お知らせ

長いことブログをおやすみしていました。

おうちごはんプランナーの箕浦です。

実はこのブログに登場していた私の父。

9月に永眠致しました。

ブログは
5月に大腿骨骨折の手術を受け
リハビリしているところで
止まっていました。

その後
7月中旬に地元の病院に移り
その時点でもう自宅へ戻ることは
ムリだろうと看取りまでを
考えた療養になりました。

その後、レビー小体症候群の悪化により
9月に旅立ったのです。
レビー小体症候群は
手足の震えや動きが出たり
パーキンソン病のような症状がでます。
認知機能も下がり
嚥下障害もでます。
父の場合は著しくこの症状が進み
最後は全く食事ができない状態になり
腎不全もあったため、点滴もできなくなって
亡くなりました。

認知症もあったので
父の中では
20日間くらいが4日くらいに
なっていたり
年齢が30代くらいになっていたり
時間が歪んでいたようでした。
でも、だからこそ
苦しいとか早く帰りたいとか
あまり強く思わなくて済んだのかも
しれません。
もちろん、頭が冴えていた時は
帰りたいと言っていたようでした。

父の最期を見ていて
体を使い切って旅立ったんだなぁと
思いました。

世の中には
ある日突然、目覚めなくなって 
亡くなる人もいます。
父は、あちこちの機能を使い果たし
最後は脳も使い果たし、
飲み込みができないというところまで
生きたわけで
82才という年齢は今の時代なら
若いねと言われるのかもしれないけど
私から見たら
充分生き抜いたと思えるのです。

私自身も
決して良好とは言えない親子でありながら
18年間一緒に暮らし
生活を共にして
自分の時間もお金も使って
最後まで看ることができたと思うので
後悔もありません。

コロナ禍で
病院の方に完全にお世話になる
ことばかりでご面倒をおかけしましたが
地元の病院で良かったと心から思っています。

あとから思えば
私のやっていたことは
介護ではなく
介助でした。
実際に介護が必要になったときには
もう入院していたから。

父が旅立って
四十九日に川崎の菩提寺に納骨し
娘としての役割はとりあえず終えた
気がします。
秋までに一周忌を迎えるので
その時には母の43回忌も行う予定です。

葬儀や納骨までの間にも
さまざまなエピソードはあるのですが
まずはご報告までとさせていただきます。

明日から4月。

楽しい話題でこまめにアップできるよう
努力したいと思います。

#レビー小体症候群
#介護
#親の看取り
#医療従事者の皆様に感謝