風、薫るワン♪
映画「ゴジラ-1.0」
アメリカのアカデミー賞
視覚効果賞を受賞
日本初ということで
おめでとうございます
さて
ゴジラと聞くと
いい思い出が無い
子供の頃
初めてゴジラの映画を観て
あまりの怖さに衝撃を受け
それ以来
アタシのトラウマ対象は
ゴジラ一筋
昔から夢を見ることが多い
それも
楽しい夢なんかじゃなく
いっつも怖い夢
特に怖かったのは
ゴジラが出てくる夢
夢の中のゴジラは
いっぱい人がいるのに
必ず
アタシめがけて追いかけてくる
逃げても隠れても
ずっと追いかけてくる
それがすっごく怖かった
大人になり
ゴジラとは全く無縁な生活を送っているが
ある夜 突然
ゴジラ登場
勿論 夢の中だけど
相変わらず
ゴジラが目指すのは このアタシ
なんでだよっ
出てくるなよっ
いつまでもアタシを脅かすなっ
ウチの辺り
田舎のせいか
送電線の鉄塔が多く建つ
送電線には
”航空障害灯”という
赤い点滅がピカピカしているが
アタシ
あの赤い点滅
すっごく苦手
夜の暗闇の中の送電線
不気味な黒い巨大物体
赤い点滅がゴジラの目に思え
ゴジラと化した送電線が
アタシめがけて
のっしのっし迫って来るみたいで
超 気味悪~
あ~トラウマは厄介だ~
ゴジラ君
アタシ もう歳食ってて
心臓にもお肌にも悪いもんで
いい加減
夢なんぞに登場しないでくれっ
絶対にっ
13年前の今日
知人6人と車で県外に出かけ
その帰宅途中遭遇したのが
東日本大震災
利根川上の高速道路走行中だった
何度も足止めになり
携帯電話は不通
家族とも連絡つかず
やっと繋がった知人の情報から
アタシ達の住む町が
とんでもない状況だと知り
このまま無事に
100キロ先の自宅まで辿り着けるのか
はたまた
家族達はどうしているのか
車内は騒然
アタシの気がかりは
自宅に残した4頭の犬達のこと
とめどない不安と共に
何時間もかけ
どうにかこうにか帰宅して…
まず安堵したのは
自宅が倒壊してなかったこと
(あっちこっちヒビが入ったけど💦)
アタシの気配を感じたのか
夜の真っ暗な家の中から
ワンスカ吠える犬達の声
あ~生きてる~
チビ犬3頭にドベ1頭
地震の爪痕著しく
しっちゃかめっちゃかになった部屋の中で
みんな無事だった
良かった~ほんとに良かった~
ところで
夫はというと…
職場は海岸沿いの高台にある
近辺は津波の被害もあり
本人とは音信不通のまま
もしかして
アタシ、このまま未亡人
などとよからぬことを思いながら
度重なる余震と
停電で真っ暗の部屋のなか
犬達と肩寄せ合いたむろっていると
玄関付近で怪しげな音が…
こんな時を狙っての泥棒か
ざけんなよっ
モップの棒を手に取り
玄関の方にそーっとむかっていくと…
玄関ドアがゆっくり開き
家の中を覗くように黒い人影が…
アタシ…あっ生きてたっ
夫…え~っ帰れたのっ
夫によれば…
県外に行ったアタシ
今日中には戻れないはず
ならば犬達のため
とにかく自分が早く帰らなきゃ
とは言え
自宅まで20キロ弱の道のり
状況から車での帰宅が出来ず
せっせと歩いてると
途中で知人が自転車を貸してくれ
必死でペダルを漕ぎ
やっと着いたら
いないはずのアタシの車
犬も吠えない静まり返った我家
どんな状況
お互いを不審者と思うって
どうなのよっ
震災以後しばらくの間
4頭とも
私の側にまとわりつきっぱなし
小さな地震でも怯えてすぐに寄ってくる
よっぽど怖かったんだね
犬達だけで
どれほど心細かったことだろう
震災を経験した4頭
この13年の間
みな 順に天に召され
今は
震災知らずのおぼっちゃま金太郎だけ
さて
他に家族のいない夫と私
二人一緒に何かあったら
残された犬達はどうなるのか
この震災で
よくよく身に染みた
この日を境に
夫婦で取り決めたこと
”夫婦一緒に遠出はしない
どっちかが遠くに行くときは
片方がすぐ帰宅可能範囲にとどまる”
というわけで
震災以降
遠出に関わらず
夫婦一緒に外出することは
ほぼ無くなった
なんてったって
