなタイプではありませんでしたが、このスープにはフィットしていました
炙られたチャーシューは香ばしく箸で持つと崩れるぐらいやわらか
このタイプのチャーシューは久しぶりです
メンマはまるで干瓢のような深い色合い
ただ食感はもうひとつ
味玉もかなり濃い色に染まっていました
なんだかんだ言ってあっさり完食・完飲です
幅広い年齢層に好かれそうな一杯でした
お勘定を済ませて、店を出ようとしたとき、店内に「神の舌を持つオトコ」のサイン色紙が飾られているのに気がつきました
きっとミシュラン調査員も「石○本」を読んでるのでしょう
でなければ、こんな下町のラーメン店を調査員が拾い上げることは非常に困難な作業ですものね
………
ごちそうさまでした