ことばの花 〜in micia's garden〜 -2ページ目

ことばの花 〜in micia's garden〜

miciaの詩♪ことばの花の種は心の中に。
たくさんの花が咲いて、人の心を明るくしますように♡


頭の中、いや、
心の中と言うべきか

確かな場所は
わからないが


浮かんでは
消えて

消えては
また浮かんでくる

言葉たち


それになる一歩前の
想いや思いと

それにすらなれない
かすかな
漠然としたものたち


真っ暗な夜空にある
星みたいだ

光が届くもの
届かないもの


ああ、
間違いなく
そこには光が在るのに

ああ、そこにはまるで
暗闇があるだけだ


見つめなければ

見つけなければ

手を伸ばさなければ

掴まなければ


もう全部が
何も無かったことに
無いことにされてしまいそうだ


あの人やこの人
いろんな人に
伝えたかったこと
伝えたいこと

自分に伝えたかったこと
伝えたいこと

たくさんあるよね


ねぇ、会いたい人に
会いたいね

もう会えない人も
たくさんいるだろう


どうして
出来なかったのだろう

どうして躊躇うのだろう

それすら自然の流れと
言えるもしれないが


わかっているのは

時の巻き戻しは
不可能だということだ


ああ、だから

暗闇から
ひとつでも多くの光
見つけたいんだ


そうだ、
暗闇なんか嫌だ

そうだと
声にしないと


光を見たいんだ
ああ、もっとたくさん
見たいんだ


光にすらなれないものに
目を凝らしていたいんだ


それらが永遠に
光になれないとしても

せめて
この春の陽の光が

わずかでも届けばいい
あたたかくなればいい


それらは確かに
存在してたし
存在している


証明なんか不要だ

自分が知っているだけ
それだけが証だから

ただ、
忘れないように
約束しよう


今日ここに
綴った言葉は
指きりみたいなものだ

しかし、

もし忘れても

自分が望むのなら
約束はいつだって有効だ


だって
自分だけの
自分との約束だから


何度だって
自分で決めて

何度だって

指きりすればいい


約束は
自分にしかできない

わたしにしかできないし
きみにしかできない


written by micia♡