おはようございます~
お目覚めいかがでしょうかぁ~

今朝の大阪市内26℃晴れくもり
今日の最高気温32℃晴れくもり雨


いつか必ず行こう!と決めておりました

とてもグルメな方に、「日本料理の真髄を知りたいのなら絶対に訪れるべき一軒」と言われて以来、憧れておりました。

念願叶って行って参りましたぁ

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「招福楼 本店」

食べログ全国17位 4.41→招福楼本店
公式HP→招福楼


招福楼は、「禅の精神とお茶の心を基とする料理」を原点に、茶懐石・会席料理を提供されている料亭です。吉兆と並び日本料理の最高峰と言われる招福楼。

1868年(明治元年)に創業。大都市から離れた場所、滋賀県東近江市八日市にありながら、茶懐石の名店として広く知られ全国からお客様が訪れるそう。

敷地面積1400坪、全8室のみ。なんとも贅沢に空間を使っておりますねぇ。

元々は鍛冶屋から始まり、芸妓衆でもてなすお茶屋に(かつて八日市は近江商人で栄えていてこの界隈は花街でした)、そして三代目が料亭として改める。

招福楼と言えば、修行をされたお弟子さんの多くが名店と呼ばれ、ミシュラン三つ星・二つ星に名を連ねることでも有名です。

OAD日本のレストランBest2 東京「松川」・ミシュラン東京 三つ星「幸庵」・食べログ全国13位「しのはら」・ミシュラン関西 三つ星「柏屋」・二つ星「花祥」・三つ星「子孫」・京都 今は無き名店「桜田」・「三玄茶」etc...凄い名だたる名店ばかりです。


看板はありません。神社仏閣かのような外観で一目でそれと分かります。門番の方がお出迎えして下さり玄関へ。
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玄関まで白い玉砂利が敷き詰められた長~い路。私は写真撮影がしたいと言い門前で車から降ろしてもらいました。ヒールで歩くのは些か厳しかったのですが、その甲斐あって気持ちが高まります
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またまた立派な門構えパート2
次いで、仲居さんと思われる年配の女性の方が美しい正座姿で深々と頭を下げられ、お出迎えをして下さいました
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私たちも記念に座らせていただきました
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お部屋までの流れ。数寄屋造りの内装に手入れの行き届いた日本庭園
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「灯の間」
平田棟梁設計で、最も庭園眺望のよい座敷。この座敷は玄関に近い桂の間を寄付とし、前庭を露地として庭に利休形手水桶を置くことにより、広間の茶室としても使用出来るように造っているそう。 天井に明かりはなくサイドの照明器具の僅かな灯。風雅の趣
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床脇書院の摺り上げ障子及び壁面に取り付けた座敷の名称ともなる桐一枚板の丸い大きな照明器具は、主人中村氏のデザインによるもの。真ん中を丸みのある行灯とし、その周囲に本金と青金の砂子で灯の火影を表明しているのだそう
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季節の花・一幅の掛軸という室礼
掛け軸には虹が描かれているのですが、掛軸の前に飾られた7月(七夕)を代表する梶の葉と形が似ているとのことで統一感を演出
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お料理はお任せで
・2名で85000円(お酒ナシ・烏龍茶4杯・サービス料・税込)

