私は地元では皮膚科に通ってないのですが、今日は久しぶりに昔通っていた皮膚科に行ってきました。



相変わらず混んでるなぁ。
診察予約でもしないと先生と話せないかな…と思ったら、ほんのちょっとだけ時間をくれて立ち話してきました。



講演会のチラシを置かせてもらい、M先生を講演会、その後の懇親会に誘ってきました。
元々、講演会は観客として聞きにくる予定だったようです。



M先生は、脱ステ専門のお医者さんではないです。
私も脱ステ前は、ステロイドとプロトピックを、私の必要な分だけ毎月どっさりと出してもらってました。



出来るだけ薬に依存しないように、併用して行う治療は、漢方(ツムラ等)、保湿、アレルギー検査、食事指導、生活指導等。
他に、別施設となるけど、光線治療、豊富温泉を勧められる事もある。



佐藤先生とは、全く違います。
重なる部分は、ステロイドもプロトピックも依存になるのを知っている事、規則正しい生活を勧めているところくらいかな。



それでも、ステプロの依存性についての考えは一緒なので、患者が脱ステしたいと言っても怒らないし呆れない。
薬も保湿剤もいらないから感染だけ調べて抗生剤ちょーだいと言っても話を聞いてくれる(笑)



間違っても「言う事聞かないなら来ないでくれ」とか「私の言う通りに使えばステロイドは怖くない」とか言わないf^_^;)



患者に選択権をくれる先生です。
患者自身が結論を出すまで、話に付き合ってくれるし、患者がする事に対して頭ごなしに否定はしない。



私は、自分で思うままにしか進めないし、抑えつけられるのは本当にストレスなので、こういう先生と相性がいい。
いや、一方的に私が好いているだけですが(笑)



ただ、この先生、『脱ステ医』ではなく、『脱ステする気持ちを理解してくれる先生』なので、脱ステを決めるのも取り組むのも基本は自分自身です。



「どうしたらいいですか」と全て先生に任せようとすると多分お互い困る。
脱ステしてる側は、誰かに頼りたくなるだろうから辛いかもしれない。



私の場合は、
・脱ステは佐藤先生の元で完了
・その後の療養は自分でする
・感染した時の検査と投薬はM先生
基本はこれでやってきました。



M先生に診てもらうなら、薬を使うにしろ、使わないにしろ、自分のやりたい事をはっきりさせて、その手助けをして欲しいって相談するのが一番なのかも。



そうすると、出来るだけの手助けはしてくれるし、話を聞いて欲しい時は聞いてくれる。
こっちが求めてない時は、本来のM先生の治療を押し付けたりもしない。



きっと、私を診てくれてた時も、保湿推進の先生だから、「保湿して欲しい」と言うのを我慢してくれてたんじゃないかな?
豊富温泉だって、私が何も言わなければ勧めたかったのかも。



『私はワセリンに弱いから豊富温泉には行けない。肌が落ち着いたら行きたいのは十勝のモール温泉』と言ってたからか、私は豊富温泉は勧められた事がないf^_^;)



でも、実際、入院仲間でも良くなってる人がいるし、入院仲間からはかなり熱烈に勧められたんですけどね、豊富温泉。
残念ながら、ワセリンとか鉱物系の油分はいつからか被れて使えなくなりました…。



これだけ治療方法の違う先生を講演会、懇親会に誘ったのは、やっぱり、脱薬、脱保湿で良くなった人がいる事を事実として見て欲しかったんですよね。



多分、頭や気持ちでは理解してくれてると思うんだけど、もう一歩脱薬にも踏みこんで色々知って欲しい。



その上で、どう思うか、どう進むかは分からないけど、無理強いしないで、患者に選択権をくれる先生だからこそまずは知って欲しいと思いました。



M先生自身も、患者さんの脱ステには協力はしているけれど、佐藤先生の治療全てに賛同している訳ではないから、立ち位置に困っていたようです。



講演会のお知らせについては、『患者さんへの情報提供』というスタンスで協力するという気持ち。
先生自身の講演会参加は『ご自由に参加下さいって書いてあるから参加するよ』って事でしたヾ(´・∀・)ノ



そういう微妙だという立ち位置も含め、M先生に講演会、懇親会に参加いただく事で、先生と患者との距離がより近くなればいいなぁと思いました。



どちらにしても、こんな風に、本来の自身の治療と違っても興味を持ち、患者の事を親身に考えてる先生は貴重だなぁと思い、病院を後にしました。



もちろん、同じビルの売店にもチラシを置かせていただきました。
北海道講演会のチラシを見かけたら、そこは私がお世話になったM先生の病院だと思います。



本当は先生と話したい事がたくさんあったけど、今日は患者として行った訳ではないので、あまり話せませんでした。
懇親会で話すのを楽しみにしようv(o ̄∇ ̄o)



M先生について、こうして色々書いておいて、名前が未だにイニシャルなのは、以前、病院名ははっきり公開しないで欲しいと言われた事があるからです。
もし、どうしても知りたい人がいましたら、こっそりメッセージを下さい(*´∇`)ノ