明日無事お引き渡しを迎えます。

2年近くかかったお仕事がいよいよ終わります。

 

病気をしてから、このような大きなお仕事を

最後まで元気で終わらせられるのか、

正直自信がありませんでした。

 

病気のことはお伝えしてありましたし

個人事務所ですので

いざというときのバックアップは考えた上で

悩んでお受けした仕事でした。

 

実際にいろいろありました・・・。

 

私自身ではないですが、

協力していただく予定だった方が

思いがけず大きな病気にかかられて、

お願いできなくなったこと。

かなりの部分、

この方の協力が欠かせないと思っていたので

お願いできないことが分かった時には

どうしようかと思いました。

 

代打でお願いした方が

約束通りに動いてくださらなくて

思ったスケジュールで進まなかったり・・・。

 

工事中も直接工事にかかわることが

理由ではなかったけれど

職人さんが入院するほどの大けがをしてしまったり。

 

問題なく工事が進められて、

ちゃんと予定通りに終わるのか少々不安でした。

 

私自身は何とか元気に(?)

最後まで見届けることができましたので

それだけは本当に良かった。

 

お施主さまは私よりもちょっと年上の

とても著名な作家さん。

仕事場も兼ねているお宅であり、

おそらく終の棲家になるであろう建物なのです。

 

ですから、とても責任重大。

これからの作品の仕上がりにも影響しちゃいますし。

 

設計当初からとても楽しみにしてくださっていて

「新しいおうちで書き始める作品の構想が3作あるの」と

意欲的にこれからのお仕事のことなどちょくちょく話してくださいました。

 

途中経過も何度か見ていただいて

出来上がりもご満足いただけているようで

本当に安心しました。

きっとこれからも素晴らしい作品を

精力的に生み出していってくださるのだろうと

一ファンとしても楽しみにしています。

 

初めてお仕事をさせていただいてから14年になりました。

長いお付き合いになり、何度も楽しくお仕事をさせていただきました。

本当にありがとうございました。

恐らくこれからも、出来上がった建物に手を加えながら

長くお付き合いさせていただくと思います。

 

私自身はこのあと少しお休みして、実家のことも含めて生活の環境整備と充電期間に入ります。

 

自分自身のことはこちらのブログにたまーに書くと思いますが、

家族のことなどは、今後分身に書かせる予定です。

(私の幼少期のピグね。わかる人はわかる、かな?)

こちらのアメンバー記事のテーマはそちらにお引越しします。