我家は ”お犬様”一番だからっ
毎年 3月11日
当たり前のことや
平凡な日常に
心から感謝する日
「いつか冷たい雨が」
動物を思いやる
歌手のイルカさんの歌
イルカさんが
大切にずーっと歌い続けている歌
初めて聴いたのは
アタシが中学生だった時
まじ ボロ泣きした
最初から最後まで
歌詞があまりにせつなくて
昨今
リアルに目の当たりにする
自然災害や戦争
人為的な虐待など
悲惨な現状に苦しむ動物たち
その多くの悲しい眼差しが
忘れていた歌を
思い出させてくれたよう
”人間だけが えらいんだ
なんてことだけは思わないでください”
”同じ時を生きているのだから”
歌詞の中でそう伝えている
人間も動物も
愛すること
おもいやること
あらためて
自分の心に深く刻みたい
動物がお好きで
この歌を知らない方は
是非一度聴いてみて下さい
時間を無駄に生きてるな
そう思いながら
一日を過ごすこの頃
仕事をしていた時
親の介護に疲れてた時
犬達の世話で四苦八苦してた時
時間に追われ
バタバタと一日が終わり
いつも
ゆとりに飢えていた
この歳になって
ようやく
24時間自由だってのに
全く活かせてない
だらけきっている
そんな昨日
耳にした言葉
「一日10分だけ、勉強しませんか
自分を磨きませんか」
10分しかないと思えば
それまでだし
10分もあると思えば
有意義になる
欲張れば
長続きしない
忙しい日々の中で
30分捻出するのは大変
でも
10分ならどうにかなるんじゃないかって
今のアタシ
忙しいことは全くないが
ずっぽり堕落モード
努力もヤル気もどこへやら
オイッ自分
一日10分だぞっ
忘れた漢字の練習
…忘れ過ぎてて怖い
百人一首を一句だけ書き写す
…101日目はどうすっぺ
すっかりご無沙汰中のピアノ練習
…もはや指が化石化してるし
本棚の肥やし本の読書
…たぶん3分で寝落ちだな
あ~思い浮かばないっ
今さら自分磨きしても~
などと思いつつ
とりあえず 思案中
貴重な10分になるように
先週
ポッコリ抜けた金太郎の爪
1週間経過
皆さんにご心配頂いたこともあり
どーなってるか
ちょこっとご報告を
陥没してた部分に
ようやく肉が上がってきて
出血も少なくなる
テープが剥がれなければ
1日1回
以下のアイテムで処置
これが結構めんどい
患部近辺を脱脂綿でよーく消毒し
ゲンタシンをたっぷり塗り
ガーゼを当て
テープでしっかり巻く
簡単なようだけど
コツがいる
足先だから
テープの巻きが悪いとすぐ取れるし
かと言って
強くは巻けないし
足先に負荷がかかれば
すぐ出血するし
だからって
犬の金太郎に
”注意して歩け”は通用しないし
とにかく
厄介な患部なのだっ
爪よっ
早く生えてくれ~
お願いっ
爪の怪我には御用心されたし
ギョギョギョ―ッ
さかなクンじゃあないが…
今日は雨降りなんで
朝んぽは中止
庭でトイレ済まして戻った金太郎
玄関内で足を拭き拭きしていたら
足ふき雑巾にべっちゃり鮮血がっ
ほぼ 流血状態
なんじゃこりゃ~っ
よくよく見ると
右後ろ足外側の爪が
指先からそっくり無いっ
スッポリ抜けてしまってる
どっかに引っ掛けたのか
つまづいたのか
慌てて止血しようにも
なかなか止まらず
朝っぱらから
出血大サービス状態
やめてくれ~
抜けた爪
どこいっちまった~
探していたら
玄関内に
ポロっと落ちてた
大型犬だから
やっぱ でっかい
速攻で病院へGO💨
爪が途中で折れてるより
根もとから抜けてた方が
治療しやすいとか
ただ
新しい爪が生えてくるまで
結構かかるらしい
それまで
散歩は控えめだな
爪切り
そこそこ切っていたつもりが
足らなかったか…
バタバタと
病院から無事帰宅
今はストーブ前で安静中
あ~やれやれ
それにしても
指先って痛いだろうな
金太郎の散歩
ほぼ毎日
同じ時間 同じコース
(夏と冬は別メニュー)
今の時期
よくすれ違うバスがある
特別支援学校のスクールバス
朝
通学途中のようで
後方から
私と金太郎を追い越して行き
