今日はゲームのダウンロードの話。



現在のゲーム機は基本的にネットにつなげることができる。その萌芽はnintendo64やPS2に求めることができるが、モデムを初めて標準搭載したのは、湯川専務のCMで有名なセガのDreamcastである(ちなみに湯川元専務は現在QUOカードの会社の会長 なぜかうちには名刺があるw)。



そして時は流れ、据え置き機のWii、PS3、Xbox360は勿論、携帯機のDS、PSPにまでネットワーク接続が可能になっている。ネットにつながる意味は大きく2つ。1つは、離れた人と一緒にゲームができること。今やオンラインでは世界中の人とゲームを楽しむことも可能である。Call of Duty4という大人気のシューティングゲームが発売されたとき、ネットにつないだら一体何人の人が世界中でプレイしていたと思います?



18万人ですよ!



世界中で18万もの人が、この非生産的な作業をしているかと思うと笑ってしまった。



で、もう1つが様々なコンテンツをダウンロードできること。ゲームの追加アイテム・マップ・エピソードを買ったりもできるし、そもそも買う前のお試しとして体験版をDLすることも可能。今までは、やってみなければわからないところがゲームにはあったので、購入前にプレイできるのは無条件にありがたい。但し、最近のゲームは結構容量があるので、ブロードバンド(できれば光)必須であるが。



一番の可能性としては、追加のデータの配布である。シューティングなどでは追加マップを。アドベンチャー系では追加のシナリオが配信できる。最近やった中ではHeavy Rainという作品の4人の主人公の一人についてのサイドストーリーが500円で配信され、なかなか面白かった。







また、アラン・ウェイクという作品では、ゲームでも一応ストーリーが完結するのだが、その続きの2つのエピソードが配信された。これはサイコホラーものなので、本編でちょっと消化不良気味だったのが補填され、なかなかいいエピソードだったと思う。





このようにストーリーがマルチに分岐していくものと、ダウンロードコンテンツの相性はいいようだ。これからももっと面白い展開を期待したい。



デメリットとしては、あとからパッチという形で修正可能なので、ソフトハウス側が不完全な状態でゲームを市販してしまう可能性がある。実際、発売されてから不具合が見つかりパッチの配布なんて、日常茶飯事になってきた。ここは猛省を促したい。