深い悲しみと、強い憤りを感じています。
もしこぷちゃんが…と思うと、考えたくないですが、おぷにに置き換えても…。
普通の親は、障害のあるなし関係なく、子を殺されたら正気でいられないと思います。
犯人の言うように、確かに障害者にはたくさんの税金が使われていて、我が家も補助をいただいています。
私は仕事が定期的じゃない事と、家族の協力があり、仕事が出来ていますが、
多くの母親は仕事をやめたり、休んだりします。
そして、母子通園やリハビリ、通院や入院も多い。
装具を作るときは補助があるとはいえ、負担もある。
正直、補助がないとやっていけない家庭が多いと思います。
そして今回、私が一番言いたいのは、
誰にでも障害者になったり、障害児を持つ可能性があるという事です。
うちは、親が原因遺伝子を持つ、珍しいパターンですが、
たまたまおぷには発症せず、こぷちゃんは発症しました。
もしかしたら、2人とも障害児だったかもしれないし、障害児じゃなかったかもしれないです。
でも、私の知ってるほとんどの障害のある友達は、
突発性の遺伝子や染色体の異常、
早産で未熟児で生まれたために障害が残る…という子です。
これって、誰にでも起こりえます。
そして、交通事故や災害などによって、それまで健常だった人も障害者になりえます。
さらに、若年性アルツハイマー、若年性白内障など。
私の弟は若年性白内障で、失明寸前まで進行していました。
そして、歳をとれば、本当に誰しもが誰かの手を借りないと、生活できませんよね?
実は私も、こぷちゃんが発症して、療育園に通うようになるまで、こんな可能性なんて考えた事なかったです。
あとは生活保護だって税金ですし、
犯人だって、これから刑務所に税金で入るわけです。
どうか、犯人みたいな考えをお持ちの方には、いつか自分が税金や他の人のお世話になるかもしれないと考えていただけるといいな…と思います。