言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

息子(14)に「そういう母親でよかった」と言われた話

言葉のプロデューサーなまず美紀です。

周りから驚かれるぐらい、子育てしていません。

 

本日、息子(14)にほめられました😆

 

夜、息子がある理由で、先のことを迷って相談してきました。

息子「どうしようかな。僕は、こう思うんだけど」

私「どっちでもいいよ。別に『みんなそうしてるから、絶対そうしなさい』とは言わない。自分で決めたらいいよ。
そもそも、先のことだから、そのときの自分の気持ちで決めたら?どっちでもいいから。今、悩んでる時間がもったいないもん」

息子「確かに。でも、ママがそういう考えでよかった。柔軟だよね」

 

ありがとう。ほめてくれて。

以上。子どもに育ててもらっている、言葉のプロデューサーなまず美紀でした。

 

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先日のこと、娘(10)のピアノのレッスンに行くと、先生にクラス変更の相談をされた。

ピアノ教室の設定で、お月謝がグーンと跳ね上がるらしい。

先生は小声で、「それでも、この辺りのご家庭は払ってしまうんですよね」とおっしゃる。

 

私が、「わかりました。私がカフェをがまんして、もうちょっと働きます…笑」と言うと、先生は、「確かに。ママ、いつもコーヒーカップを持っているイメージですもんね」と笑った。

 

教室を出て、娘とカフェへ。それぞれ本を読んだり、雑談をするこの時間がとても好き。

 

娘に聞いた。「ピアノどれぐらいがんばりたい?ピアニストみたいになりたいわけじゃないもんね?」


娘は「ならないよ(笑)。生きるニストになって、色んなことして楽しみたいもん」。

 

そういえば、数年前、ニューヨークに住んでいた頃。当時8歳の娘が、マンハッタンのグランドセントラル駅の近くを歩きながら、「家のデザインをしたい。その家を売る人にもなりたい。お休みの日はアーティストをしたい」と言っていたのを思い出す。

 

私も「いいね!いいね!やりたいこと、何でもできるよ」と煽ったっけ。

結局、アレもコレもにワクワクするDNA。

 

「ちょっとずつ、何でもできた方がいい」と育てられた私は、息子(14)には、「何か一つを極めないと意味がない」と言ってきた。けれど結局、息子も興味を持っては飽きる、を繰り返している。そういうDNAなんだと思う。

 

それにしても、夢を語るのは、最高に自由で、最高に楽しい遊びだと思う。大人になっても夢ごっこはできるけれど、子どもの夢ほど、楽しいものはない。

 

「生きるニスト」って良いコトバ。
立派な「生きるニスト」になって、人生を思い切り楽しんでほしい。

 

なまず美紀でした。

 

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先生あのね。今日マシンピラティスに行ったら、「プレゼントがあります」と言われ、100回記念のメッセージをもらいました♡




2022年の12月頃からマシンピラティスに通い始め、100回目。


思えば、10代後半から今まで、

散々ジムに散々してきた。


20代の頃は、3ヶ月限定プロジェクトで、出勤前の朝7時から、パーソナルトレーナーをつけたこともあった。


かと思えば、24時間オープンのラグジュアリーなジムの会員になって、仕事帰りに上司とホテルで軽くカクテルを飲んだ後、「泳いで帰りまーす」なんてこともして(危険)。


でも基本的に面倒だったなぁ。

その証拠に、最後はお金だけ払って放置して、退会することの繰り返し。


ニューヨークに住んでいた頃は、マンション内の立派なジムを無料で使えたのに、年に数回しか行かず。面倒だもん。



水着に着替えたり、シャワー浴びたり、面倒だよね。ちょっと筋トレしたり、泳いでも、何も変わらないし。



なのに、今回100回続いたのには理由がある。


・着替えなくていい

・徒歩で行ける

・物足りないほどの短時間・軽負荷

・汗をかかない

・月払い通い放題システム

・スタッフの手前…がある

・効果を感じる


効果については、肩凝りと反り腰が緩和された!

マッサージに行きまくる日々から卒業。


上記の条件のどれか一つでも欠けたら、続かなかったと思う。これからも、きっと、そう。


それほどジムが面倒で嫌いだと、やっと判明した。というか、認めることにした。


何かを続ける秘訣は、本当は嫌いとか、面倒とか、意志が弱いとか、そういうことをちゃんと認めて、ムリしないことだと思う。

ちゃんと、ラクを探そう。




もう無理はしない。


なまず美紀でした。


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先生あのね。

『勝間和代さん×木下紫乃さん(紫乃ママ)』のトークショー※に参加してきました。


※日経xwoman ARIA Salon オープン記念イベント。


お二人とも結婚・離婚など共通する経験をされていますが、冒頭から、

勝間さん:失敗ではなく、成功しない方法を学んだだけ。

紫乃ママ:経験値を積んだ。

勝間さん:破産せず、死ななければどんな経験も大丈夫。


終始、明るくポジティブなお二人でした。

主に会社勤めをしている40代、50代の女性を対象としたお話でしたが、テンポよく爽快。




 

ざっくりシェアさせていただきます!

