どーも。初登山が富士山のミナージュです。
京都から一人で車で片道５時間
いつも遠目に見ていた富士山の麓までやってきました。
さぁ生まれて初めての登山！
日本一の富士山！
こちらに来てから まだ富士山は僕にその姿を見せてくれません。
笠原社長と合流して須走口を目指します。
まずは五合目までシャトルバス。
こんな場所でもお仕事の笠原社長・・・
すでに頭痛がしてます。標高1500mですもんね(ｰ ｰ;)
（他を知りませんが登山てすごい大変だと改めて感じました）
なるべく息が上がらないように 息を整えながら
雲に包まれた富士山を 一歩一歩ゆっくり登っていきます。
富士山て 歩きやすいイメージがありましたがホンマに過酷です。
笠原社長の慣れた案内で 六合目までは本当に良いペースで登っていきます。
日ごろ鍛えておいてよかった。
足腰は全然平気です。
空を見上げると 見たことのない星空
偶然にもペルセウス流星群も重なり 流れ星をいくつも見ることができました。
六合目までは星を見て感動する余裕もありました。
スマホカメラでは一切伝わりませんね^^;
ここからです。
この後の写真…実は 一切無し…。
六合目過ぎ・・・
七合目手前から
急に苦しくなります。
突然 余裕が無くなり・・・完全沈黙＠＠
標高に順応しようと必死で呼吸を整えようとしますが僕の体は完全に拒否反応。
七合目過ぎで なんと本気の完全ダウン。
絶対避けたい高山病 見事にかかってしまう。
吐き気、頭痛、倦怠感、眠気がフルコースで襲ってきます。
甘く見てたわけじゃないし 調子に乗ったわけじゃない。
むしろ 高山病にだけはならないよう調べて準備してたんですが
胃の中のもん 全部吐き出してしまいグロッキー。
笠原ドクターストップ。
しかも 私としたことが
寒さ対策で七合目で着替えた時 その場所にスマホを忘れるという大失態(ｰ ｰ;)
七合目まで戻らねばならなくなる。
バディの笠原社長には先に行ってもらい 自分はスマホを取りに戻る。
この時点で高山病もマックスに酷くなり吐き続け 体感温度も氷点下。
気持ちは上にー！…が…気合いでなんとかなるレベルじゃなかったです。
全く動けなくなり朦朧意識の中 バディにメール。
七合目に留まることを決断。
なんとワタシ…富士山まで来て中途半端に降りるという結末にT^T
御来光だけは意地でも見ないとホンマに何しに静岡来たかわからん
と氷点下寒空の下 震えながら、吐き気と頭痛に耐えながら撮った写真がこちら。
何ヶ月も前から計画して それなりに鍛えて準備して 当日を迎え
結果 中途半端に富士山を降りるて…
ここ最近…いや 自分の人生振り返っても ここまでの挫折感は なかなか無い。
こと体を使う物事で 割と気合でなんでもこなす方ですが
まさか高地気圧に弱い”虚弱君”やったとは夢にも思わなんだ。
下山中も地獄、下山後数時間 動けませんでした(ｰ ｰ;)
状態的には こんな感じかな〜…
割れそうな頭痛、高熱が出た時の体のフラフラ感、ノロウィルスでおう吐しまくり
で且つ氷点下の寒さに震えてる感じ。
それから脱水症状も併発します。
高山病はどれだけ鍛えててもなる人はなるらしい。
その症状は大なり小なりあるようですが酷い場合は死ぬそうです。
体質やから 病気と同じ。
行ってみな わからん？
まさか…
自分がですよ・・・。。。
今回、何年も前から連れてってほしいとお願いし続けて
ようやく かなった 富士山 初登山。
悔しいし 死ぬほどキツかったし 笠原社長に迷惑かけたし
初の富士山登山はなんの達成感も得られず。
ほろ苦い思い出には なりましたが
これが山の厳しさなんやと貴重な経験が出来て良かったです。
今回の富士山
結局、最後の最後まで姿を見せてくれませんでした。
2日目は晴れてたのにな。
「お前にはまだ早い 鍛えて 出直してこい」
そう言われてるようです。
また大きな目標が出来ましたよ。
リベンジ！
高山病克服して僕はもう一度 富士山にチャレンジするって決めました。
笠原社長にはホンマにお世話になりました！
ご一緒できて良かったです^ ^
「増原さんの分まで頑張って頂上行ってきましたよ！」
と最後 写真をくれました^ ^
ありがとうございましたー！
また僕 鍛え治して出直してきます！！
