今日のフランスパリ郊外も猛暑日和。

どさっと雨でも降ればスッキリするのにと思いつつ、朝暑くなり始めてから窓とカーテンを閉め切って扇風機を回す。
 
ところでパリ市も外でも人が混雑する場所でのマスクを義務付けた。
というのも感染者数が増えているからであろう。
先日の24時間以内の感染者は2288人だった。
 
Facebookとかでもよく見かける「マスクは不要」を訴える人達。
マスクではコロナを予防できない。
ちゃんちゃらおかしいという内容。
 
確かに外でのマスクは熱中症にもなりやすくこの時期は危険でもある。
しかし、私の意見は室内の人混みなどではマスクは着用した方がいいと思ってる。
恐らくマスクがどういう役目をするかの認識の違いもあるけれど、そもそもなぜマスクを着用するかというと、もし、自分がウイルスを保有していた場合の周囲への飛沫を防ぐ為。
 
新型コロナはかかったら必ずしも症状が出るウイルスではない。
もしかすると自分も保有しているかもしれない。
自分は症状が無くてもそれを持病を持っている人や高齢者に移してしまうとその人は重症化しやすい。だから、他人にうつさない為に私はマスクをする。
 
実際に、マスクをし、普段から衛生管理をきちんとする癖のついている人の多い日本では感染者も少なく、死者も少なかった。
しかし、フランスではあんなに不要普及の外出をするなとマクロンが言っていたにも関わらず、アホみたいに日向ぼっこやら外出しまくって(ノーマスクで)政府はキレて外出禁止令をだした。
その後、その時に感染した奴らが発症したりして感染が広がり、一日に3、4桁の感染者と死者がどんどん増えていった。
因みに、当初政府はWHOと共にマスクは不要と言っていた。
医療関係者へのマスクが不足していたので、それも「不要」という原因の一つだったかもしれない。
 
外出者を取り締まる警官もマスクしておらず「せめて国の安全を守るお仕事している人達にはマスク配布してよ〜!」と私は思っていた。
外出禁止令にも関わらず、人と接しなければいけない仕事に就いている人々(スーパーや食料品店、郵便局など)もマスクは着用していなかった。
そういうところで感染した人も沢山いたと思う。
 
しかし、経済が滞っていよいよ外出禁止を解除していくとなった時に手のひらを返したようにマスクは必要を強く訴え始めた。
そして今では外でもマスクを義務付けている。
 
マスクにしろ、新型コロナにしろ様々な情報が飛び交い陰謀論も出回っているが、客観的に物事を見て冷静に判断することが必要だと思う。
その上で少なくとも周りに迷惑をかけないように予防していく事は大事なことだと私は思う。