えりか 
娘が私の活動に同行していた頃に書いてくれました。
STEPママへの感想は、こちら
http://ameblo.jp/miho-kitakama/entry-11064914040.html


以下は娘から見た事実で、
私の心境としては、二人だけで家にこもっていたら
自分が尋問しそうで息苦しくて外出した次第です。


STEP5章の問題解決の模索で、常に
反映的な聴き方に勇気づけを乗せましょうと
お勧めしているのは、こんな時です。
ちょうど、長野STEPが5章を終えたので紹介したく掲載しました。


*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*


当時の私を助けてくれたmihoママ流子育てを紹介させて下さいな。

※注
最初に断りを入れておきますが、この方法を実行しての苦情は一切受け付けませーん。(笑)
ただ、私にはかなり効果的でした。


さて、防衛線を引いたところで話しに戻りましょうか。


女子特有の「グループ関係」にほとほと嫌気を感じつつも、一匹狼になれる勇気もなく、ただただ周りに合わせるしか出来なくて精神的な疲れを溜め続けた中学2年生当時。
とうとう我慢の限界に達し、ダメもとでmihoママに言ったんです。
「学校に行きたくない」と。
素直に今の気持ちと現状も伝えました。
そしたら

mihoママ「いいよ」(ケロっと)

はい…?ってなった私の反応は今考えても正解だと思う。

いや…確かに私から行きたくないと申し出たんだけども…
…え?は?

みたいな。
まさかこんなにあっさりと承諾がもらえるとは…ねぇ?

mihoママ「じゃー折角だからママと一緒に美味しいもの食べに行こう!」

またまた「…は?」ですよ。
堂々とさぼれと。どうせさぼるなら楽しんじまえと。
ある意味そうも捉えられるこの発言。

ランドマークタワーの最上階にあるレストランに向かう最中、思いきって聞いてみたんです。
何ですぐにOKしてくれたのか。普通のお母さんだったら絶対に許してくれないのにって。

「心だって怪我するよ。子供が足を骨折したらどんなお母さんでも一日くらい休ませるでしょ?それと同じ」

さらっとmihoママの口からこれが返ってきた時は、本当にmihoママが私のお母さんでよかったなと思ってしまいました。


正直、本当に精神的にボロボロでしたし。でも学校は行かなきゃいけないものだってのは判ってる。


我慢して我慢して、それでもこれ以上は無理だと思ったからSOSを発信して。
でも「行け」と言われていたら行ってました。
何度も言いますが、子供が一番判ってるんです、学校はむやみに休むもんじゃないって。さぼっちゃいけないもんだって。



だから「そんな事で学校行かないなんて許しません」と言われてしまえば「そうですよね」としか返せません。行くしかないです。
まぁ、素直に学校に行くでしょうが、確実に私は自殺してたでしょうね。
学校にも家にも心を休ませる場所がないんですもん。
だったらいっそ…って。

けど、mihoママはケロリと、そりゃあもう気持ち良いくらいケロリと「休め休めー」と私のSOSを受け取ってくれました。


そして、平日の昼間っからどっからどう見ても中学生と堂々とランチをしてくれました(笑)
これだけで私は相当楽になったのですが、こっからがまた…(汗)
大分昔のことなんで、思い出せる限りの当時の会話を再現してみます。


mihoママ「―――で、どうしてこんな事になったのよ?」

私「うん…クラスでモテてる男子と話したら皆に無視されちゃってさ」

mihoママ「すごいじゃーん!クラス中の女子に嫉妬されるなんてさすがママの娘!!」

私「…Σ( ̄◇ ̄*)!?」

mihoママ「イイ女は辛いわね~。うんうん」



……おーーぅい(-_-)
私、これでも相当傷つき悩んでるんですが…。
何なんですか、

「機長!エンジンにトラブル発生!このまま海面に着水する他ありません!」

「きゃぁ!スリル満点(≧∀≦)火サス!?火サスぅ!?」

…みたいな有り得ない反応。
もっとこう、真剣にさ…。
私の傷付いたハートを羽綿で包み込むようにさ…。

でも悔しいことに今改めて思うと、こんな反応で返してくれたからこそ私はこれ以上落ち込まずに済んだんだと実感してしまうのです。


だって

私「クラス中の子に無視されてさ…」

mihoママ「そっか…それは嫌だよね。誰も話し掛けてくれないんだもんね」

私「そうなの…辛いよ」

mihoママ「うん、辛いよね…」

私「…うん」

mihoママ「…そっか」

私「……………」(ズーーン)

mihoママ「……………」(ズーーン)


暗ッッ…( ̄口 ̄;
元々落ち込んでるっつーのにmihoママまで落ち込んだら、または真剣になってしまったら、親子揃って地球の裏側までさようならでした。


ただし、これは私にはとっても有効でしたが、他のお子様にも通じるかとなると分かりません!(爆)
一緒に親身になって悩んでもらいたい子供もいるでしょうし、親にも痛みを分かち合って欲しい子供もいるでしょうし、どん底まで一緒に落ち込んで欲しい子供もいるでしょうし。


ただ、mihoママが最後に私に言ってくれたこの言葉だけは、どんなお子様にも通じると思いますし、傷つき悩んでいるお子様に是非言ってあげて欲しいなと思う言葉ですのでここに残しておきます。

ランチも楽しく食べ終わり、帰り際にレストラン(ランドマークタワーの最上階)から見える景色を見ながらmihoママが私にくれた言葉です。


―――あれが今通ってる中学校。…見える?あのチョンッてある小さいやつ。
あなたがウジウジしてるのは、あんな小さな所だけなんだよ。
世界はこんなに大きくて広いの!
だから負けるな!
あんな小さな点に飲み込まれるな!

 

いかがでしょ。
これはガツンときましたねー。う~ん、確かにと。


中学の、当時のクラスだけが自分の生きる世界だと思ってしまってた私には一番効果のある薬でした。
本当に、あそこから見た中学校は点だったんですよ。
あんな小さなとこで悩んでんのか?私。と、実際に見て思ったら途端に馬鹿馬鹿しくなりまして。


スッと気持ちが楽になったんですよね。
もちろんそれだけで学校が楽しくなるわけじゃありませんが、次の日からの学校生活は今までより苦じゃなくなりました。

小さな世界の極小の住民達。自分と合わないのは仕方ないかと。
何だかそんな人達に気を使って合わせているのが心底アホったらしく思えるようになりまして、一匹狼でもいいじゃん的な気分で学校に通ってました。


負け犬の遠吠え?
結構!
群れて馴れ合うのが勝ち組になるなら、そんな面倒臭い付き合いはごめんだ!


そんな感じで(笑)
や~、強くなったもんだ。