夕方
帰路なのだろう
反対側車線を
前方から走り去って行く
毎回
瞬時にすれ違うだけ
大型のスクールバスは
いつもガランとしてて
赤っぽいエプロンをした女の人が
ポツンと立っているのが印象的
先生なのかな
さて
昨日の朝のこと
いつものように
金太郎を連れ
交差点で信号待ちしてた
そこへ
例のスクールバスが
私と金太郎の目の前に
ちょうど赤信号で止まった
何気にバスを見上げたら
最前列の窓の向こう側から
こっちに向かって
小さな可愛い手のひらが
木の葉が舞うように
ゆっくり ひらひらと
あっ、金太郎に手を振ってるのかな
思わず
オスワリしてる金太郎の
片方の前足を持ち上げ
バスに向かってバイバイする
よく見ると
可愛い手のひらの主の傍らに
そっと寄り添いながら
赤っぽいエプロンの女の人も
一緒に手を振っている
バスの中のことは
こっちからはわからないけど
可愛い手のひらの主は
状況からして
あまり体を動かせないのかな
ほどなく信号が青になり
可愛い手のひらの主が
金太郎に向かって
ニコッと笑顔を残し
スクールバスは発車
残念ながら
春を過ぎれば
金太郎の散歩タイムも変わり
スクールバスとの遭遇は
多分半年後になるだろう
偶然にも共有した
朝のほんのひととき
走り去るバスを見送りながら
オバサンの朝は
とってもハッピーだったよ
ウチは夫婦と犬一頭
大量の食材はいらない
けど…
大容量が売りの
コストコによく行く
ある種の
テーマパーク気分か
コストコ通い始めて6年
買うための必須な基準
我家にとっての
1…安全な消費可能量
または
2…長期保存可能
目新しいモン買う時は
結構ギャンブルだっ
買って失敗…なんてことも
まっ それも楽しみの一つ
そんななかで
行ったら絶対買うもの
バナナ
コストコのバナナは
太くて長め
一番のお気に入りかも~
なぜなら…
毎日一本
夫婦と金太郎で分ける
小さいサイズじゃ物足らない
ウチのニーズにピッタシ
一日たった一本
ケチくさいと笑ってくだせー
最近
”大限界”なる書物が話題らしい
”オタク”の方々の
情熱とユーモアあふれる
オタク用語の解説書ってヤツ
本来の日本語とは
ちょっと違う使われ方で
それが
若者会話ではごく普通なんだとか
テレビでいくつか解説してて
なるほど~と
感心したり
笑ったり
そういう使用方法あり
こりゃあ参った…
ここまでくると
昭和生まれのアタシなんぞ
新たな外国語
日本語で会話してるのに
意思が通じてないみたいな
ついていけね~
若者がいる家庭だったら
多少耳慣れることもあろうが
ウチは
還暦過ぎた夫婦と犬だけ
目新しい言語なんか
全く縁が無いし
日本語は難しい
文字もいろいろ
ひらがな、カタカナ、漢字
使い方も
尊敬語、謙譲語、丁寧語
様々だ
この歳になっても
本来の日本語さえ
まだ使いこなせてないもんな
それに加えて
”大限界”を習得するには
残念ながら
脳ミソの方が…”限界”…
せっかく日本人に生まれたことだし
せめて
本来の日本語くらいちゃんと話せるよう
まだまだ修行だー
知ってますか part2
”ガングリオン”
手足の関節周辺に出来るゼリー状の腫瘤
良性
ほぼ 無痛
大きさ いろいろ
米粒大からピンポン玉くらい
放置しても心配ないが
大きくなったり痛みがあれば
内容物を吸引したり
手術で摘出するらしい
初お目見えは2年半前
左手首の甲
フタコブラクダみたい
なんか キモッ
いつのまにか出現
無痛だったもんで
まっ、いいかとほったらかし
いつのまにか消えていた
そんなんで
すっかり忘れてたら
また現れた
ぷにょぷにょ気持ち悪~
またか~
しゃーないなと
整形外科を受診
CTだのMRIだの検査結果
”ガングリオン” ってことで
変な名前
アニメのキャラクターかよっ
発症すると
出来たり消えたり繰り返すんだとさ
アタシの場合
治療は必要なく
このまま様子をみて~とのこと
今はほぼ消滅中
人騒がせなヤツだっ
ガングリオン
歳とってくると
いろいろあるさ~なっ