エルサレムストーンは、どういう効果があるの?


っと、


お友達に聞かれました。


ジュエリーの説明は頑張って、書いたけど


そういえば、肝心なエルサレムストーンの説明はなかったわね~~~~。


この石を語るには、


まずは聖地エルサレムのお話しから始めなくてはいけませんね。


また、なが~いお話しになりそう・・・・


エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地です。


世界最高のスーパーパワースポットという人もいるくらいです。


私も個人的にエルサレムは大好き。




聖書にエルサレムが出てくるのは、


聖典の民の始祖、アブラハム。旧約聖書の創世記に出てきます。

アブラハムが、歳をいってから出来た息子イサクを神への

生贄にささげようとしたところです。


モリヤ山という場所です。

   話しは、大分それますが、

   長野県の諏訪湖の畔にある、諏訪大社のご神体は

   後ろにある山で、さらに名前は守屋山。

   春には、アブラハムとイサクのストーリーにそっくりな、御頭祭が行われます。


話しを聖書に戻します。


アブラハムから数えて、4代目のヨセフの時代には、

この地域に飢饉が起こり、エジプトに移住したので、ユダヤの民はエルサレムを離れます。


出エジプト記にあるように、モーゼが民をエジプトから救い上げ、


その後40年の間、砂漠をさまよった後に、この地に戻って来ます。


その後、ユダヤの二代目の王。ダビデ王がここに街を築きます。

イールダビド・ダビデの街。


その息子、ソロモン王が第一神殿を建てて

モーゼが神から授かった十戒の入った契約の箱をその中に収めます。


このダビデ王と、ソロモン王の時代が古代のユダヤの最盛期ですね。

偉大な王が死んだあとは、必ず国は乱れて分裂します。


ユダヤの国も、例外ではなく、


ソロモン王が死んだあとは、

国(12部族)が分裂して、南北に分かれました。


ここで、また余談。


   ユダ族とベンジャミン族の2部族が南王朝のユダ王国に、

   その他の10部族は北王朝のイスラエル王国です。

   北のイスラエル王国は、アッシリアに滅ぼされて、

   10部族の行方もわからなくなってしまいました。


   これが、有名な失われた10部族です。

   この10部族は日本に来ているという人もいますね、

   それが本当なら、とてつもない歴史のロマンですよね~~~


はい、話はまたエルサレムの歴史に戻ります。

南北に分かれたユダヤの民ですが、

エルサレムは、南の、ユダ王国の都になります。


しかし、南ユダ王国も


紀元前587年、バビロニアによって、第一神殿は壊されてしまいます。

ユダヤの民も、バビロニアに連れていかれました。


ので、

この時も、またエルサレムを去ることになります。


これが、有名なバビロンの捕囚のお話しですね。


この時代に沢山の預言者が出てきます。

エレミヤ、エゼキエル、ダニエルなどなど。


バビロニアがペルシャに滅ぼされると、

ユダヤの民はエルサレムに帰ることを許されます。



そして、第二の神殿を建設します。


第二神殿も西暦70年にローマによって滅ぼされます。


ここから、ユダヤの離散が始まりました。


現在、嘆きの壁と言われている所は、

この時の第二神殿の城壁の跡、と言われています。


エルサレムを離れたユダヤの民は、

2千年の間エルサレムを見ることを夢見てきました。



イスラム教にとっては、モハンマッドが昇天した場所と言われています。


コーランは、メディナに居住していた時代のムハンマドが、

神の意志により「聖なるモスク」すなわちメッカのカアバ神殿から

一夜のうちに「遠隔の礼拝堂」すなわちエルサレム神殿までの旅をしたと語っている(17章1節)。

伝承によると、

このときムハンマドはエルサレムの神殿上の岩から天馬に乗って昇天し、神の御前に至ったのだという。




今は、ユダヤ教、イスラム教は敵対してますが、


もともと異母兄弟です~~


最初のアブラハムのお話を、思い出してください。

アブラハムと、妻のサラは年をとっても子供に恵まれませんでした。

サラは、エジプト人の女奴隷のハガイをかわりにアブラハムに差し出します。

このハガイから産まれた子供がイシュマエルと言います。


イシュマエルが生まれた後に、サラは妊娠してイツハクを産みます。


女奴隷の産んだ、年上のイシュマエルがイツハクを軽んじているのを見たサラは

アブラハムにお願いして、ハガルとイシュマエルを

部族から追放するように懇願します。


そして、ハガルとイシュマエルは、砂漠の中に追われてしまいます。

興味のある方は、

旧約聖書の創世記の21章を読んでみてください。


このイシュマエルが、アラブ・イスラム教の先祖です。


この二つの民族の憎しみは、この時から始まっているのですね。根が深いです。


イスラム教の方では、アブラハムにモリヤ山に連れて行かれた息子は

イシュマエルだった、ということになっています。



次にキリスト教です


イエス・キリスト(ヘブライ語ではヨシュアと言います)はエルサレムの第二神殿で

教えを述べ、そして処刑され、埋葬され、復活したとされる場所です。

処刑される前に、十字架を背負って通ったビアドロローサも、

この旧市街の中にあります。


当時、キリスト教という体系はありませんでした。

キリストはユダヤ人として生まれましたが、

この頃のユダヤ教徒の心は、神との約束(十戒)から遠く離れていました。


その後も、聖地エルサレムを守るために何度か十字軍が遠征されました。


歴史を語るには、エルサレムなしには何も語れません。


それほど、重要な聖地なのです。



ユダヤ人のエルサレムの離散のあとも、

エルサレムにの起こったユダヤ人も少なからずいました。


多くのユダヤ人は、

近隣諸国や、スペインなどに流れていきました。

この間は、アラブ人もユダヤ人も比較的穏やかに過ごしていたと言われています。

小さな、小競り合いはあったと思うけど。


今のように、憎しみが大きくなったのは、

イスラエル建国から、といっても良いかもしれません。


当時の英国が、両サイドに良い顔をしてしまった曖昧な外交にも原因があります。


とはいえ、


時間は過ぎて歴史になってしまったし、憎しみも大きく育ってしまいました。



そんな複雑な歴史を抱えながらも、聖地エルサレムは

今も、世界中の人々を迎えながら存在しています。


エネルギーはプラスだけでは、存在しないので

ふり幅が大きいほど、ネガティブなエネルギーへのふり幅も大きくなるのでは、

ないかと考えられます。


そして、街全体がこのエルサレムストーンで出来ているので

遠くから街を眺めると、

ピンクかかった白い、何とも言えない存在感のある街です。



世界中の聖地は、古代からエネルギーの湧き出るスポットとして存在していて

そのスポットに、教会やら神社やらを作ったと言われます。


レイラインという、地球の経絡のようなエネルギーラインの事は

聞いたことがあるかもしれません。


エルサレムから、イギリスのグラストンベリーに向けて線を引くと

線上には、奇跡が起こると言われる場所や、

大天使ミカエルにまつわる聖地や教会の上を通ります。


これは、偶然でしょうか???


実際にエルサレムに立つと、

何か違う雰囲気に気づくはずです。


エルサレムが、スーパーパワースポットって言われるのも

わかる気がします。


石は、コンピューターの巨大メモリのように

色んなことを記憶しているといわれます。

古代の預言者や聖人のスピリットにコネクトするかもしれませんね。


鉱物的には石灰石です。


ちょ~長くなりましたが、

エルサレムストーンで作ったジュエリーは、この世界の大聖地の

ひとかけらで、出来ています。


ぜひ、聖地のパワーに触れてください。


読んでくれてありがとう!!!