 

💎40-50代がラクになる考え方

紫乃ママ:考えすぎて行動しないのはもったいない。気軽に。

勝間さん:会社勤めの人は、仕事の手を抜き、ヒマを作ること。成果さえ出せば、2割程度はザボっていい。その時間で、自分の勉強をしたり、好きな人に会いに行ったり、おいしいもの食べたり。

紫乃ママ:「我慢して仕事している自分はえらい」という考えはいらない。時間の余白は大事。会社が嫌でも、辞める必要はなく、会社と適当な距離を置けばいい。

仕事も含め、何かに飽きるのは悪いことではない。もし飽きたら変わりどき。

 

💎一歩踏み出すために

勝間さん:人目を気にしないこと。「みんなが使っているからiPhone」ではなく、自分はコスパの良いAndroidを選ぶ感覚で。

紫乃ママ:思考停止ではなく、自分で考えること。流されず自分中心で。

 

💎やりたいことの見つけ方

紫乃ママ:小さいことでいいので、やり散らかせばいい。私はこれまで習い事を50 個ぐらいして、すぐに飽きて辞めてきた。今は社交ダンスを始めたけれど、続くとは思っていない。

勝間さん:結婚も習い事も2年で充分。長く続ける必要はない。 

勝間さん:やりたいことがわからなければ趣味でいい。 

紫乃ママ:やりたいことは、社会貢献や世界平和など、大それたことでなくていい。まずは「お風呂に1日3 回入りたい」叶えることから。

勝間さん:とりあえずやってみる。しばらくすると残ったコト同士がつながる。




 

💎最近やっていること

勝間さん:1000ccのバイクに乗り始めた。体力的に60代になると厳しいので。42歳からゴルフを始め、ゴルフ仲間とのマージャンにハマったことがきっかけで、プロ試験合格。

紫乃ママ:社会福祉士の勉強。

 

💎今後のために資格を取った方がいい?

勝間さん:学校に通えば誰でも取れる資格は意味がない。合格率が数%の難関資格なら良いが、それも1-2年で取得できる能力がなければ、辞めた方がいい。なぜなら難関資格を取ってもすぐにビジネスになるわけでないし、資格ありきの時代ではない。

紫乃ママ:「儲かりそう」というモチベーションではうまくいかない。

 

💎管理職になり、会社でのやりがいが…。

勝間さん:現状が嫌なら、出世、転職、独立のどれかしかない。出世して管理職になれば、時間の自由を手に入れられるし、給料もよくて悪くない。

 

💎AIでホワイトカラーの仕事はなくなる?

AIは補助ツール。車と同じで、歩くより便利だけれど、行き先を決めるのも、運転するの人間。ただ、免許(使いこなすスキル)は必要。肉体労働もAIを組み合わせることで、効率的になる。

 

💎会社員が独立に備えるべきことは

勝間さん:誰と何をするか、パートナーが大事なので、会社員の間に人脈を作っておく。個人でするなら、仕事を依頼してくれる、しっかりとしたクライアントを見つけておく。

紫乃ママ:コミュニティ主催者になれば、いろんな情報も仕事も入ってくる。





💎お二人の今後は?

紫乃ママ:苦手な質問。わからない。私が聞きたい。

勝間さん:目の前の楽しいことやっていくだけ。


💎生き方

勝間さん:どんな時でも7-8時間は寝ること。

紫乃ママ:睡眠時間は削らない。

勝間さん:あまり働いたらだめ。いつ死ぬかわからないのだから。周りも病気が見つかったらあっという間に亡くなる人も多い。

紫乃ママ:その通り。今日一日、みのりある時間を過ごすことが大事。

勝間さん:きらいなことしている時間はない。


紫乃ママ:助けられてきた世代。これからは、自分の時間の数%を、高齢者でも誰でも、人のために使うことを心がけると自分のためになる。

勝間さん:昨年Winkの動画を観て、ソバージュにしたくなった。60代になると髪質などで無理になるかもと実行。この年になると、いつ死ぬかわからいので迷っているヒマはない。やり残したことがあってはいけない。