嵐山吉兆本店以来の20%サービス料 

※基本的にお食事の詳しい説明はなく、お品書きもなく、こちらが聞いて答えていただくという流れでしたので覚えている限りで記しますね


さてさて

玄関でお出迎えをして下さった仲居さんが、「それでは始めさせていただきます」と言い、下座・最敬礼の形でご挨拶。

次いで、女将さんが “酒一献”(迎え酒)と先付を運んで来られました。折敷に設置された利休箸、7月を表す梶の葉。座礼のご挨拶の後、いよいよお料理のスタートです。迎え酒で酔う私...弱ぃ
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先付け:雲丹、ずいき、岩茸
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煮物椀:湯葉の重ね、あこう、ささげ豆
本当に繊細で儚げなお味。お酒を飲まれない方が良さが際立つ気がいたします。 透明感のある雑味のないお味に自信が漲る。※ツウっぽく見えるポイント:香りを楽しむために、蓋の裏をそっと嗅ぐ
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お造:鯛、縞鯵、サンゴ草
鯛は、お醤油をお出汁で割ったもので。縞鯵はお醤油で。
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ここで、鮎を焼く準備開始。目の前で焼いて下さいます。特別に作らせたという焼鉢
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お凌ぎ:笹を練り込んだ冷や麦、温度卵、柚子
清涼感ある器はなんと氷!手作業で氷の塊を削って造っているそうです!冷や麦を食べ終えた後に、仲居さんが氷器を布で包んで下さり、柚子の風味がきいたお出汁を飲み干します。ため息が溢れる美味しさでした
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鮎が良い感じに焼けてきました。芳ばしい香りに焦らされます♡
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琵琶湖の鮎。この時期の鮎は程よい大きさで最も美味しいと思う。子持ち鮎の甘みのある卵、ふっくらとした身、苦味のあるワタがお口の中で相俟って幸せ絶好調の美味。
蓼酢はお店によって様々ですが、こちらの蓼酢はドロッとしているのにお味はマイルド。今までの中で一番好みの蓼酢です。鮎の焼き方も申し分なく、最高の鮎を最高の焼き加減でいただきましたドキドキ
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八寸:ばちこ(ナマコの卵巣)、ほおずきの中には鱧の子、新の銀杏、とうもろこし
氷の土俵が夏の季節を盛り立てます
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焼物:鰻(鹿児島)の白焼き、徳谷とまと(高知県のブランドとまとで糖度が高く味も濃い)、アスパラ
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預鉢:鮑
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お食事:永源寺米(滋賀県東近江市の地元米)、ジュンサイと白玉の入った赤だしの上澄み液のような汁物。香物
いつもお米は一口のみしか食べないのですが、人生初お代わりをしちゃいました。それくらい美味しかったという証。ゆる~~く炊いた食感もやみつきに
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お菓子:水羊羹 
果物:マンゴー、スイカ、自家製シャーベット、お薄
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奇を衒ったお料理は一切なく、技をひけらかさずに虚飾を排した盛付け。膳を上げ下げする仲居さんの美しい所作。お客に媚びることなく凛とした女将さんの接客。

料亭とは、料理・器・数寄屋造り・日本庭園・美術品・調度品などの正統派の日本文化を堪能できる処のこと。

私たちの車が門を抜け、見えなくなるまでお見送りをして下さっていたお姿にも、和のおもてなしの心を感じることが出来ました。

正統派日本料理の真髄を存分に楽しませていただき、ありがとうございますm(_ _)m



コーディネート
料亭での日本料理ですのでカーディガンで露出を抑えて。サンダルで夏仕様の素足には靴下持参。ピンクは細胞を活性化し免疫力をアップさせるお色
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カーディガン:リッチミーNY
ワンピース:R.E.D VALENTINO
お靴:BRAKUYAN made in Italy
お鞄:HERMES

↓R.E.D VALENTINO・MSGM・VIKTOR&ROLF他ハイブランドがSALE

↓R.E.D VALENTINO・ドルガバ・Dスクエアード・ルシアンペラフィネ・アルマーニ・GUCCI小物・ハイドロゲン・アレキサンダーマックイーン他SALE




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引き続き今日も、
皆さまにとって、優しい微笑みに包まれた1日となりますように...
いつもありがとうございます
Love.


P.s Blogを更新されていない方(投稿数の少ない方含む)、Ameba限定が大半を占める方、気持ちのよい交流が出来ない方からのコメントは申し訳ありませんがお受けしておりません( ; ; )そして、出来る限りコメントのお返事をさせていただいているのですが、時間に限りありで全て返せずにごめんなさぃ。いつも本当にありがとうございます


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