ご無沙汰しています。
次男21歳になりました。
ODを発症してから9年目になります。
あんなに毎日が苦しくて長く長く感じた日々でしたが、
振り返ってみるとあっと言う間でした。
今は一緒に住んでいないので、どんな生活リズムで何を食べて共同生活してるのか、よくわからないけど、
料理を作るのが好きなので、いろいろ試行錯誤しながら主に2人で皆の食事を作っているようです。
料理の作り方を教えてーとよく聞いてきます。
役割り分担を決めていて、
料理係、掃除係、洗濯係と皆それぞれが得意な事をしているようです。
仲が良くて、揉め事もなく、ほんとにいい仲間に恵まれて幸せなことだなぁと思っています。
保育所時代からの友達だから絆は深いし、
次男が苦しいときも支えてくれて、
皆に感謝しています。
正直なところ、ODは治っていません。
そもそも完治する病気ではないとは思うけど、
今、OD治療をしている人にとっては、こんなことを伝えるのは良くないと思うけれど、
軽症から重症までさまざまな症状があって、
治療法もたくさん。
情報もたくさん。
何を信じていいのか、どうすれば普通の生活に戻ることができるのか、
親として何をすべきか、
悩みました。
私は次男にしてあげれる範囲で治療をするしかないと決め
私は私の人生を楽しむこと、
前向きに考えて生きること、
大人になる頃によくなると希望を持って、
生活をしてきました。
精神的負荷をかけず、前向きに過ごせてきたつもりだけど、
やっぱり、学校が全てではないけれど、
行けていたら、
ODにならなかったら違っていたのかなって、
順調に見える人生を生きている長男を思うと、
(この先のことはわかりません。)
幼い頃にもっと関わってあげればよかったと後悔することもあります。
治る子は治るし、治療法がぴったりはまって改善される子もいるし、
いろいろな症状があって、
大人になったら治っていく子もあるし、
難しい子もいるんだなって今は理解しています。
この前血糖値が40しかないですと、かかりつけの病院から連絡があり、
念のためと大きな病院で検査をしたけれど、
特別異常は見当たらないということでした。
異常がなくてよかったけれど、
検査しても悪くなく、それでも体調が良くない、
どうしてなのかなって、今でもわかりません。
それでも次男は毎日幸せそうに過ごしています。
体調が悪い日は休んで、動ける日は動く、
また、自宅に居ながら少しでも収入になるような、バイトも考えたりしているそうです。
21歳になった次男の最近の様子でした。