※トーク内容の一部。対談の流れとは準備が前後している箇所もあります。


参加者の方々は、様々な業種の同年代の会社員女性。すでに責任ある役職だったり、「転職してまとまった退職金が入って…」なんて話もあって。私の周りは個人事業主が多いので、なんだか新鮮でした✨


ありがとうございました😊


なまず美紀








 

息子(14)とスーパーで買物中。パスタの棚を通過しながらの会話。


息子「ママパスタおいしいよね」

私「え。ママのパスタってどれのこと?ミートソース?」

息子「いや、今はコレのこと。『ママー、パスタ』(商品名)」

私「なんだ。でもママのパスタもおいしいでしょ?」

息子「うん。でもママ、その聞き方は自爆系だよ。だって、『うん』って言っても、ママは『ムリに言わせたかな』って疑っちゃうし、『うーん』みたいな返事なら、ショックなだけだし。そんなふうに聞いても、何も良いことないよ」


ああ。つまり、

恋愛で「私のこと好き?」って聞くのと同じね。

はい、気をつけます。


言葉って深いね。

言葉のプロデューサーなまず美紀でした。


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外出先からふらふらと帰ってきたら、娘が友達と四つ葉のクローバーを探していた。

健全すぎる。平和すぎる。


娘は毎日学校がから帰宅すると、すぐに友達と遊びに行く。週末も、朝から友達が誘いに来てくれる。


友達と四つ葉のクローバーを探す時間は、とても贅沢だと思う。



私も同じぐらいの歳の頃、友達と庭の芝生に寝転がって、形を変えながら移動していく雲をながめていた。

「ウサギがいる」「にんじんもある!」などと盛り上がる、そんな時間があった。


大人になったら、そんなヒマはない!と思ってしまう。


もっと“意味のある”“生産的なこと”をしなければ。さもないと、自分の時間にも、自分の人生にも価値はないと思い込み、いかに無駄なく、忙しく一日を終えるか、そんなことを一日のゴールにしてしまう。


それで気持ちが満たされることもあって、そんな時は気分がいい。

だけれど、「そうでないといけない」という強迫観念に襲われているとき、少なくとも私の場合、心はとても貧しく、卑しい。


興奮して帰宅した娘は、「四つ葉のクローバーに、五つ葉もあった!」と両手にクローバーを握りしめていた。

手を広げると、収穫物はすでにシワシワのシナシナ。


手元に残るものは何もない。誰に自慢することも、たぶん振り返ることもない時間。


iPhoneでYouTubeも観る、iPadのアプリで遊ぶ、だけど四つ葉のクローバーでも遊ぶ。どれが本来あるべき子どもの姿か、というのは時代錯誤の親のエゴ😬


だけど、私は子どもの頃に雲を眺めていて良かったと思うから、四つ葉のクローバーに数時間を費やすなんて、この上なく贅沢な時間だったよねと嬉しくなる。


以上。



本日は、B面「みきてぃ」として、コンラッドホテルで贅沢ごっこをしていたインタビュア&ライターなまず美紀(A面)でした。


💎動画内のシーン以外の懐かしい昭和がある人、「原っぱ」がわかる人は是非コメントを。



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「日本の学校、どう?」
 

ニューヨークから帰国して、公立学校に転入した息子(14)と娘(10)が、よく聞かれる質問。
答えは「楽しい」なわけだけれど、実は、最初の半年間で毎日のように話題になったのは、「今日の給食」

「今日は揚げパンで、おかわり競争だった」
「切り干し大根が地味においしかった」
というような報告とともに、写真を見せられる。

なんと夕方には、学校のHPにその日の給食の写真や授業の様子が、公開されている。


息子に「誰が撮影してるの?」と聞くと、「たぶん、校長先生か副校長先生」ということだけれど。校長先生が、給食の写真撮影まで担当するのか、その真偽は不明。ちなみに、給食だけではなく、その日の授業の様子などもアップされていて、先生は本当に大変だと思う。多分、毎日見ているのは、私たちぐらい。

 

子ども達は、お互いの給食の写真を見ながら、
「カレーに星型のニンジンが入っていたら、当たりだったんだよ」
「きなこパンを一個落として交換してもらったんだよね。だから、気を遣っておかわりはがまんした」
などなど、盛り上がっている。

小学校の給食には、セルフおにぎり、セルフサンドイッチ、ビュッフェまであって、楽しそう。

画像

娘は10点満点で採点を記録

 

息子の中学校の給食には、日本各地の郷土料理、世界の料理も出てくる。
秋田なら、きりたんぽ。
韓国だから、チヂミとナムル。
ロシアだから、ボルシチ。
 

図書館とのコラボで、「今日は渋沢栄一がテーマだから、給食は煮ぼう。図書館では、渋沢栄一の伝記を紹介」とか。とても手が込んでいるし、贅沢。

 

ニューヨークでは、例えば学費が年間500万円相当ぐらいかかる私立だって、月に何100ドルか払うランチがピザとパスタとかのレベルで、ワンパターン。「おいしくない」ということで、私はお弁当を持たせていた。


それを思えば、日本の公立学校の給食、本当にすごい。

 

時々、「パンとご飯が同時に出るのおかしい」とか、そんな意見も見かけて、それは確かに。とはいえ、世界的に見ればすごく恵まれていると思う(毎日の牛乳は必要ないと思うけれど💧)。

画像

ブルーは、おかわり候補

 

息子にいたっては、
「日本の給食現場で働く人たち、すごいよね。献立を考えるときは、材料費は一人300円ぐらいにしないとダメらしいし、栄養バランスとかカロリーも考えてあるし、おいしいし、ネーミングまで凝っていて。しかも、午前中に400人分作って、絶対、時間通りに配られる‼︎」と、心底尊敬する!みたいな口振り。

これを聞いたら栄養士さんや調理師さんは、泣いて喜んでくれるのでは。

 

実は半年経過して、二人とも給食の話題をパタっとしなくなった。
理由は二つ。息子の学校の栄養士さんが異動して、メニューがシンプルになったこと。そして、子ども達が給食に慣れてしまったから。


「贅沢が当たり前になる」って、こういうことだと思う。だから、私は記録と感謝を兼ねて、こうして書いておく(ちなみに『平和』も当たり前になる)。

 

そうそう、先日、夕食で肉じゃがを食べながら、息子が「給食も肉じゃがだった」と。久しぶりに給食が話題に出たので、わざと「どっちがおいしい?」と意地悪な質問をすると、「正直、どっちもおいしいかな」と息子。

本当に、気を遣った物言いいができる子だわ。


おいしい給食が食べられる子ども達、幸せ。給食関係の皆様、ありがとうございます。

 

言葉のプロデューサーなまず美紀でした。

 

 

 

 

2日間のセミナー後の再会

先日、あるセミナーに参加した。趣味の心理系の学び(間接的に、私のコーチング系のセッションにも役立つと思う)。

参加者10数名と共に、濃い2日間を過ごした。私はセミナーでは、「講師や主催者から何か得たい」と思っているので、参加者と仲良しになることは狙っていない。それでも、自分をオープンにせざるを得ないワークを通じて、私達は一気にお互いの内面や抱える課題を見ることになる。

そして、こうして「改めて会いたい」と言ってくれる、少し年下の女性の友人もできて、純粋に嬉しい。

春だしね。待ち合わせのカフェに向かう途中、すでに桜が咲いていた。

新宿のカフェで再会

第三者が見た私は「気持ちに正直な人」!?

セミナー中は、他の参加者にも、さんざん「自分に正直」「素直に生きている」などと言われたけれど、彼女も、
「あのセミナーで得たことはいくつもあるけれど、みきてぃのように、自分の感情や欲求に正直に生きている女性に会えて、刺激になった」
と言ってくれた。

普段、自分ではあまり意識していないけれど、私は他者から見ると、欲求にストレート?に見えるらしい。

20年以上前の私が聞いたら、相当驚くと思う。

だって私は、とても聞き分けが良くて、謙虚で、控えめで、おとなしくて、内気で、恥ずかしがり屋、赤面症で、穏やかで、喜怒哀楽が平坦で、そもそも無欲で意志の欠けた女の子だったから。

でも、私はいつの間にか、変わったみたい。誰も私のことを、おとなしいとも、内気とも言ってくれなくなった。

 

どうして私は変わったのだろう。
なぜ「感情に正直」なんて言われるようになったのだろう。

たぶん私は自分に嫌悪し飽きていた

たぶん、こうだ。
昔の自分、たとえば、

手を挙げたいのに、挙げられなくて。
わかっているのに、わかっていると言えなくて。
行きたいのに、行きたいと言えなくて。
欲しいのに、欲しいと言えなくて。
なりたいのに、なりたいと言えなくて。
イヤなのに、イヤと言えなくて。
会いたいのに、会いたいと言えなくて。
好きなのに、好きと言えなくて。

そんな自分がつまらなくなったから。

そんな自分が、
どれほどのチャンスを逃したか。
どれほどのものを失ったか。
どれほど自分も人も傷つけたか。

それに気づいて、
そんな自分を変えたい、
そんな人生を変えたい、と思ったから。

できなかったこと、しなかったことばかり後悔して、前に進まない日々に耐えられなくなったから。

やらない後悔よりやる後悔

前述の「私と出会えて良かった」と言ってくれた彼女は、春あたり、自分の感情に従って、ある行動に出るらしい。「みきてぃ(の存在)に、背中を押してもらった」と言ってくれた。

私も彼女も40歳を過ぎている。
どちらにしても、人生はあと半分しかないし、半分もある。

やらない後悔より、やる後悔。

自分の感情に素直になること。
結果がどうであれ、私はそれで後悔したことはないから、きっと彼女も。そう信じている。
 

インタビュア&ライターなまず美紀でした。

 

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息子(14)の中学の参観日に初めて行った。

 

公開日が数日あり、好きな授業を自由にのぞいていい、というもの。

息子は「誰も来ない授業がほとんど、来ても一度に1、2名だよ」と言う。

 

つまり、「来るだけで目立つから、振る舞いに気をつけて欲しい」と。普段から率直なコミュニケーションをしている私たち。彼が思っていることぐらい、察しはつく。

 

私「何の授業がいい?」

息子「うーん、音楽は歌っているだけだし、体育はバドミントンしてるだけだし。ちなみにボク、なぜかバドミントンうまいんだけどね。まあ来るなら、数学とか理科とか、英語とか?」

 

私「英語は、(私たちはニューヨークに住んでいたので)先生にとっては、『日本の英語の授業を確かめに来た!』みたいで、イヤな感じかな」

息子「いや。先生も自信もって教えてる感じだから、それは大丈夫」

 

理科と英語を観に行くことにした。

 

息子に「授業の最初と最後は、いなくていい」と言われる。私が、休み時間に息子やその友達、先生に絡むのではないかと、恐れているのだと思う。

 

私「この服でいいよね?ピンク」

息子「まあいいと思う」

 

私「ナマズ母です!って言った方がいいんだっけ」

ついつい、息子を脅して反応を楽しむ。余計なことをしたために、息子からの注意事項が止まらない。

 

息子「あと、基本的に親は教室に入ってこないから。だいたい、廊下からのぞいてる」

 

息子「あと、教室は4階だけど、玄関正面の階段から上がってきてね」(教室の後方に出てくる階段を指定。前方だと目立つから)

 

理科の授業に行くと、私以外、誰も参観に来ていない。教室後方のドア越しにのぞいていると、ドア横の席に座る男子生徒が気がついて、そっとドアを開けてくれた。

最近の男の子って、爽やかでかわいくて、細やかで優しい。「ありがとう♡お名前は?」と聞きたいけれど、がまん。


せっかくなので、一歩だけ中に入って、教室の角に立つ。


何人かの生徒が、チラチラと後ろを見るけれど、一番前に座っている息子はこちらを見ない。10分ほど参観して、帰宅。

 

英語の時間に、再び学校へ。スクリーンに映し出された英文(写真家・星野道夫のストーリー)を読む先生。とても元気な若い先生で、授業も覇気がある。

 

先生:「Nice to meet you! これ気をつけてね。meat にしちゃうと、キミいい肉してるね!みたいだから。」


(いや…、それはないでしょ)

迂闊にも、ツボにハマってニヤニヤが止まらない。家では私に向かってダジャレを連発している息子の背中は、微動だにしない。

相変わらず、後ろも振り返らない。


チャイムが鳴ったので、息子に見つからないように、慌てて教室を抜けて帰宅。

 

ーー息子が帰宅ーー

 

私「今日、参観に行ったんだけど。2回も!」

息子「え?そうなの?来てないと思った」

私「だって、一度も後ろ見なかったじゃない。他の子はチロチロ見てたよ。せっかく行ったのに!」

息子「なに怒ってんの?参観って、授業を観に来るわけでしょ?親子でコミュニケーション取るためじゃないでしょ?」

 

そう。

いつだって息子は正しい。

参観日は「行ったよ!」という母親業アピールの場ではないんだね。


でも行ったよぉーー!!

 

ライターの傍らに母親業もしている、なまず美紀でした。

 

 

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娘(10)が突然、聞いてきた。

「ママは、eat to live or live to eat?」
「なんて?」と聞き直すと
「食うために生きとるの?生きるために食うとるの?」
(なぜか、おばあちゃんみたいな日本語。笑)

生きるためだよね。
食べることは大好きだけれど、そのために生きているわけではないもんね。

でも、欲求は行動の源ではある😊



(今日の子ども達のおやつ。お腹が空いているわけだから、お菓子の量を減らすために、しっかり用意)


最近「何のために生きているか」と考えることが少なくなったなあと思う。



でも、より良く生きるために、生きている。という感じはする。



皆さまも良い週末を。


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